酸性雨は金属以外にも被害が
2015.09.21 (Mon) 更新
住宅には常に、様々な劣化要因が訪れるものです。
酸性雨もそのひとつですが、酸性雨が起きると、コンクリートの中性化が始まります。
そもそもコンクリートで覆われた鉄筋が錆びずにすむのは、コンクリートが高いアルカリ性であるためです。
そして普段は外壁塗装に守られているコンクリートですが、その塗装が劣化し防水効果が薄れてくると、内部に雨が入り込みコンクリートを腐食するようになるのです。
つまり鉄筋コンクリートも危険となるわけです。
さらに酸性雨にさらされたコンクリートは劣化が起こり、躯体そのものが朽ちていくことになるわけです。
つまり酸性雨は金属以外にも甚大な被害を受けるようになるわけです。
そのために外壁塗装は定期的にメンテナンスを行い、塗装をし直すことが大切となるわけです。
外壁塗装の塗料にも様々なタイプのものがあるので、適切に選んで施工することが必要というわけです。
また亀裂が入っていないかなど、状態のチェックも定期的に行うことは非常に大切なものとなります。