瓦屋根について
こんにちは、営業担当の小野です。
日頃からお問い合わせ、外装劣化診断のご依頼を頂き、ありがとうございます。
ここ数日で瓦屋根のお住まいを見ることが多く、普段見ることができない屋根なので、どのような建材かわからない状態であったり、訪問販売の業者の方からの正しくない指摘も中にはあり、適切な診断・施工が行われていない光景を目にしますので、改めて瓦屋根についてまとめていきます。
①陶器瓦
「日本瓦」、「洋瓦」などがこの部類に入ります。
瓦の形に成形した粘土を釉薬をかけて高温で焼き上げることにより、表面をガラス質にコーティングされたものになります。
釉薬によって、色、艶などの出し方を変えることが可能となります。
陶器瓦には塗装による保護は必要ありませんので、漆喰部分がメンテナンスの箇所となります。
②いぶし瓦
①と製造工程は同じですが、こちらの瓦には釉薬を使わずに蒸し焼きで製造されているものです。
渋い銀色をしていることが特徴となります。
こちらも表面はガラス質となりますので、塗装による保護は必要なく、漆喰を確認する形式となります。
ただし、表面の黒ずみなど、劣化としての症状は出ますので、都度確認が必要なものとなります。
③セメント瓦
原材料は川砂、セメントを混ぜて作られたものになります。
主成分のセメントは水を非常に吸い込むので、塗装による保護が必要な建材となります。
④モニエル瓦
③と原材料は同じですが、表面には「スラリー層」というセメントの粉を吹き付けられているものとなります。
こちらもセメントが主成分なので、塗装による保護が必要な建材ですが、スラリー層を高圧洗浄にて除去し、モニエル瓦専用の下塗り材を使用しなければ剥離が起きてしまいます。
見た目は似たようなものでも、それぞれの建材に対する知識、施工方法を知らなければ、
正確な診断、御見積の作成が困難となります。
お住まいの建物を確認して頂くと、使用されている建材が記載されておりますが、
確認なしでこの建材と断定するのは非常に危険なものとなり、不良施工の原因にもなります。
事前調査の大切さ、処置の方法を知っている弊社まで、是非お問い合わせください。
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