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シーリングが原因の雨漏り!!ベランダ編

外装劣化診断豆知識 2021.11.13 (Sat) 更新

こんにちは 坂戸市・飯能市の塗装専門店の色彩デザインです。

 

現在、塗装工事中のベランダのシミの調査を行いました。

診断時から庭から見上げた部分に雨染みが出て行った為、塗装工事中の足場を利用して解体を行いました。

 

解体した建物の内部の状態がこちらになります。

 

雨水が浸透し内部の木に腐朽菌が増殖、その結果、腐食が進んでいました。

近年の住宅は高気密住宅となっている為、雨漏りを起こしていても表面化しにくい建物になります。

たかがシミと思っているところを放置しておくと内部では腐食が進んでいる可能性があります。

 

では、このベランダを腐らせた雨水はどこから侵入したのでしょうか??

基本的にシミが発生している個所よりも上から雨水が建物の構造(柱や間柱)を伝ってきます。

この腐食部分の真上を観察すると雨水の侵入口があります。

それがこちら↓↓

ベランダの開口部の笠木板金!!

板金と外壁の境目のシーリングが劣化し隙間が生じています。

シーリングは防水の為に施工されていますので、小さな隙間でも空いていると雨水を浸透させてはいけない箇所にあります。

 

ご自宅のシーリングはどうなっているのか確認してみてください。

 

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