線状降水帯で雨漏りになる可能性は?安全な対処方法と対策ポイントを解説!
飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!
外壁塗装・屋根リフォーム専門店
株式会社色彩デザインです!
代表取締役の小久保です!
💬「線状降水帯の発生で被害をうけている住宅を見ると、心配になってくる」
💬「うちの屋根、線状降水帯の豪雨に耐えられるかな?」
大型台風の接近で強風と豪雨に見舞われることも恐怖ですが、線状降水帯の発生による突発的な豪雨にも警戒が必要な時代です。つい先日、ニュースでもちきりだった台風10号ですが、それと同時に関東周辺エリアでは線状降水帯が多発していました。
埼玉県でも線状降水帯の発生で熊谷気象台から厳重警戒が呼びかけられていました。突発的に発生し、短期間で大量の雨が降り注ぐというのが線状降水帯の怖いところです。もし、老朽化やメンテナンスを怠っている屋根に大量の雨が叩きつけたら…。
雨漏りになっても不思議ではないですよね。場合によっては、定期的なメンテナンスをおこなっている状態の良い屋根でも、豪雨の威力に負けてしまうこともあるかもしれません。線状降水帯の豪雨は短時間で大量の雨が降るため、雨の排水が間に合わずに排水力をこえることもあるのです。日本全国、どんな住宅でも油断は禁物ですよ。
今回のお役立ちコラムでは、線状降水帯の発生で雨漏りをしたときの対処方法と対策ポイントについてお話していきます!
▼合わせて読みたい▼
梅雨や台風前に屋根の劣化状況を調べよう|【色彩デザインは飯能市の屋根塗装専門家】
線状降水帯による豪雨で雨漏りが発生したら安全第一!
線状降水帯による豪雨で雨漏りがおきた場合には、まず第一に安全確保をしてください。雨漏り箇所の特定や原因追及は、雨が止まなければ難しいうえにキケンです。雨漏りして水滴が落ちてきているならば、その場から離れてください。
とくに、コンセント付近で雨漏りした場合は感電や漏電のキケンがあります。まずは電気系統付近が濡れていないか確認しましょう。問題がないようであれば、雨漏り箇所付近の電気を遮断します。電源スイッチをオフにしたり、関連する電源からブレーカーを落としたりして二次被害を防止しましょう。
線状降水帯で雨漏り症状がでる可能性のある室内箇所
屋根やベランダといった上部に位置しており、常に外部からの影響をうけている部分は、当然のことながら雨漏りがおこりやすいです。それを踏まえたうえで、雨漏り症状がでる可能性がある室内箇所もチェックしておきましょう。
- 窓や付近の壁
- 天井付近のコンセント
- 天井のクロス
窓や付近の壁
雨漏りは、おもに屋根からおこるものだと思っているかもしれません。ですが、線状降水帯のような豪雨の場合、台風のような横殴りの雨になる可能性もあります。その場合は外壁付近から雨漏りすることもあり得るのです。
窓枠の外壁とのつなぎ目部分には防水のためにシーリングがほどこされています。ですが、メンテナンス不足や劣化の見落としなどで、シーリングから雨漏りが発生することもあるのです。窓付近で雨漏りが発生すると、内部をつたって壁紙のシミや湿気などの症状がでてきます。窓や付近の壁にシミや湿気を感じたら、雨漏りを疑ってみましょう。
天井付近のコンセント
実は、コンセントから雨漏りが発生するケースもあります。屋根で雨漏りした場合、雨水が天井や柱をつたって降りてきます。そうすると、エアコンなどで使用している天井付近のコンセント穴から、雨水が溢れだしてくることがあるのです。
こういったケースは、雨漏り修理業者を呼ぶのはもちろんのこと、電力会社に連絡をして復旧作業をしてもらいましょう。
天井のクロス
屋根から雨漏りした場合、天井のクロスにシミや湿気が感じられることがあります。もし、天井からポツポツと雨の音がし始めたら、雨漏りが始まった初期段階と思ってください。ベランダの下に面している部屋であれば、ベランダからの雨漏りで天井に異変がおきている可能性もあります。
▼合わせて読みたい▼
雨漏りは壁紙補修が必要になる|【色彩デザインは飯能市の外壁塗装専門家】
今日からできる!線状降水帯に備える雨漏り対策方法
線状降水帯の発生は突然です。「来月でいいや」と思っていたら、3日後に線状降水帯が発生するかもしれません。
- 雨樋の掃除
- ベランダの排水溝の掃除
- 雨漏り診断をうける
- 火災保険の内容を確認しておく
- 定期的なメンテナンスをおこなう
5つの方法のうち、1つでも構いません。今からできるものからとりかかっていきましょう!
雨樋の掃除
💬「雨樋ってそんなに大事なの?」
雨樋は、普段意識することがない部分かもしれませんね。ですが、雨樋には日々さまざまなものが飛来してきています。屋根の近くの高い位置にあるため、日常的に状態がチェックできないからこそ、定期的な掃除が必要なのです。
雨樋は、屋根に降り注いだ雨水を適切なルートで地上に流すという役割があります。雨樋がないと四方八方に雨が流れ、外壁が濡れてしまい、屋根の下に水たまりができてしまうのです。
もし、雨漏りが落ち葉などの飛来物で詰まってしまうと雨水が溢れてしまい、大きな水たまりができるどころか、雨漏りも引きおこしてしまうのです。線状降水帯のような短期間で豪雨が降り注ぐ場合は、ものの数分で敷地内がプールのようになることもあり得ます。
ひどい状態では、室外機や給湯器の配管から内部に浸水して、住宅の基礎部分まで雨漏りしてしまうこともあるのです。定期的に雨樋を掃除することで、排水システムのキャパオーバーを回避できます。掃除をするときには、雨樋にひび割れや不具合がないかチェックしてみましょう。
▼合わせて読みたい▼
ベランダの排水溝の掃除
ベランダで雨漏りが発生する場合、床の防水層が劣化している可能性と排水溝の詰まりが考えられます。排水溝の詰まりは、日頃から掃除をしていれば回避できる原因ですよね。ベランダは、雨樋と同様に飛来物が溜まりやすいエリアです。
通常ならば、ベランダに降り注いだ雨水は排水溝に流れこみ、排水管から外に流れていきます。ですが、ゴミなどの飛来物が蓄積していると排水が正しくおこなわれず、雨水が溜まってしまうのです。
少量の雨であれば、時間をかけて少しずつ流れていく可能性もありますが、線状降水帯のような豪雨であれば例外です。豪雨になると、水圧で排水管の接合部などから水が染みだして室内に雨漏りすることがあります。ベランダの排水溝の点検などをおこなっていない場合は、劣化によって防水層が機能していない可能性もあるのです。
排水溝が詰まっているうえに、防水層が劣化した状態であれば、室内への浸水は時間の問題です。排水溝の掃除をするときには、飛来物を取り除くだけでなく、汚れも落としてあげましょう。
雨漏り診断をうける
線状降水帯の豪雨に備えて、現時点で雨漏りがしていないかチェックするのも方法の1つです。業者によっては、雨漏り診断を無料でおこなっているところもあります。雨漏りを的確に診断する「雨漏り診断士」や「雨漏り鑑定士」の資格をもっているかもチェックです。
雨漏り診断をうけることで、雨漏り原因の特定だけでなく、将来の問題を防ぐための予防策を提案してもらうことも可能です。雨漏り原因になり得る屋根材の交換や、防水層の強化、排水システムの改善などが必要であれば、雨漏りする前に改善ができます。
株式会社色彩デザインには、認定をうけた「雨漏り鑑定士」が診断をおこないます。また、弊社には「外装劣化診断士」の資格をもったスタッフもいるため、より詳細な診断が可能です。診断結果は、具体的でわかりやすい診断書にまとめて、丁寧にご説明しております。無料で診断をおこなっておりますので、お気軽にお声がけください。
▼合わせてチェック▼
火災保険の内容を確認しておく
線状降水帯による雨で雨漏りが発生した場合、火災保険が適用になる可能性があります。線状降水帯のような「自然災害」によるものが原因であれば、補償対象となるのです。今の時点で、加入している火災保険のプランを確認しておきましょう。
保険内容によっては、補償金額やプランが異なる場合がります。いざというときにすぐ活用できるように、今のうちから備えておくと安心です。ただし、火災保険は経年劣化やメンテナンス不足が原因である場合は適用されません。メンテナンスを怠っているのに、自然災害が原因だと証明するのは難しいでしょう。
▼合わせて読みたい▼
梅雨や台風前に屋根の劣化状況を調べよう|【色彩デザインは飯能市の屋根塗装専門家】
定期的なメンテナンスをおこなう
火災保険の適用にも関係してくるのがメンテナンスです。メンテナンスと聞くと、塗装や張り替えといった大がかりなものが浮かぶかもしれません。ですが、点検や診断をうけることも立派なメンテナンスの1つです。
もちろん、自分で雨樋や排水溝を掃除するのもメンテナンスといえます。このように、住宅についてちゃんと手をかけてあげているかが重要なのです。メンテナンスを定期的におこなっていると、小さな異変や劣化にもすぐに気づくことができます。「おかしいな?」という違和感に敏感になれるのです。
定期的なメンテナンスは当たり前の話に思えますが、ついつい優先順位が低くなってしまい、気づいたら数年たっていたということもあり得ます。業者を呼ぶといったメンテナンスを頻繁におこなわなくても、掃除や様子を見るといったメンテナンスは日頃からできます。それに加えて、プロの診断や点検を定期的にうけることで、より安心して日々を過ごすことができるのです。
雨漏りへの備えをするなら株式会社色彩デザインの無料診断
いつ発生するかわからない線状降水帯に備えるために、できることから始めていきましょう。株式会社色彩デザインでは、雨漏り診断や劣化診断を無料でおこなっております。先日の線状降水帯の発生で肝を冷やしたという方は、ぜひ一度住宅の様子を把握しておきましょう。
雨漏りは水滴が落ちてきたり、クロスがはげてきたりと室内に症状がでてくるまでに時間がかかります。もしかしたら、今内部で雨漏りが進行しているかもしれません。一度発生すると自然には直らないため、早期発見が重要になります。少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
▼合わせて読みたい▼