チョーキング現象とは
2015.11.04 (Wed) 更新
壁を触ったときに白い粉がつく、このような経験があるという人は多いのではないでしょうか。
その意味を知らなければ、単純に汚れかと思ってしまうものですがこれはチョーキング現象と呼ばれるもので、塗装の劣化の症状のひとつとなっているので、外壁塗装の塗り替え時期のサインとなっているのです。
チョーキング現象が起きている状態を、放置しておけば壁にヒビヒビやカビが発生することになり更に状態は悪化していきます。
そうなると、外壁塗装が持つ外壁を保護する役割が失われていきますから、それまで外壁によって守られていた雨や風、紫外線などの様々な外部からの影響を建物自身が受けることになり、今度は建物自体が劣化を始めてしまうことになるのです。
建物が劣化してしまった場合の影響というのは、外壁塗装が劣化してしまった状態の何倍も悪い影響が強いものですから、定期的に壁を触って外壁塗装が劣化をしていないかよく確認しておくと、適切な塗り直しの時期をはかることができます。