セルフクリーニング効果って?
2015.08.20 (Thu) 更新
外壁の汚れが目立つようになると、塗膜の性能が劣化していると勘違いしがちですが、必ずしもそうとは言えません。単純に汚れているだけで、塗膜の寿命ではない場合もあります。
外壁に汚れが付着すると、壁をつたって下に広がります。従来の塗料は、親水性がなかったため、雨水がかかっても水をはじいて汚れが残っていました。
セルフクリーニング効果のある塗料は、外壁の表面に親水性をもたせる機能があります。外壁に雨などの水滴がつくと、汚れと外壁の表面に間に水滴が入り込んで洗い流します。
空気中の埃を洗い流すように、外壁をきれいに洗ってくれます。太陽光が必要ないので、日夜を問わずこの機能は発揮され、日蔭や北面でもセルフクリーニング効果はあります。
また、軒下など雨の当たらない箇所は、ホースなどで水をかければ同様の効果が得られます。
セルフクリーニング効果のある塗料を使えば、メンテナンスサイクルを伸ばすことができるので、コストダウンが図れます。