シーリング工事は2種類ある!メリット・デメリット、手順についてお話しします!
飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!
外壁塗装・屋根リフォーム専門店
株式会社色彩デザインです!
代表取締役の小久保です!
家に長く住み続けるには、定期的に「シーリング工事」を行わなくてはいけません。しかし、シーリング工事と聞いても普段携わることがないため、どのような作業かわからない方も多いのではないでしょうか。
シーリング工事には、主に2種類あります。
- シーリング打ち替え工事
- シーリング増し打ち工事
作業内容がわからないにもかかわらず適当に承諾してしまうと、不要なシーリング工事が行われてしまい、余計な費用を支払うことになりかねません。工事をお願いするのであれば、理解した上で任せることが大事です。
今回のお役立ちブログでは、外壁劣化診断士がシーリング工事の概要や必要な場面を見ながら、工事の流れについてもお話しします。
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シーリング工事とはどのような作業?工期・費用目安もお話しします!
シーリング工事とは、建物の隙間や接合部分を特殊な材料で埋める作業です。外壁や窓枠、サッシ周りなど、異なる材料が接する部分に施工することで、雨水や湿気の侵入を防いでくれます。工期は一般的な戸建住宅の場合、2〜5日が目安です。
費用は戸建住宅の場合、50~100万円程度が一般的です。建物の状態や使用する材料、工事の範囲によって費用は変動します。部分的な補修や小規模な工事であれば、数万~数十万円で済むかもしれません。
シーリング工事の良い点と悪い点は?メリットとデメリットを見てみよう!
シーリング工事は、建物の耐久性と快適性を維持するために重要な役割を果たします。しかし、デメリットもあるため両者を理解しておくことが大事です。
- メリット
- デメリット
について見てみましょう。
メリット
メリットは、建物の気密性と防水性の向上です。外部からの雨水や湿気の侵入を効果的に防げるため、建物の内部劣化や腐食を防止、構造の耐久性アップが期待できるでしょう。また、気密性が向上することで冷暖房効率が改善され、電気代の削減にもつながります。
その他に、防音性の向上もメリットです。外部からの騒音を軽減し、室内の静寿性を高めます。都市部や交通量の多い地域では、効果を感じやすくなるでしょう。
デメリット
デメリットは、初期コストが高額になることです。高品質なシーリング材と専門的な施工技術が必要となるため、費用が高くなるかもしれません。
また、シーリング材の耐久性には限界があるため、定期的なメンテナンスや打ち替えが必要です。一般的に5〜10年で劣化が進行しますので、行わなければいけません。技術のない職人が作業を行ってしまうと耐久性が短くなるため、職人選びも慎重に行った方が良いでしょう。
シーリング工事は2パターンある!何が違う?
シーリング工事は、次の2パターンあります。
- シーリング打ち替え工事
- シーリング増し打ち工事
それぞれの特徴を見てみましょう。
シーリング打ち替え工事
シーリング打ち替え工事とは、既存のシーリング材を除去し、新しいシーリング材を付ける工事です。既存のシーリングが著しく劣化している場合や、建物全体のリフォームを行う際に選択することが多いでしょう。
利点は、古いシーリング材を完全に除去することで、より確実な防水効果が得られる点です。建物全体の美観を一新したい方にも向いています。一方、シーリング増し打ち工事と比べると工期が長くなる分、コストが高くなってしまうでしょう。
シーリング増し打ち工事
シーリング増し打ち工事とは、既存のシーリング材の上に新しいシーリング材を重ねて施工する工法です。既存のシーリングが一定の機能を保っている場合や、部分的な補修を行う際に選択されることが多いでしょう。
利点は、既存のシーリングを除去する必要がないことです。シーリング打ち替え工事と比べて工期が短く、コストも抑えられます。ただし、既存のシーリング材の状態が悪いと、新しいシーリング材との接着が不十分になってしまい、増し打ちを繰り返すことになるかもしれません。
シーリング工事が必要な場面はいくつもある!どのようなときにするのがベスト?
次のいずれかに当てはまる場合、シーリング工事を行った方が良いでしょう。
- 外壁のひび割れや隙間が見られるとき
- 建物の経年劣化によってシーリング材が劣化したとき
- 屋根や外壁の接合部分に異常が見られるとき
項目ごとに詳しく見てみましょう。
外壁のひび割れや隙間が見られるとき
外壁の素材や接合部にひび割れや隙間が生じた場合、水が侵入して内部の劣化を引き起こす可能性があります。予防するために、シーリング材で隙間を埋める工事が必要です。
建物の経年劣化によってシーリング材が劣化したとき
時間が経つと、建物の劣化とともに既存のシーリング材が劣化して、硬化やひび割れが発生します。放置すると、防水性が低下して雨水の侵入リスクが高まります。結果、シーリング工事が必要になるのです。
屋根や外壁の接合部分に異常が見られるとき
外壁と屋根の接合部分や、異なる外壁素材の接合部などに異常がある際も必要です。建物の継ぎ目は、水の侵入リスクが高まります。水を侵入させないためにも、シーリング工事は必要です。
シーリング材の種類を見てみよう!それぞれの特徴・強みは?
ひと口にシーリング材といってもさまざまです。建物の特性や用途、環境条件によって適切なシーリング材は異なります。使用されやすいシーリング材の種類は次の通りです。
- ウレタン系シーリング材
- アクリル系シーリング材
- シリコン系シーリング材
- 変成シリコン系シーリング材
シーリング材ごとに特徴を見てみましょう。
ウレタン系シーリング材
ウレタン系シーリング材は、耐久性に優れているのが特徴で、幅広い用途に使用されます。強みは伸縮性が高く、建物の動きに追従しやすい点です。耐候性も比較的良好で、紫外線や雨水による劣化へ強い性質を持っています。
一方で経年劣化によって、黄変する傾向があります。耐薬品性もやや劣るため使用する塗料を間違えると、工事後の効果が、発揮されなくなるかもしれません。
アクリル系シーリング材
アクリル系シーリング材は、さまざまな色に着色できることが特徴です。耐候性に優れており、紫外線による劣化が少ないため、長期にわたり美観を維持できます。低臭気であるため、室内での使用にも向いているでしょう。
ただし、アクリル系シーリング材は他の種類と比べて伸縮性が劣るため、ドアや窓など動きのある箇所には不向きです。
シリコン系シーリング材
シリコン系シーリング材は、耐熱性と耐寒性に優れた材料です。温度変化の大きい場所や、高温環境下での使用に適しています。特徴は優れた耐候性と耐久性です。紫外線や酸素による劣化に強く、長期間にわたって性能を維持できます。
一方、シリコン系シーリング材は塗装性が悪く、上塗りが困難です。一部の建材と相性が悪いため、使用前に適合性の確認が必要です。
変成シリコン系シーリング材
変成シリコン系シーリング材は、ウレタン系とシリコン系の長所を併せ持つ材料です。近年、汎用性の高さから使用が増加しています。さまざまな建材と相性が良いため、多くの建物に使用できるでしょう。
ただし、コストは他のシーリング材と比べて高くなる傾向があります。さらに、硬化するまでに時間がかかってしまい、工期が長くなってしまうかもしれません。
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シーリング工事の工程は細かい!作業の流れとは?
最後に、シーリング工事の流れについて見てみましょう。打ち替え工事をもとに手順をお話しします。
手順は次の通りです。
- 現場調査と計画立案
- 既存シーリングの除去
- 下地処理
- プライマー塗布
- バックアップ材の挿入
- シーリング材の充填
- 仕上げ
- 養生と確認
- 清掃と完了検査
作業ごとにシーリング工事の流れを見ていきましょう。
1. 現場調査と計画立案
劣化の程度、原因、範囲を確認し、適切な材料と工法を選定します。同時に、工事スケジュールや安全対策も計画していきます。
2. 既存シーリングの除去
古いシーリング材を専用の工具を使って除去します。周囲の建材を傷つけないように、細心の注意を払わなくてはいけません。
3. 下地処理
シーリング材を除去した後、接着面の清掃と乾燥を行います。油分や埃を完全に取り除き、新しいシーリング材が接着するようにします。
4. プライマー塗布
必要に応じて、接着力を高めるためのプライマーを塗布します。建材の種類や環境条件によって、適切なプライマーを選択しなくてはいけません。
5. バックアップ材の挿入
深い目地の場合、適切な深さでシーリング材を充填するために、バックアップ材を挿入します。シーリング材の無駄な使用を防ぎ、適切な形状で作業を進めることが可能です。
6. シーリング材の充填
選定したシーリング材を充填します。均一な厚みと形状を保ちながら、気泡が入らないように作業を進めなくてはいけません。
7. 仕上げ
充填したシーリング材の表面を専用のヘラで整えます。形を整えるとともに、雨水が溜まりにくい形状にすることで効果を持続させます。
8. 養生と確認
シーリング材が硬化するまで養生しなくてはいけません。充填状態や接着状況を最終確認し、必要に応じて補修を行います。
9. 清掃と完了検査
工事箇所周辺の清掃を行い、全体の仕上がりを確認します。発注者立ち会いのもと、完了検査を実施し、問題がなければ工事完了です。
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