遮熱塗料の耐用年数はどれくらい?長持ちを叶える完全ガイド
飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!
外壁塗装・屋根リフォーム専門店
株式会社色彩デザインです!
代表取締役の小久保です!
塗料には耐用年数というものがあります。これは塗料の寿命の目安で、各製品にそれぞれ耐用年数が定められています。とはいっても、耐用年数はあくまでも目安です。
💬「遮熱塗料は耐用年数が長いって聞いたことがあるけど、実際どれくらいもつの?」
💬「遮熱塗料を使うからには長持ちしてほしいけど、耐用年数の長さで選べばいいの?」
耐用年数の長い塗料を選んだからといって、その期間は絶対に塗料の効果が発揮されるとは限らないのです。なぜなら、耐用年数はあらゆる要因によって影響をうけて変動するからです。
遮熱塗料の効果を長く発揮させるために、耐用年数に影響を与える要因を知っておきましょう。今回のお役立ちコラムでは、各種類の遮熱塗料の耐用年数から適切な塗料選びのポイントまでをわかりやすくお話していきます。
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【種類別】遮熱塗料の耐用年数と塗り替え時期
遮熱塗料は主成分となる樹脂の種類によって、耐用年数も異なります。
遮熱塗料の種類 |
耐用年数 |
アクリル系 |
3~8年 |
ウレタン系 |
5~10年 |
シリコン系 |
8~15年 |
ピュアアクリル系 |
15年以上 |
ラジカル系 |
8~16年 |
フッ素系 |
12~20年 |
無機系 |
20~25年 |
遮熱塗料の中でも、アクリル系と無機系では耐用年数に大きな差がでるのです。耐用年数が短いほど価格も安価になりますが、トータルコストで検討できるようにそれぞれの耐用年数を把握しておきましょう。
遮熱塗料の塗り替え時期は?
各種遮熱塗料の耐用年数の一覧を見ると、だいたい10~20年前後ですよね。そのため、一般的には10~20年ほどのスパンで塗り替えを検討するのがすすめられています。耐用年数が長くても、塗膜にダメージが大きい環境にある場合は気をつけなければなりません。
遮熱塗料の耐用年数に達していなくても、以下のような症状がみられた場合は一度業者に相談しましょう。
- 色あせや
- チョーキング現象(触ると白い粉がつく)
- ひび割れ
耐用年数が長いからといって油断をせずに、定期的に様子を見てあげることが長持ちの秘訣です。塗り替え時期は年数という数字ではなく、リアルな状態から判断しましょう。
遮熱塗料の耐用年数に影響を与える要因
遮熱塗料の耐用年数は、一般的には10年から15年程度のものが多いです。種類によっては20年以上の耐用年数を誇る遮熱塗料もありますが、耐用年数はあくまでも目安です。耐用年数が15年ほどだからといって、しっかり15年状態がキープされるとは限りません。
なぜなら、使用する遮熱塗料の製品や住宅が置かれている環境条件、気象条件によって劣化スピードが異なるからです。
耐用年数に影響を与える要因を知っておきましょう。
- 製品の品質
- 施工方法
- 環境条件
- メンテナンス
- 塗装面の材質
遮熱塗料の耐用年数に影響する要因①製品の品質
品質が良い遮熱塗料は、耐用年数が長くなる傾向にあります。上記の耐用年数一覧表のように、フッ素系や無機系は使用されている樹脂の耐候性が高いために耐用年数も長いのです。それだけでなく。メーカーの企業努力で特殊技術を使って強く長持ちするようにつくられているものもあります。
遮熱塗料の耐用年数に影響する要因②施工方法
遮熱塗料が長持ちするかどうかは、施工方法も大きく関係しています。ただ耐用年数の長い塗料を選べば良い、という問題ではないのです。適切な施工方法で塗装されているかどうかで、塗料のもちが変わります。塗装の仕上がりの良い悪しは、下地処理から始まっているのです。下地処理が不十分なまま塗装をすると、塗料の密着性が落ちて劣化を早める要因になってしまいます。
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遮熱塗料の耐用年数に影響する要因③環境条件
塗装をおこなう環境や、住宅が置かれている環境によっても耐用年数は左右されます。塗装はただ塗るだけでなく、乾燥させることも立派な工程の1つです。乾燥するのに最適な環境でなければ塗料の密着性も低下するのです。また、日照時間や降雨量など、住宅環境によっても塗膜の劣化スピードは変わります。たとえば、海に近いエリアであったり、工業地帯であったりする場合は、塩害や大気汚染による影響をうけてしまうのです。
遮熱塗料の耐用年数に影響する要因④メンテナンス
💬「耐用年数が20年だから、次にメンテナンスするのは20年後でいいや」
耐用年数が長いからといって油断は禁物です。気づいたら劣化が始まっていたということはよくあるのです。また、診断や点検といったメンテナンスを定期的にうけたり、必要であれば再塗装をしたりすることで、耐用年数を延ばす可能性があります。近年では、激しい気象条件や大きな地震など、塗膜に影響をおよぼす事態も増えてきています。定期的なメンテナンスが耐用年数をキープし、寿命を延ばすことにもつながるのです。
遮熱塗料の耐用年数に影響する要因⑤塗装面の材質
遮熱塗料はどこに塗装するのかによっても耐用年数が変わってきます。
- 金属
- コンクリート
- 木材
住宅にはさまざまな材質のものが使用されていますよね。金属は、常にサビの問題と隣り合わせなため、サビからの腐食といった負のループを生まないための管理も重要になります。
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遮熱塗料を選ぶ時の3つのポイント
💬「耐用年数で選んだとしても、長持ちしないことがあるんだね」
💬「耐用年数だけで判断できないとしたら、他に遮熱塗料を選ぶポイントはあるの?」
耐用年数が長さだけでなく、耐用年数を縮めないための対策がとれているものを選びましょう。機能性に注目することで、長持ちの叶う塗料選びができます。
3つのポイントを参考にして遮熱塗料を選びましょう。
- 耐候性
- 反射率
- 作業性
耐候性
耐候性とは、塗膜を劣化させる要因に耐えられるかどうかをあらわしたものです。つまり、劣化においてどれだけの耐久性があるかが、耐候性でわかるのです。遮熱塗料は塗膜が劣化したり、塗膜の表面が汚染したりすると、本来備わっている遮熱効果を発揮できなくなります。遮熱塗料は屋外に面している場所に塗装するため、耐候性の高さは必須です。
反射率
遮熱塗料は、太陽光を反射させることに特化しているため、反射率は基本中の基本です。どれだけの光を反射できるのかという「熱反射率」に注目しましょう。白に近い色になるほど、反射率は高くなる傾向にあるため、反射率を考慮しながら色選びをしてみてくださいね。遮熱塗料の色見本表に反射率が記載されている場合もあるため、数字に注目してみましょう。
作業性
作業性とは、塗装業者が仕事をしやすい度合いをあらわしたものではありません。作業性は、塗料がムラなく塗れるように工夫がしてあったり、塗りやすいように伸びがよかったりすることをいいます。いくら業者の腕が良くても、塗料自体のテクスチャーに問題があると本領発揮が難しくなります。作業性は一見重要ではないように思えますが、仕上がりが美しいということは、それだけ密着して均一に塗装できている証拠なのです。作業性が高いということは、効果を十分に発揮して耐用年数を全うできる要素が揃っているということです。
長持ちする遮熱塗料をお求めなら色彩デザインにご相談ください
遮熱塗料の耐用年数は、塗料の種類や環境によっても異なります。耐用年数は、メンテナンスをしなくていい期間ではありません。定期的に診断や点検をうけることが、耐用年数自体を延ばすことにつながるのです。突発的な大雨や想定外の災害がおこり得る今だからこそ、まずは住宅の診断をうけて状態把握をしておくと安心です。
株式会社色彩デザインでは、無料で診断やご相談をうけつけております。遮熱塗料が本当に最適な塗料なのか、遮熱塗料の中でのどんなものが最適なのか、状態を見てご提案させていただきます。見積書の作成も無料でおこなっておりますので、夏がくる前に適切な対策への一歩を踏み出しましょう!ご相談はお気軽にどうぞ。
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