葺き替えの頻度ってどのくらい?
2015.08.12 (Wed) 更新
風雨や直射日光から家を守る屋根は、家の中で一番大事な箇所です。屋根の塗装や葺き替えは、強度や防水性を強くし、外観をよくする目的で行いますが、どれくらいの頻度で行うのがよいのでしょうか。
葺き替え時期の目安は、経過年数でいうと、スレートで10〜15年、日本瓦で25〜30年、トタン屋根で6〜10年です。
葺き替え時期になっていなくても、次のような現象があれば要注意です。
スレートでは、ひび割れがある場合、さわると白い粉がつくチョーキング現象がある場合、苔が生えている場合などです。瓦では、15年以上手入れしていなかったり、ズレなどが生じている場合、漆喰部分にカビが生えている場合、トタン屋根では全体に錆びが出ている場合などです。屋根材に関わらず、雨漏りがしたら、天井に雨染みがある場合、風が吹くと変な音がする場合などです。
以上のうち、1つか2つの現象なら、該当箇所の修理で大丈夫ですが、多い場合には葺き替えを検討する時期といえます。