雨漏りはこうして起こる!
2015.09.05 (Sat) 更新
雨漏りの原因として最も多いのは、屋根の傷みによる雨水の浸入です。と言っても、屋根が少し傷んだだけでは天井から雨水が落ちてくるような状態にはなりません。そうなるまでにはある程度の期間が必要です。
家は屋根の部分は非常に防水対策が施されているので、屋根瓦がずれてもその下の防水シートで雨水の侵入が防がれる様になっているので、すぐに家の中に雨水が侵入してくることは有りませんが、長年防水シートが雨水に長時間浸っていたりすると浸食され家の中に雨水が入り込んで雨漏りの原因になることが有ります。
また、外壁が痛みひび割れなどが起きているとそこから雨水が入り込み、家の中の柱などを腐らせることが有ります。また雨水が入り込むとシロアリが発生しやすくなるため、白アリが家の木材を食いあらし木材を腐らせることにより侵入した雨水が漏れやすくなるのです。
雨漏りが起きたら家の内部は相当浸食されていると考えた方が良いでしょう。そうなる前に日頃から屋根と外壁の状態を点検しておくことが重要です。