外壁補修「樹脂モルタルの充填」について
2015.05.14 (Thu) 更新
前回、塗装の下地処理手順についてご紹介しました。
塗装が十分に機能を発揮するためには、なによりも下地処理が大切です。
さて、前回ご紹介した下地処理の手順には
⑥樹脂モルタル充填
⑦エポキシ樹脂注入
というものがありました。
外壁の種類によってこれらの下処理も必要になってくるのですが、
今回はこの2つのうち「⑥樹脂モルタル充填」について
ご紹介したいと思います。
樹脂モルタル充填、
これは、部分的に欠落している外壁部分へ、
新規モルタルを追加して本来の外壁の形に整えていく作業になります。
構造が木造ではなく、鉄筋コンクリート造の場合、
コンクリートの酸性化により内部の鉄筋は次第に錆びます。
その結果、鉄筋が膨張し
躯体のコンクリートを内部から爆裂させてしまう場合があります。
このとき、爆裂してしまったコンクリートには
強度が残されていませんので除去することになります。
この除去によって欠落した部分へモルタルを充填する作業が
「樹脂モルタル充填」の作業になります。
比較的古いコンクリート造の建物によく見られる症状です。
もしこのような症状がありましたらできるだけ早い外壁補修を依頼するようにしてください。
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