屋根修理をカバー工法で行うメリット・デメリット|【色彩デザインは東松山市の屋根塗装専門家】
飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!
外壁塗装・屋根リフォーム専門店
株式会社色彩デザインです!
代表取締役の小久保です!
東松山市で屋根修理を検討中の皆様。修理方法についてどうするべきか悩んでいませんか?
「カバー工法なら葺き替えより安いと聞いたが、デメリットはないのか」
「塗装で済む場合と、カバー工法や葺き替えが必要な場合の違いがわからない」
今回のお役立ちコラムでは、屋根材を交換する上でコストパフォーマンスが良いカバー工法について詳しく説明するとともに、他の屋根修理方法との違いなどについてもくわしくお話ししていきたいと思います。
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カバー工法とは?葺き替えとの違い
まずはカバー工法と葺き替えの違いについて説明しますので、どちらを選ぶべきか悩んでいる方は参考にしてみてください!
カバー工法とは、既存の屋根の上に防水シートを貼り、新しい屋根をかぶせる工法のことです。既存の屋根を撤去する手間がなく、廃材があまりでません。一方で葺き替えの場合は、既存の屋根をすべて撤去し、防水シートや野地板などを補修した上で、新しい屋根材に交換する方法です。
屋根材が著しく損傷している場合や特殊な屋根材を使用している場合は、カバー工法が選べず、葺き替え1択になることもあるでしょう。
屋根塗装だけで済む屋根修理とは
屋根塗装の場合、基本的には補修と塗装だけを行います。屋根材の防水機能は失われているが補修すればまだ使える場合や、現在屋根塗装を施しているが、塗料の機能が失われた場合は屋根塗装で十分でしょう。
屋根塗装は屋根材の防水性を復活させたり、防汚・防カビ・防サビなどの効果を付加したりするために行われる工事ですが、屋根塗装前にある程度の修理も行うため、屋根における代表的なメンテナンス方法の1つです。
コストパフォーマンス重視で考えた場合、屋根材が経年劣化により交換が必要になるまでは、だいたい10年おきに屋根塗装&メンテナンスを行うのが理想的と言えるでしょう。
屋根修理をカバー工法で行うメリット
屋根修理をカバー工法で行うメリットについて詳しく説明します。
葺き替えより工事期間が短い
カバー工法には既存の屋根を撤去する工程が省かれるため、その分工事期間が短くなります。
カバー工法の主な工程
主な工程 |
日数 |
①足場の設置 |
1日 |
②防水シート設置 |
1日 |
③板金役物(’屋根似必要な細かな部材)の取り付け |
2日~ |
④屋根板を設置 |
3日~ |
⑤棟板金(屋根の最も高い部分に取り付ける部材)の取り付け |
1日 |
⑥足場解体 |
1日 |
その他補修が必要な場合 |
1日~ |
葺き替えの主な工程
主な工程 |
日数 |
①足場の設置 |
1日 |
②既存の屋根を撤去 |
1日~ |
③下地調整(修理など) |
1日~ |
④野地板の交換・修理・増し張り |
1日 |
⑤防水シート設置 |
1日 |
⑥板金役物(’屋根似必要な細かな部材)の取り付け |
2日~ |
⑦屋根板を設置 |
3日~ |
⑧棟板金(屋根の最も高い部分に取り付ける部材)の取り付け |
1日 |
⑨足場解体 |
1日 |
その他補修が必要な場合 |
1日~ |
カバー工法はだいたい10日から14日ほど、葺き替えの場合は14日から21日ほどかかると言われています。工程で比べた場合、葺き替えの②~④は、カバー工法では必要ありません。
葺き替えに比べて工事費用が安い
前述した通り、カバー工法の場合は既存の屋根材を撤去する必要がなく、廃材もでません。意外と費用がかかるのは廃材の処理費で、廃材にアスベストが含まれていた場合は特に高額になりがちです。
アスベストが含まれているかどうかは、使われている建材がわかっていれば一目瞭然ですが、そうでなくても工事前には必ず業者が確認します。
アスベストが含まれた屋根って何?撤去と処分に必要な費用は?
アスベストとは天然の鉱物繊維で、石綿(せきめん・いしわた)とも呼ばれています。軽くて安く、耐熱性・耐火性・防音性に優れているため昔は様々な建材で使われいましたが、アスベストが飛散して人間が吸い込んでしまうと健康被害が発生するため、現在では使われていません。
撤去と処分にどれくらい費用がかかるかは、アスベストが含まれた屋根材の量にもよりますが、大まかな費用は以下の通りです。
坪数 |
撤去と処分に必要な費用 |
20坪 |
約20万円から30万円 |
30坪 |
約30万円から50万円 |
40坪 |
約40万円から65万円 |
50坪 |
約50万円から80万円 |
上記は処分と撤去に必要な費用のみなので、「処分にこんなにお金がかかるの?」と驚く方もすくなくないでしょう。屋根材にアスベストが含まれていたとしてもカバー工法で屋根修理を行うことは可能なので、上記の費用が必要なくなると考えると、カバー工法はコストパフォーマンス面で優れていることがわかると思います。
断熱性・防音性がアップする
カバー工法の場合、屋根が2枚重ねになるため、断熱性・防音性がかなり向上します。断熱性がアップすれば、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるためエアコン代の節約にもつながるでしょう。
屋根修理をカバー工法で行うデメリット
屋根修理をカバー工法で行うデメリットについても解説します。こちらも覚えておきましょう。
屋根が重くなる
屋根が2枚重ねになれば、それだけ重くなります。屋根が重くなればなるほど、住まいに負荷がかかり、耐震性が低下する恐れもあるため、屋根カバーで用いられる新しい屋根材は軽い金属板が主流です。
屋根材の劣化が著しい場合は推奨されない
屋根の上に更に屋根をのせるので、元の屋根にもある程度の耐久性が求められます。そのため屋根材の劣化が著しい場合は、カバー工法に適していません。
東松山市の業者に「どうしてもカバー工法で屋根修理してほしい」と依頼すれば、承諾してくれる場合もあるでしょうが、耐久性の面で難があるため、想定しているより早く屋根の機能が失われる危険性があります。
カバー工法は1度だけ
カバー工法で屋根修理を行った場合、次回さらにカバー工法で屋根を重ねることはできません。3枚重ねになると耐久性と重量に問題がでるからです。1度カバー工法で修理したならば、次回は葺き替えで修理する必要があります。
カバー工法に適した金属製の屋根材とは
カバー工法で推奨されるのは軽くて丈夫な金属製の板です。代表的な屋根材を3つ紹介しますので、気になる方は覚えておきましょう。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、金属鋼板にアルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキ加工したものです。軽くて丈夫でサビにくく、耐震性も高い屋根材なのでとても人気があります。耐用年数は30年前後と言われており、10年~15年おき程度に塗装メンテナンスを行えば防水性を保てるでしょう。
ガルバリウム鋼板は、カバー工法専用の建材ではなく、様々な住まいの屋根材や外壁材として使われています。同じガルバリウム鋼板でも薄いものあれば厚いものもあり、厚いほど丈夫で凹みにくいですが高価になりがちです。どのようなガルバリウム鋼板を選ぶべきかは、業者に相談しましょう。
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ジンカリウム鋼板
ジンカリウム鋼板は、材質的にはガルバリウム鋼板とほぼ同じで、商標登録している会社が異なるだけです。ただし日本で流通しているジンカリウム鋼板の多くは石粒付きなので「石粒付き=ジンカリウム鋼板」「石粒なし=ガルバリウム鋼板」と認知されています。耐用年数はガルバリウム鋼板と同じでだいたい30年前後です。
石粒が付いていた方が頑丈であると言われていますが、やはり製品によって強度が異なるため、業者に相談して決めた方が良いでしょう。
ステンレス
ステンレス製の屋根材は、ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板と比べても耐久性・耐食性(サビにくさ)の面で優れており、耐用年数も50年ほどあります。メンテナンスがあまり必要ない優秀な屋根材ですが、ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板も高価です。
10年~15年おきにメンテナンスをするのが面倒な方は、ステンレス製の屋根材も候補に入れて見積りを行うと良いでしょう。
屋根修理のご相談は色彩デザインまで
屋根修理におけるカバー工法の詳細と、他の修理方法との違いについてお話ししてきました。カバー工法は工事期間が短く、費用も抑えられる一方で、屋根の状態や耐久性を考慮する必要があります。
また、断熱性や防音性の向上など、多くのメリットがありますが、重量が増加するデメリットもあります。適切な屋根材の選定が重要であり、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、ステンレス製屋根材など、さまざまな選択肢があります。
屋根修理に関する詳細な情報や具体的なご相談は、ぜひ株式会社色彩デザインまでお問い合わせください。当社の専門スタッフが親身に対応いたします。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、またはショールームへのご来店をお待ちしております。皆様のご要望にお応えし、最適な屋根修理方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。
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