シロアリ被害を見抜く方法
2015.10.27 (Tue) 更新
日本の住宅は、日本の高温多湿な風土に合った工法で立てられる場合が多くあります。
いわゆる、木造軸組工法と言われるもので、工期も短くて済みますし値段もリーズナブルに仕上げることも可能です。
この工法に欠点があるとすれば、シロアリです。
根太や柱には材木を使用しますので、シロアリの被害を完全に防ぐことが難しいのです。
もちろん、使用する材料に防虫剤を塗布するやり方もありますが、半永久的に持つ訳ではありません。
シロアリの被害を防ぐには、まずは家の外周の見回りが効果的です。
もちろん毎日は無理ですので、特に羽アリが巣立ちして住処を探す6月から7月に集中的に見回ることが効果的です。
この時、羽アリがいたら注意が必要です。
また、黒アリも羽アリになることがありますので蟻道や蟻土を見かけたら、羽アリがいるか確認しましょう。
そして、羽アリを見つけたら直ぐに柱などを金槌で叩いて空洞音がするかを確認します。
もし、くぐもった音が聞こえたらシロアリ被害を疑う必要がありますので、専門の業者に早めに連絡することが重要です。