屋根カバー工法には失敗もある?デメリットから見る後悔しないためのポイント
飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!
外壁塗装・屋根リフォーム専門店
株式会社色彩デザインです!
代表取締役の小久保です!
💬「屋根カバー工法って張り替え工事より安くできるって聞いたから気になってる!」
💬「屋根カバー工法をするのデメリットにはどんなものがあるの?」
💬「屋根を重ねると重くなると思うけど、耐震性は大丈夫?」
屋根のメンテナンスが塗装ではカバーしきれなくなってきているならば、カバー工法を検討してみましょう。新しい屋根材に張り替えるよりもコストをおさえられるメリットがあります。
それだけでなく、短い工期で施工ができ、アスベストを含む屋根材であっても対応可能です。アスベストを含む屋根は、張り替えで撤去したり廃棄したりする場合は神経をつかい、費用も増大してしまいます。その点、撤去ナシで新しい屋根材をかぶせるカバー工法なら安心ですよね。屋根材を重ねるので、断熱性や防水性の向上も期待できるのです。
このように、メリットの多い屋根カバー工法ですが、デメリットも存在します。プロに依頼していても、場合によっては失敗することもあるのです!「お金を払っているのに、失敗なんてありえない!」と思ったならば、最後まで読んで対策を練っておきましょう。
今回のお役立ちコラムでは、屋根カバー工法のデメリットから後悔しないためのポイントまでをくわしくお話していきます!
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失敗する?屋根カバー工法のデメリット
屋根カバー工法のデメリットは、おもに3つあります。
- カバー工法ができない場合がある
- 耐震性が低下する可能性がある
- はがれや雨漏りといった失敗がある
カバー工法は新しい屋根材を既存の上からかぶせるため、やはり重量が心配になりますよね。耐震性の面のデメリットまでしっかりと把握しておきましょう。
カバー工法ができない場合がある
屋根カバー工法は場合によってはできないことがあります。
- 瓦屋根
- 古いトタン屋根
- 下地が劣化している場合
- 築年数30年以上経過している場合
屋根カバー工法は、その名の通り上から新しい屋根材をかぶせるため、瓦屋根のような立体的な屋根材には対応できません。もしカバー工法をするとなると、瓦をすべて撤去してからの工事になります。
古いトタン屋根では、強度に問題がでてくるため施工そのものが難しくなります。また、それだけでなく、下地が劣化していると新しい屋根材の固定も十分にできません。
耐震性が低下する可能性がある
カバー工法をおこなうと、屋根自体の重量が増えるため、耐震性が低下する場合があります。スレート屋根のような薄くて軽い屋根よりも、瓦屋根の住宅の方が地震による倒壊リスクが高いのは屋根が重いからです。
屋根カバー工法は既存の屋根自体の強度が重要になります。施工をする前には、耐震構造に問題がないか事前調査が必要です。
はがれや雨漏りといった失敗がある
屋根カバー工法では、施工後に「失敗だったのか?」と思ってしまうようなトラブルもおきています。メリットが多い半面、施工後にトラブルがおこるという可能性もあるのです。屋根カバー工法の失敗例として多いのがはがれや雨漏りといったトラブルです。
住宅工事において、外壁よりも屋根に関する施工後トラブルや不具合が多いのが現状となっています。それほど、常に外部からの影響をうけている屋根の工事にはリスクがつきものといえるのです。もちろん、適切な業者選びができておらず、施工の不十分さが原因になることもあります。
屋根カバー工法をご検討いただける3つのケース
失敗を防ぐために、屋根カバー工法をご検討いただけるケースを把握しておきましょう。
- 下地材に問題がない
- アスベストを含む屋根材
- 屋根の釘が浮いている
おすすめなケースを知っておくと、費用が高額になる張り替えをゴリ押しする悪質業者を見抜くこともできます。
下地材に問題がない
💬「屋根材が破損しているみたいだけど、屋根カバー工法は大丈夫?」
屋根材が破損していても、下地材に問題がなければ屋根カバー工法はできます。表面の欠けや割れといった屋根材のみの破損であれば、カバー工法は可能なのです。悪質な業者であれば、屋根材が破損していることを理由に張り替えを提案するかもしれません。
怪しいと思ったときには、下地材に問題があるのかどうか、しっかりと説明を求めましょう。また、カビや苔が繁殖している状態であれば「品質的にも問題が生じているのでは?」と思うかもしれません。
ですが、カビや苔があっても下地に問題がなければ、きれいに取り除いてから新しい屋根材を設置します。下地材に問題がないと判断できれば、張り替えをせずとも屋根材を新しくすることはできるのです。
アスベストを含む屋根材
屋根カバー工法のメリットにも挙げた1つとして、アスベスト屋根にも対応できるのはポイントです。既存の屋根材にアスベストが含まれている場合は、粉じん飛散防止や除去といった特別な作業が必要になり費用が高額になります。カバー工法ならば、費用もおさえたいという場合にも有効です。
今すぐ撤去を考えていない場合は、屋根カバー工法で補修をするというのも方法の1つです。もちろん、下地が傷んでいる場合には既存の屋根の撤去が必要な張り替えになるため、
正しい劣化診断をうけて判断しましょう。
屋根の釘が浮いている
経年劣化によって屋根の棟板金の釘が浮いてくることがあります。棟板金は、屋根材同士が交わっている一番高い位置にあり、雨水の侵入を防ぐ役割をになっています。重要な部分だからこそ、放置せずに工事を検討しましょう。
そのままにしていると隙間から雨漏りする可能性があります。棟板金自体を交換して直すこともできますが、屋根材にも劣化が見られるといった場合は屋根カバー工法が最適です。
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屋根カバー工法で後悔したくない!失敗回避のポイント
屋根カバー工法で失敗を回避し、後悔しない工事にするためのポイントは5つあります。
- 見積り比較をして工事内容を確認する
- 自社施工をおこなっている業者を選ぶ
- 10年以上の創業歴と豊富な実績がある業者に依頼する
- 防水シートの品質は落とさない
- 正しい劣化診断ができる業者を選ぶ
見積り比較をして工事内容を確認する
屋根カバー工法に限らずですが、業者選びをするときには必ず見積り比較をしましょう。工事内容によっては、得意不得意があります。屋根カバー工法ができるのか正しい判断ができる業者なのか、カバー工法が適切にできる業者なのかは、見積書の内容からわかります。
工事の内容が順番に沿ってくわしく記載されているか、単価で金額表示がされているのかチェックしてみてください。カバー工法について不安な点があれば、遠慮なく質問してみましょう。そこで業者の対応力を確かめることもできます。
自社施工をおこなっている業者を選ぶ
自社で施工している業者を選ぶのも大切なポイントになります。屋根カバー工法は、おもに軽さのある金属屋根を取り扱うことが多いです。そのため、板金工事に強い地元業者や板金工事会社に直接依頼するのがベストです。
間違っても、大手だからといってブランドだけで選ばないようにしてくださいね。大手になるほど工事を下請けに外注しています。施工スタッフや職人のいる業者であれば、打ち合わせないようとのズレも発生しにくいです。緊急性の高い事態にもフットワーク軽く応じてくれるでしょう。
10年以上の創業歴と豊富な実績がある業者に依頼する
創業から10年以上経過しており、実績も豊富な業者を選びましょう。屋根カバー工法の実績がどれくらいあるのか確認してみてください。自社ホームページや、SNSなどに施工事例を掲載している業者もいます。
なぜ創業歴や実績が重要かというと、屋根カバー工法は知識と経験がものをいう工事だからです。低勾配屋根の場合、屋根カバー工法をおこなうと失敗します。こういったことも業界歴が長くないと知り得ないかもしれません。
こういった知識は経験から身についていくものです。いくら勉強をして頭ではわかっていても、実績がなければ頼りがいがないですよね。とくに、2.5寸勾配以下の屋根に横葺き金属屋根といった組み合わせは、雨漏りのリスクを高めてしまいます。
防水シートの品質は落とさない
💬「コストカットのために防水シートは低品質のものにしよう」
💬「防水シートってどれも同じじゃないの?安いものでも十分じゃない?」
屋根カバー工法では、下地にある防水シートの更新もおこないます。防水シートは、雨漏り防止のために重要な役割を果たします。中には60年という長いスパンで機能性を発揮するものもあるのです。さまざまな機能や特徴をもつものがあるからこそ、価格だけでなく品質を見て適切なものを選ぶことが重要になります。
低品質な防水シートを使用すると、10年程度で劣化が始まってしまうこともあるのです。耐久性が高く雨漏り保証のある防水シートは、長期的な雨漏り予防が期待できます。屋根カバー工法で防水シートを選ぶときには、改質アスファルトと呼ばれる品質以上のものを選びましょう。
正しい劣化診断ができる業者を選ぶ
屋根カバー工法は、既存の屋根材や下地の状態が良好かどうかを正しく判断しなければなりません。それができていないと、失敗する可能性もあるのです。劣化診断が正しくできる業者を選ぶことで、診断ミスだけでなく工事の失敗も回避できます。
「外装劣化診断士」の資格をもった業者ならば安心してまかせられます。耐震性についてもしっかりと調査して、説明してくれる業者を選んでくださいね。
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