外壁「木部」に傷みはありませんか?
2015.05.26 (Tue) 更新
外壁塗装をする場合、
壁よりも木部は傷みが出やすい傾向があります。
外壁は、紫外線や風雨に常にさらされている状況にあり、
壁材よりも木部の方が材質的に弱いことが原因です。
外壁木部は紫外線があたる南西側では、
傷み方がひどくなる傾向があります。
また、木部は特に腐食しやすい材質ですので注意が必要です。
紫外線の影響を受けている場所では、
木部の塗装が剥げてパリパリになって
塗装が落ちてしまって木部が剥き出しになってしまっていたりします。
また、雨風の影響により、
木部が湿気を含んで腐ってもろくなってしまったり、
湿気を含んだ木部にしわが寄り、ぶよぶよになってしまっていたり、
木製の濡れ縁の場合は腐って取れてしまったりなどの劣化が見られます。
塗装が剥げているのは見栄えが悪いだけでなく、
湿気から来る腐食は、外からは程度は見えなくても
家屋の内部まで進んでいる可能性もあります。
このような場合は、まず木部下地調整をきちんとしてから
塗装の工程に入ることが大切です。