乾燥せずに塗り重ねすると大変なことに!?
2015.09.09 (Wed) 更新
外壁塗装工事の塗替えでは、塗料を重ね塗りすることで、耐久性が高まり美しい仕上がりになります。
塗料は一般的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り重ねることになっています。下塗りは有色のものと無色のものがありますが、外壁と中塗りと上塗りに使う塗料の接着剤としての働きがあります。
中塗りと上塗りは同じ塗料のものを使うことが多くなっています。塗料の重ね塗りを行う上で大事なのが、塗装が済んだら乾くまで適切な時間を置く必要があるということです。
塗装面に軽く触れても指に塗料が付かない指触乾燥の段階ではまだ重ね塗りはできません。指触乾燥から時間がたつと、半硬化乾燥になり、塗装面をこすっても跡が残らない状態になりますから、この段階になると塗り重ねをしてもよくなります。
十分な乾燥がしないまま塗り重ねると、塗料が付着しにくくなります。塗装直後はきれいに見えても、半年ほどたつと塗料は剥がれやすくなり、塗料の耐用年数も発揮されなくなります。