水性の塗料は外壁に向かない理由
2015.10.09 (Fri) 更新
外壁に使う塗料には、アクリルやウレタン、シリコン、フッ素系塗料など、様々な種類がありますが、それぞれに水性塗料と油性塗料があります。
水性塗料は溶剤に水を用いており、油性塗料は溶剤に有機溶剤を多く用いているという違いがあります。
水性塗料の方が油性塗料と比べて臭いが少なく、価格が抑えめだという魅力がありますが、水性の塗料は、水によって溶けてしまうので雨に弱いという特徴があります。
また、水性は油性に比べて耐久性がないので、紫外線や雨にさらさることがないような内壁の塗装に向いています。
油性塗料は、耐久性が高いので、美観を長く保つことができますし、外壁との密着性が高く撥水性があるものが多いので、汚れにくいという特徴があります。
ただ近年は塗料の開発が進化しているので、水性でもかなり耐久性の高いものがありますから、予算や耐久性、用途に応じて、業者さんとよく打ち合わせをしてから決めると、希望に合った塗料を選ぶことができます。