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【飯能市】切妻屋根は雨漏りしにくい?特徴や補修方法を解説

【飯能市】切妻屋根は雨漏りしにくい?特徴や補修方法を解説

飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!  外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 飯能市では切妻屋根(三角屋根)を採用している住まいが多く、とても人気があります。切妻屋根にするメリットは施工費の安さやメンテナンスのしやすさ、そして雨漏りしにくい点があげられるでしょう。 今回のお役立ちコラムでは、切妻屋根の特徴や雨漏りに強い理由、補修の方法を紹介します。いかに雨漏りに強いといわれる切妻屋根も定期的なメンテナンスは必要なので、覚えておきましょう。 [myphp file="comContactL01"] 雨漏りしにくい?切妻屋根の特徴 切妻屋根(三角屋根)は、住まいの中心線から山折りになるような形をしており、ほぼ同じ長さの2つの面で構成しています。とてもシンプルな形で昔から多くの住まいで採用されており、飯能市だけでなく日本全国で普及している知名度の高い屋根です。 ちなみに切妻の「妻」とは、2つの屋根が山の形に合わさった側面を指す言葉で、妻面で屋根が切れているから切妻屋根といいます。 切妻屋根の各部名称 切妻屋根の各部名称について紹介します。これらの名称を覚えておけば、業者に補修を依頼する際に説明しやすいでしょう。 大棟(おおむね) 大棟とは屋根の頂点に当たる部分であり、切妻屋根においては2つの屋根面が重なる直線部分です。屋根の接合部はもっとも雨風の影響を受けやすいため、定期的な点検が必要です。 鼻隠し 鼻隠しとは屋根の先端部分に取り付けられた横板状の建材です。切妻屋根の場合、鼻隠しの直下に雨どいが付きます。屋根の先端を保護する役目があり、劣化しやすい部分でもあるため、やはり定期的に状態を確認しておくと良いでしょう。 ケラバ ケラバとは、妻側(切妻屋根においては2つの屋根が山の形に合わさった側面)の外壁から出ている屋根部分を指します。妻側の外壁を雨風から守る役目を持っていますが、住まいの形状によってはケラバがない場合もあるでしょう。 破風(はふ) 破風とは、ケラバの先端部分を指します。破風に取り付けられている板は破風板と呼びます。 破風板は妻側の耐風性を向上させるだけでなく屋根の先端部分を守る役目を持つため、常に厳しい環境下にあり、もっとも劣化が激しい箇所の1つです。雨漏りの原因となりやすいため、劣化や破損がないか定期的に確認しましょう。 下屋(げや) 2階建ての場合、天井だけでなく1階部分に別の屋根が取り付けられている場合もあるでしょう。この1階部分の屋根を下屋と呼びます。下屋がある場合、下屋と屋根の接合面が破損すると雨漏りの原因となるため、注意が必要です。 ▼合わせて読みたい▼ シーリングの劣化が雨漏りの原因となる|雨漏り修理の費用について [myphp file="comContactL01"] シンプルで交換や補修費用が抑えられる 飯能市でも人気の高い切妻屋根は、複雑な形状の屋根と比べると材料が少なく、特殊な技術も必要ないため建築コストが安く済みます。交換時や補修時も同様の理由で比較的安く施工できるでしょう。 接合部(棟)が少なく、雨漏りがしにくい 雨漏りの多くは、屋根材の接合部の劣化や破損から派生します。切妻屋根の場合、目立つ接合部は頂上部分の大棟だけなので、雨漏りのリスクが少ないといえるでしょう。飯能市は県内でも降水量の多い地域であるため、切妻屋根のメリットを最大限に活かせます。 通気性を確保しやすく、湿気対策が簡単 切妻屋根は、妻側の外壁上部に通気口を付けておけば、屋根裏の換気が簡単に行えます。換気が十分であれば、屋根裏に湿気がこもらないため、カビが発生しにくくなるでしょう。カビを放置すると住まいの劣化を早めてしまい、維持費が余計にかかります。 補修すべき?切妻屋根の雨漏り対策で知っておきたいこと 続いて切妻屋根の雨漏り対策を考える上で知っておきたいことを紹介します。雨漏りが気になる方は覚えておくと安心でしょう。 切妻屋根でチェックしたいポイント 切妻屋根で特にチェックしたいポイントは以下の3つです。どれも重要なので確認してみてください。 劣化が激しい!「破風」 破風は雨風の影響を受けやすく、特に劣化しやすい部分です。破風の劣化を放置するとその他の部分にも被害が広がり、雨漏りしやすくなってしまいます。破風を長持ちさせるには定期的な塗装で雨水の吸収を防ぐ必要があるでしょう。 飯能市の中でも特に雨風の影響を強く受ける立地の場合は、塗装ではなくガルバリウム鋼板のような耐久度の高い鋼板を使って、破風をまるごと包んでしまうなどの処置を施すと安心です。 塗装の平均的な耐用年数は10年前後ですが、ガルバリウム鋼板なら20年前後の耐用年数を期待できます。 見落としがち!破風の下にある外壁 破風の下にある外壁は、屋根が降りている側の外壁と比べると雨風の影響を受けやすく、塗装も早く劣化しがちです。色あせやヒビ割れがないか、雨染みがないかなど、定期的に確認しておきましょう。 塗装の劣化を放置すると、やがて外壁材が痛み始め補修費用がより高くなってしまうため、早めに塗り替えすることをオススメします。あまりに劣化が早い場合は、現在よりも雨風に強い塗料に変えてしまうのも1つの手です。 谷板版がある場合は要注意! 谷板金とは、屋根の谷になっている部分に設置されている板金のことです。同じ切妻屋根でも、谷板金がある場合とない場合では雨漏りリスクが変わります。谷板金は構造的にとても雨漏りしやすい建材なので、劣化や破損を見逃さないようにしましょう。 雨漏りが心配な時は、業者に点検してもらおう 雨漏りの原因を特定するのは難しく、専門的な知識が必要になります。また屋根を自ら点検するのは危険なので、業者に定期的に点検してもらった方が安心です。 屋根の点検だけなら5000円から15000円ほど必要となりますが、補修や塗装を前提としているなら無料となる場合がほとんどでしょう。 [myphp file="comContactL01"] 飯能市内の雨漏り補修で失敗しないコツ・得するコツ 飯能市の雨漏り補修で失敗しないコツや得するコツを4つ紹介します。 ①飯能市で優良な地域密着型の業者を見つける 飯能市で優良な業者を見つけましょう。地域密着型の塗装業者に依頼すれば仲介手数料もかからないためお得です。 優良な業者か見分けるためには、まず施工実績や施工事例を確認しましょう。施工事例で施工前と施工後の写真が掲載されているなら、出来上がりや施工内容の詳細を確認できるため安心です。 加えて口コミ情報やレビュー評価なども確認しましょう。施工実績が確かならば高評価になっているはずです。 ▼合わせて読みたい▼ 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 ②雨漏り対策に適した塗料や屋根材を提案してもらう 塗料や屋根材の種類によって、雨漏りしにくいか耐用年数が長いかは大きく変わります。高機能な塗料や屋根材になるほど高価になりますが、長い目でみると安くなる場合が多いため、立地や環境に最適なものを選ぶ必要があるでしょう。 どんなものを選ぶべきかは判断が難しいため、業者に提案してもらうことをオススメします。 ③依頼前に飯能市の補助金制度を確認する 飯能市にお住まいの場合、補助金制度を使える可能性があります。2024年においては「飯能市住宅リフォーム事業補助制度」があり、補助対象工事費の5パーセント(最大3万円)が補助額です。 補助額はそこまで大きくありませんが、補助の対象となる条件が緩いため、活用した方がお得でしょう。飯能市に密着した塗装業者であれば、補助金制度についても精通しているはずですから、点検や見積りと同時に補助金が使えるかどうか確認することをオススメします。 飯能市住宅リフォーム事業補助制度について、直接確認したい場合の問い合わせ先は以下の通りです。 飯能市 環境経済部 産業振興課 電話番号:042-986-5083FAX番号:042-974-6737 ※飯能市の公式ホームページには、問い合わせ用のメールフォームもあります。 ④屋根の塗装をするなら外壁も一緒に行った方が得 屋根の塗装や修理を行う場合、必ず足場を設置します。足場設置は工事費用の20%近くをしめる大がかりな工事ですが、外壁の塗装や補修も同時に行うと足場代が1回分浮きます。 業者との打ち合わせも1回で済むため効率が良く、打ち合わせなどの手間を削減できる点も見逃せません。 色彩デザインで雨漏りゼロ!今すぐご相談を 切妻屋根は、そのシンプルなデザインと施工のしやすさから、飯能市をはじめ多くの地域で愛されています。しかし、いかに優れた屋根であっても定期的なメンテナンスは欠かせません。特に雨漏り対策として、破風や鼻隠し、ケラバなどの各部位をしっかりと点検し、必要な補修を行うことが重要です。 雨漏りが心配な方は、まずは専門の業者に相談してみましょう。飯能市には優良な地域密着型の業者が多く、適切なアドバイスや修理を提供してくれます。また、飯能市の補助金制度を活用すれば、修理費用を抑えることも可能です。 あなたの住まいを守るために、色彩デザインを取り入れた屋根や外壁のメンテナンスは大切です。飯能市内の雨漏り対策や補修について詳しく知りたい方は、ぜひ弊社株式会社色彩デザインにご相談ください。お問い合わせは問い合わせフォーム、メール、電話でのご相談、またはショールームへの来店で受け付けています。 色彩デザインがあなたの住まいを守り、快適な生活をサポートします。お気軽にご連絡ください。 [myphp file="comContactL01"] 2024年05月17日 更新 詳しく見る
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【坂戸市の外壁塗装】 煉瓦(レンガ)とは?レンガ調との違いを解説

【坂戸市の外壁塗装】 煉瓦(レンガ)とは?レンガ調との違いを解説

飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!  外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 住宅の外壁塗装に見られる煉瓦(レンガ)は、一見すると本物に見えるものでも実はレンガの風合いに近づけた「レンガ調サイディング」である場合がほとんどです。近年では色や風合いを本物に近づけたレンガ調の外壁が増えているため、なかなか見分けがつきません。 本物のレンガは、粘土を主成分として高温で焼き固めた建材で、その歴史は古く、耐久性や耐火性に優れる点が魅力です。一方で、重量があり施工が難しいため、日本の住宅では部分的な使用にとどまることが多いです。また、レンガはその自然な風合いで知られ、時間が経つにつれて風化することでさらに味わいを増しますが、これは同時にメンテナンスの必要性も意味しています。 一方、レンガ調サイディングは、軽量で施工が容易、そして初期コストも抑えられるというメリットがあります。サイディングボードにレンガのテクスチャを模した塗装や処理が施されており、本物のレンガに見劣りしない美しさを実現しています。しかし、これはあくまで「模様」であるため、時間の経過とともに塗装の剥がれや色褪せが生じることがあります。 住宅の外観を左右する大きな要素として、レンガを選ぶ際にはこれらの特性を理解し、自宅のスタイルやメンテナンスの実現可能性を考慮することが重要です。また、レンガ調サイディングにせよ、本物のレンガにせよ、それぞれに適した施工方法や維持管理の知識が必要とされます。 今回のお役立ちコラムでは、本物のレンガとレンガ調の2種類の見分け方から、特徴、費用を比較しながら両者の違いについてもお話しします。 ご自宅の外壁をレンガ調に仕上げたい方は、理想の外壁にするためにもレンガについて最低限の知識を身につけておきましょう。 [myphp file="comContactL01"] 外壁に使うレンガは2種類ある 住宅の外壁に使うレンガは、 本物の煉瓦(レンガ) レンガ調の外壁 の2種類あります。日本の住宅で外壁全面に使われているのは2のレンガ調のものがほとんどです。それぞれどういうものか、くわしく見ていきましょう。 【種類1】本物のレンガを貼った外壁 本物のレンガとは、粘土に泥や砂を加えて型に入れた材料を、火の熱で焼き固めたものです。 住宅の外壁全面に使われることは一般的でなく、日本では東京駅や横浜の赤レンガ倉庫、富岡製糸場など歴史的建造物に使用されています。 レンガと聞くと積み上げて外壁を作ると想像してしまいますが、実際はレンガ積みの外壁はほぼ採用されていません。なぜなら、外壁全体をレンガにしてしまうと、重さで住宅に強い負荷がかかるからです。さらに揺れにも弱い性質があるため、地震の多い日本の住宅には不向きです。 一般の戸建て住宅でレンガを使う場合、レンガをスライスして貼るのが主流です。 また全面をレンガにすると費用がかなり高くなるので、外壁の角やドア周辺にアクセントとして取り入れる住宅が多く見られます。 【種類2】レンガ調の外壁 一般的な戸建て住宅では、サイディングボードに塗装してレンガ調にするかレンガ調のタイルを一部に使用するのが主流です。 一見、全面がレンガのように見える外壁は、ほとんどの場合レンガ調サイディングです。 サイディングボードは、耐火性に優れた建材です。 おもに窯業系と金属系が多く用いられています。国内では窯業系サイディングが人気で、令和4年に実施した調査では78.4%もの割合を占めています。 参照:日本窯業外装材協会「統計データ」 レンガ調のタイルを使う場合は、先に外壁材を施工した上からタイルを貼りレンガのように見せているのです。 本物のレンガ壁とレンガ調外壁の見分け方 では、本物のレンガ外壁とレンガ調外壁とはどう見分ければよいのでしょうか?本物のレンガは赤茶系だけではなく、グレーや白系もあります。ですので、見た目だけではなかなか判別がつかないかもしれません。とくにレンガとレンガ調タイルは色味や質感に大きな違いがありません。 本物のレンガを触ると、レンガ調タイルに比べてゴツゴツして硬い感触があります。また、一つ一つ独立した違う状態や形を持つのがレンガの特徴です。 一方タイルは、レンガに比べて凹凸が少なく滑らかなものが多いのが特徴です。一つ一つの個体差もあまりありません。レンガ風サイディングは、目地の溝が浅くレンガのような乾燥した感触がないのが特徴です。 [myphp file="comContactL01"] 本物の煉瓦(レンガ)とレンガ調外壁の比較 次に、本物のレンガとレンガ調外壁の違いを以下の順に見ていきましょう。 種類 メリット・デメリット 補修方法と耐用年数 施工費用 種類の比較 本物のレンガ外壁の種類 レンガ調外壁の種類 ブロックレンガ スライスレンガ レンガ調サイディング レンガ調タイル   ブロックレンガの外壁は、レンガを積み上げる手法で施工します。前述したように、負荷が大きく地震などの揺れで崩れ落ちる危険性が高いため、日本の住宅ではあまり使われません。 スライスレンガは、レンガをスライスして貼り付けながら施工します。この方法だと住宅にかかる負荷が軽減され、見た目はブロックレンガと変わりません。耐久性はブロックレンガに劣るため、目安として30年に一度のメンテナンスが必要です。無機質で雨水や紫外線で劣化しないため、塗装はしません。 レンガ調サイディングは、外壁にサイディングボードを貼り付け、塗装をします。塗料の塗膜で紫外線や雨水からサイディングを保護するためです。 レンガ調タイルは、塗装の必要がありません。本物のレンガと同じく無機質で、雨や紫外線の影響で劣化しないからです。 メリット・デメリットを比較 メリット デメリット 本物のレンガ外壁 デザイン性が高い 色あせしにくい コケやカビが生えにくい 紫外線に強い 雨風に強い 断熱性・蓄熱性がある 耐火性に優れる メンテナンスが少ない 塗装がいらない 地震に弱い レンガ1個ずつ補修 施工費用が高額 工期が長い 対応できる業者が少ない 目地部分はメンテナンスが必要 夏の夜に熱が抜けにくい リフォームが難しい レンガ調サイディング 品質が安定している 施工しやすい 初期コストが低い 簡単にリフォームできる 塗装が必須 メンテナンスの頻度が高い レンガ調タイル 本物のレンガに近い風合い 紫外線に強い 雨風に強い メンテナンスが少ない 塗装がいらない 施工費用が高額 目地部分はメンテナンスが必要   本物のレンガは耐久性が非常に高く、塗装で保護する必要がないため塗り替えなどのメンテナンスが少ないのがメリットです。 とはいえ、レンガの間に施したシーリング(継ぎ目に充てんする弾力性のある素材)は劣化するので、10年を目安にメンテナンスします。 断熱性・蓄熱性があるので、夏は涼しく冬は温かく過ごせます。しかし同時に蓄熱性が高い性質のせいで、夏の夜に熱を放出しにくいのがデメリットです。 レンガ調サイディングは施工しやすく、塗装により簡単にリフォームできます。一方、塗膜は塗料の耐用年数によってメンテナンス時期は異なるものの、レンガに比べて頻繁に塗り替えが必要です。 レンガ調タイルは、本物のレンガと同じく耐久性に優れるため塗装がいりません。施工費用はレンガほどではないものの、サイディングに比べて高額になります。そのため、外壁全体ではなく一部に使われるのが一般的です。レンガと同じく、目地のシーリングは劣化するので。定期的なメンテナンスが必要です。 補修方法と耐用年数の比較 補修方法 耐用年数の目安 本物のレンガ外壁 破損、劣化しているレンガを外して、補修か交換 目地は打ち替えまたは左官で部分的に補修 約30〜50年 ※シーリングは10年 レンガ調サイディング 全体的な塗り替え 一部塗り替えによる補修 目地は打ち替えまたは左官で部分的に補修 約10〜20年 ※塗料の耐用年数による レンガ調タイル ひび割れや劣化しているタイルは貼り替え 目地は打ち替えまたは左官で部分的に補修 約30年 ※シーリングは10年   レンガ調サイディングは、使用する塗料によって耐用年数が変わってきます。 主な塗料の耐用年数は、以下の表をご参照ください。 塗料 耐用年数の目安 ウレタン塗料 8〜10年 シリコン塗料 10〜15年 フッ素塗料 15〜20年 無機塗料 20年〜   施工費用の相場を比較 費用の相場は、塗料の種類や施工内容、業者によっても違いがあります。 以下の表は、おおまかな目安としてお考えください。 30坪の一戸建ての費用相場 本物のレンガ外壁 ブロックレンガ 約400〜500万円 スライスレンガ 約250〜260万円 レンガ調サイディング 約60〜90万円 レンガ調タイル 約200~500万円   上記の費用には、足場代、材料費(塗料代、シーリング、養生、高圧洗浄、飛散防止ネットを含む)、人件費が含まれます。 レンガ調サイディングの相場は、塗料自体の相場によって違います。各塗料の相場については、以下の表をご参照ください。 塗料 塗料の金額相場 (30坪あたり) ウレタン塗料 約25万円 シリコン塗料 約30万円 フッ素塗料 約40万円 無機塗料 約50万円 ▼合わせて読みたい▼ フッ素塗料で外壁や屋根を塗り直した時の費用相場 ウレタン塗料で外壁と屋根を塗装!ウレタン塗料のメリット・デメリット 倉庫の塗装におすすめの塗料をご紹介|用途に応じて塗料を選ぼう 色彩デザインが彩る選択:本物のレンガか、レンガ調サイディングか 外壁材としてのレンガは、その歴史的な魅力と耐久性で知られていますが、重量やコスト、施工の難易度が高いため、全面使用は一般的ではありません。対照的に、レンガ調サイディングは施工の容易さと低コストで、多くの住宅で採用されています。しかし、これらの外壁材の選択は、ただ外観の美しさに影響するだけでなく、将来的なメンテナンスや耐久性にも大きく関わります。 本物のレンガはその独特な風合いと長期にわたる耐久性で価値を持ちますが、地震などの自然災害には弱いというデメリットもあります。一方、レンガ調サイディングは初期コストを抑えつつも、定期的なメンテナンスが必要となる点が考慮事項です。どちらの材料もそれぞれの建物や環境、所有者のニーズに応じた適切な選択が求められます。 坂戸市で外壁塗装をご検討の際は、弊社株式会社色彩デザインの専門スタッフが一人ひとりのご要望に合わせて、最適な提案をさせていただきます。本物のレンガやレンガ調サイディングの見分け方、それぞれのメリット・デメリットについても詳しくご説明し、あなたの理想の家づくりをサポートします。 お気軽に問い合わせフォームから、またはメールやお電話でご相談ください。さらに、弊社のショールームにご来店いただければ、実際の材料を手に取って見て、感じていただくことが可能です。外壁の色彩デザインを豊かにするために、私たちはここにいます。あなたの家の未来を、一緒に形作りましょう。 [myphp file="comContactL01"] 2024年05月11日 更新 詳しく見る
外壁材建材
屋根のリフォーム|どれくらいの期間でリフォームを考えるべき?

陸屋根の防水について|雨樋についての基礎知識

飯能市、日高市の皆様こんにちは!!  飯能市・坂戸市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 屋上を持つ家に住むことは多くの人にとっての夢ですが、その夢の家が雨漏りで悩まされないよう、適切な防水対策が不可欠です。とくに陸屋根の建物では、フラットな形状が雨水の排出を困難にするため、防水と排水の両方に細心の注意を払う必要があります。 今回のお役立ちコラムでは、陸屋根特有の排水システムである「雨樋」の重要性に焦点を当てます。雨樋は、屋上の水を効果的に排水するためのキーシステムであり、その形状や種類が防水性能に大きく影響を及ぼすものです。 適切な雨樋の選択とメンテナンスが、陸屋根の建物の寿命を延ばし、雨漏りのリスクを最小限に抑える鍵となります。屋上のあるお住まいで快適に過ごすために、陸屋根の防水と雨樋についてくわしくお話ししていきたいと思います。 ▼合わせて読みたい▼ 屋根の種類を知ろう|折半屋根と陸屋根の基礎知識 [myphp file="comContactL01"] 陸屋根の防水の必要性 陸屋根の防水対策が必要な理由は、屋根の形状がフラットだからです。一般的な三角屋根の場合、屋根についている傾斜のおかげで、雨がそのまま下方向へと流れ落ちていきます。 しかし、陸屋根はフラットな形状なので、雨がうまく流れていかずに留まってしまうのです。少量であれば、天気の良い日に蒸発してしまうのですが、数日雨が続いた場合、屋上部分に大量の雨水が溜まってしまい、建物にストレスを与えてしまうのです。 建物が新しい時期であれば、陸屋根部分に施されている防水がしっかりと機能してくれるので、ある程度溜まった水は排水溝に流れ込んでいきます。しかし、経年劣化することで水はけは悪くなり、排水溝まで雨が流れていかなくなってしまうのです。 その結果、弱まった防水の箇所から雨水が入り込むようになり、最終的に雨漏りの発生原因となってしまうのです。 ▼合わせて読みたい▼ 屋上の防水で雨漏り対策!塗装やシーリングの費用相場 雨樋の形状 陸屋根の場合、屋根から効率的に雨水が雨樋に流れ込むというシステムではありません。そのため、「高排水システム」という、サイフォン方式の雨樋が使われることが多いです。 この章では、雨樋の基礎知識として「通常タイプの雨樋」について、どんな種類があるかをご紹介しておきます。 丸型 屋根の縁に設置されている「半円形」のタイプの雨樋です。ホームセンターなどでも手軽に手に入れることができ、コスト的にも非常に優れています。 丸型の雨樋は規格で統一設計になっているので、メーカーを気にしないでも共通で使用できるものがほとんどです。しかし、外金具で固定するように作られているため、台風時などに歪みやすいという特徴も併せ持っています。 形状的な問題で、あまり多くの雨が降り続いてしまうと、雨樋から水が溢れ出てしまうという問題も出てきます。 角型 丸型雨樋と同じように、屋根の縁に設置されている四角い雨樋です。丸型に比べ容量が多いので、溢れ出てしまうという心配は少なくなるでしょう。しかし、うまく雨樋に傾斜をつけておかないと、溜まった雨水の流速が足りず、雨樋内にあるゴミを流し切ることができないのが角形の弱点です。 デザイン的にすっきりするので、都市部では好んで使用されています。また、形状的なメリットとして、丸型に比べ丈夫だと言えます。固定具も内金式なので、台風からの影響を受けづらく歪みません。 ただし、固定金具ごとに規格が異なるため、交換時は一式となることでコストが高くなってしまいます。 [myphp file="comContactL01"] 意匠型 デザイン性を重視した雨樋で、屋根との一体感が生まれます。雨樋だけが悪目立ちすることがなくなるので、満足度の高い仕上がりになるでしょう。どんな建物にでも違和感なくマッチするように種類が多い一方、それぞれの互換性はないため、もし商品が廃盤になってしまった場合は、多くの場合全部を交換しなければなりません。 内樋型 屋根の縁が見え内容にパラペット部が立ち上がっている場合、雨は外側へ流れ落ちずに屋根の縁を流れる形で「内側」に溜まるようになります。ここを雨樋として使用することで、スタイリッシュな屋根周りを演出することができるのです。 しかし、うまく排水できなかった場合、屋根の縁に重さが集まってしまうため、屋根が歪んでしまうので雨漏りの原因になってしまいます。内側に溜まったゴミが雨樋を詰まらせてしまうと、確実に問題が大きくなってしまうのがデメリットです。 雨樋の素材 雨樋に使われている素材によっても、排水性に違いが出てきます。今後、雨樋を交換するような場合には、どんな材質のものを使用するかも検討してみてください。 塩ビ樹脂 塩化ビニール樹脂で作られた雨樋は、最も一般的に使用されています。軽量でコストも安く、建物に対するストレスが少ないのが特徴です。ただし、強度的にはそこまで期待はできません。 良くも悪くもプラスチック製なので、紫外線等による劣化が始まると非常に脆くなってしまい、曲がり部分などで破損してしまうこともよくみられます。 外壁塗装や屋根塗装と合わせてメンテナンスをすることで、長く安定して使用することができるでしょう。 被覆鋼板 金属製の雨樋を樹脂で被覆することで、耐食性を強化している雨樋です。強度は優れていますが、重量があるた寺社仏閣のような躯体構造がしっかりとしている屋根でなければ、あまり活躍の場はありません。 被覆が破れてしまうと、そこからサビが発生してしまうこともあり、金属製でありながらもメンテナンスフリーというわけにはいきません。溜まったゴミを掃除した際に破損が確認できた場合には、適宜タッチアップを施すなどの処置が必要となるでしょう。 [myphp file="comContactL01"] ガルバリウム鋼板 屋根材にも外壁材にも使用されている、非常にサビづらく強度もある金属製雨樋です。金属製の雨樋の中では非常にコストを抑えられるのでおすすめです。 しっかりとメッキ処理もされているので、内陸部で使用する場合にはほぼメンテナンスフリーで使い続けられるでしょう。ただし、沿岸部ではメッキが潮風に侵食されてしまうので適していません。 ガルバリウム鋼板は塗装によってサビづらさを補強できるので、定期的に塗装を施すことをおすすめします。 銅 一般的には使用されませんが、寺社仏閣では好んで使用されています。銅の表面に発生する緑青が防食機能を果たすので、長期間使用し続けられるのです。ただし、銅はとても高価な素材になるので、コストは非常にかかります。 経年劣化すると穴が空いてしまうので、定期的にメンテナンスを施しながら、破損が激しくなったら交換しなければなりません。 ステンレス・アルミニウム サビに非常に強く、強度もしっかりとしているので、工場などで使用されている非常に高価な雨樋です。耐久性に優れているので、あまりメンテナンスができないような大型施設などで好んで使用されています。 雨樋の種類 雨樋自体の種類についてもご紹介します。屋根の縁にあるものや、縦のパイプ部分だけが雨樋というわけではないのです。構成するちょっとした部品であっても、雨樋専用に用意されている「雨樋の一部」だということを覚えておきましょう。 仮に雨樋が破損した時に、業者に修理依頼した場合、部品名称がわかっていると修理完了までの時間が少し短縮できます。 軒樋 「のきどい」と読みます。屋根の縁にあるいわゆる「雨樋」のことです。 軒継手 軒樋は1本物ではありません。複数本の軒樋を軒継手によって組み合わせています。 軒曲がり 軒樋を曲げるための部品です。角部分で軒樋をつなぐ際に使用します。 集水器 軒樋で集めた水を縦軸屁と流し込むための「マス」です。 止まり 軒樋の終末処理に使用する蓋です。 呼び樋 縦樋と軒樋をつなぐための斜めの部分に使用されている部品です。集水器から斜めに水を落とし、流速を緩めています。 縦樋 建物に設置されていて、排水口まで水を運ぶ縦の配管部品です。 縦継手 縦樋をつなぐためのオスメスタイプの継手になります。上からのパイプは継手の内側(パイプがオス)へ、下へのパイプは継手の外側(パイプがメス)へという形で設置すると、中を流れる雨水が溢れずに排水口まで流れていきます。 エルボ 縦樋に角度をつける際に使用される曲げ継手です。 寄せマス 2つの縦樋を1本にまとめるための部品です。 角マス 陸屋根やバルコニーなどの大量の水を流し込むための大型のマスです。 快適な屋上生活を守る防水と雨樋の完璧な組み合わせのご相談は色彩デザインまで! 陸屋根の持つ独特の構造は、特別な注意を要する防水対策が必要です。屋上の水はけを効率的にするためには、適切な雨樋の選定が欠かせません。 今回のお役立ちコラムを参考に、さまざまな雨樋の形状と素材を理解し、自宅の屋上が直面する可能性のある問題に最適な解決策を見つけましょう。定期的なメンテナンスと適切な防水処理を行うことで、長期にわたり屋上の快適性と安全性を保つことができます。 屋根の防水に関してお困りの方は、株式会社色彩デザインに相談してみませんか? 今すぐお問い合わせください。私たちはあなたの屋根を長持ちさせるためのサポートを提供いたします。 ▼合わせて読みたい▼ 外装劣化診断士とは?外壁診断士や雨漏り鑑定士との違い 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 [myphp file="comContactL01"] 坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年04月24日 更新 詳しく見る
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屋根のリフォーム|どれくらいの期間でリフォームを考えるべき?

屋根のリフォーム|どれくらいの期間でリフォームを考えるべき?

飯能市、日高市の皆様こんにちは!!  飯能市・坂戸市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 屋根のリフォームは、住宅の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。今回のお役立ちコラムでは、屋根のリフォーム時期についてお話ししていきたいと思います。屋根材ごとの耐用年数を理解し、適切なタイミングでのリフォームがなぜ重要かを学びましょう。 屋根材の種類と耐用年数: 瓦屋根、スレート屋根、コロニアル屋根など、各種屋根材の特性と耐用年数を紹介。 リフォームのタイミング: 屋根材の耐用年数を考慮した上で、最適なリフォームの時期を見極める方法を解説。 屋根リフォームの方法: 屋根塗装、カバー工法、葺き替えの三つの主要なリフォーム方法を比較し、それぞれのメリットと適用条件を説明。 屋根塗装の効果: 屋根塗装の必要性やその効果、選ぶべき塗料の種類について詳しく説明。 防水性と遮熱性の向上: 屋根塗装による防水性と遮熱性の向上について、具体的な塗料の選定と施工の重要性を掘り下げる。 補助金の利用: 屋根リフォームに利用可能な補助金制度についての情報を提供し、コスト削減の方法を案内。 今回のお役立ちコラムを通じて、屋根リフォームの重要性と具体的な取り組み方を理解し、あなたの家を長期間守るための知識を深められるでしょう。 [myphp file="comContactL01"] 屋根材でリフォーム時期を考えよう まず、屋根材ごとにどれくらいの耐用年数があるかを考えてみましょう。耐用年数を残したままリフォームするのでは、無駄に捨ててしまう時間が発生してしまいます。しっかりと使い切った上で、トラブルが発生する前にリフォームできる最適な時期を見極めましょう。 瓦屋根の場合 瓦屋根は、和瓦の寿命が尽きるまで問題なく使用し続けることができます。ただし、表面の釉薬が劣化したり、何かが原因で破損した場合は交換や修繕が必要になります。 瓦屋根の場合、他のどの屋根材よりも耐用年数が長く、釉薬瓦であれば破損や滑落等がなければ「半永久的」に使用することができるでしょう。いぶし瓦の場合でも30年以上、素焼き瓦であれば40年以上と、基本的に長期間の使用に耐えられるのです。 ただし、コストを抑えたセメント瓦やモニエル瓦などは、10年程度で耐用年数を迎えます。 スレート屋根の場合 スレート屋根は、一般的に20〜30年が耐用年数とされています。ただし、厚型スレートを使用している場合は30〜40年が耐用年数とされるので、使用しているスレートによって変わるでしょう。 そもそも、スレートはセメント性のパネルです。そのため、しっかりとメンテナンスさえすれば十分な強度を確保できるのです。しかし、経年劣化によって脆くなり、ひび割れなどの破損が目立つようになったら交換が必要です。 コロニアル屋根の場合 コロニアル屋根の耐用年数は、どんなに長くても40年だと言われています。コロニアル屋根自体は歴史が古いため、アスベストを含有しているものは40年前後の寿命を持っています。 しかし、ノンアスベスト屋根材になってからは20年程度で寿命を迎えるものや30年程度まで寿命が延びたものも存在します。 ▼合わせて読みたい▼ コロニアル屋根の塗装は外壁塗装のプロに任せよう 屋根のリフォームに塗装は必要? 屋根をリフォームする場合、方法は3つに絞られます。 ・屋根塗装 ・カバー工法 ・葺き替え この中で、既存の屋根材をそのまま使用し続ける「屋根塗装」はリフォームとして十分な効果を発揮することができるのでしょうか。 屋根塗装の必要性 結果から言えば、屋根塗装はコストを抑えながらもしっかりと屋根材の性能を維持し続ける立派なリフォーム方法だと言えるでしょう。新しい屋根材に頼らなくても、最新の塗料の効果によって十分なリフォーム効果を得ることができるのです。 ▼合わせて読みたい▼ 屋上の防水で雨漏り対策!塗装やシーリングの費用相場 [myphp file="comContactL01"] 屋根塗装によるメリット 屋根塗装を施すことで、どのような効果を得られるかを考えてみましょう。どんどんと進化を続けている塗料によって、住み続ける上で必要とされる快適性を得ることができるのです。 遮熱性アップ 屋根は太陽光を浴び続け、熱を伝えてしまう部分になります。そこに、遮熱塗料を塗布することで遮熱性をアップし、建物の中の温度を下げることができるのです。遮熱塗料にも種類があり、低汚染性が非常に強い効果を併せ持つものや、遮熱性に加えて柔軟性を持ちひび割れ対策ができるものなど、欲しい効果に合わせて使用する塗料を変えられるのです。 断熱性アップ 断熱塗料はうちから外は、外から内への温度の伝達を妨げる効果を持っています。そのため、夏場も冬場も快適性をキープする効果に優れているのです。最近話題になる遮熱塗料は、夏場の冷房コストを削減することを目的としていますが、断熱塗料は年間を通してコスト削減を図ることを目的としています。 ただし、遮熱塗料ほどの大幅な効果は期待できず、施工する職人の技術の高さに効果の出方が依存します。断熱塗料は分厚く塗膜をキープすることで、断熱層を作り出して効果を得ています。この層をどれだけ均一に分厚くキープできるかが重要なのです。 防水性回復 ほとんどの塗料は、施工後に一定の撥水性を持ちます。しかし、撥水だけでは十分な防水性能を発揮することはできません。しっかりと外壁面や屋根材に塗料が密着することで、隙間なく塗料の膜が形成されることが重要なのです。 防水性能は、新しい屋根材であればどれも十分に確保できています。しかし、経年劣化することで防水性能が低下してしまい、屋根材自体に雨が染み込んでしまうと脆くなってしまうのです。 塗料がしっかりと防水膜を形成してくれて、確実に雨をシャットアウトすることで、確実な防水性を回復してくれるというわけです。 雨漏り対策 防水性能を回復すれば、当然雨漏り対策にもなります。屋根というのは、雨漏りの発生原因の一番大きな部分になってきます。ここの防水を適切な状態にすることで、雨漏りの確率を大幅に減らすことができるのです。 ただし、ただ塗装するだけではいけません。確実な塗装には「確実な縁切り」も必要になってきます。 屋根塗装で塗料を満遍なく塗り上げた場合、何もしなければ全体が1枚の塗膜シートを被せられた状態になります。これで完璧な防水性が発揮されるように思えますが、実は塗料自体は細かな隙間を持った液体なので、表面に付着した水を吸い込んでしまうのです。 これを「毛細管現象」といいます。この現象が起こってしまうと、雨は全て塗料が吸い込んで屋根材の下側へと運ばれてしまうのです。 ここで必要なのが「縁切り」です。1枚の塗膜シートになっていると発生してしまう毛細管現象も、パネル1枚ずつのサイズになると発生しなくなるという不思議な特性があるため、しっかりと塗膜を屋根のパネルごとに区切ってあげるという作業が必要になります。 ここまでやって、初めて雨漏り対策になるのです。 ▼合わせて読みたい▼ コロニアル屋根に発生した雨漏り|外壁塗装や屋根塗装での修理が必要 屋根裏点検の必要性と効果的な方法:家を守るための完全ガイド [myphp file="comContactL01"] 屋根のリフォーム方法 では、屋根のリフォーム方法についてもしっかりとご紹介しておきましょう。難しい原理については、また別の記事でご紹介します。ここでは、リフォーム方法による効果と特徴について簡単に触れていきたいと思います。 屋根塗装 屋根材の劣化を食い止め、失われた防水性能を回復したり、塗料の持つ新たな効果を付加するために行うリフォーム方法です。使用する塗料によってコストが上下します。 1度施行すると、塗料の持つ耐用年数分のメンテナンス期間を確保でき、長いものであれば20年もの期間メンテナンスフリーで対処することもできるのです。 カバー工法 既存の屋根材をそのままにしたまま、新たな金属屋根材を上から被せることによって、短期間に屋根の機能を回復するリフォーム方法になります。コストも安く、工事期間が短いので、屋根材の劣化が激しくなった際に選ばれる方法です。 特に、既存の屋根材がアスベストを含んでいる場合に好んで使用されています。 葺き替え 既存の屋根材を撤去して、新しく屋根材を設置していく方法です。屋根リフォームの方法の中で一番コストがかかりますが、最新の屋根を設置できるので、耐震性アップや断熱性アップなどが期待できるリフォーム方法です。 既存の屋根材を撤去するため、必ず大量の廃棄物が発生します。この産廃費用もかなりの高額になるため、ある程度の予算を用意しなければなりません。また、工事中は屋根がなくなるため、時期とタイミングを見極めなければ家の中に雨が直接降り注いでしまいます。 屋根リフォームで未来を守る!安心の住まいへ一歩を踏み出しましょう! 屋根リフォームは、長期間安心して住むために非常に重要です。適切なタイミングでのメンテナンスが、家全体の耐久性を保つ鍵となります。 今回のお役立ちコラムを参考に、屋根の状態を見直し、必要なリフォームを計画してみませんか? 疑問がある場合や専門的なアドバイスが必要な場合は、お気軽に株式会社色彩デザインへメールやお電話でお問い合わせください。また、実際の材料や施工例を見たい方は、私たちのショールームへの来店も心よりお待ちしております。早めのアクションで、あなたの大切な家を守りましょう! ▼合わせて読みたい▼ 外装劣化診断士とは?外壁診断士や雨漏り鑑定士との違い 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 [myphp file="comContactL01"] 坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年04月24日 更新 詳しく見る
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屋根の種類を知ろう|折半屋根と陸屋根の基礎知識

屋根の種類を知ろう|折半屋根と陸屋根の基礎知識

飯能市、日高市の皆様こんにちは!!  飯能市・坂戸市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 屋根は建物の顔であり、その種類にはさまざまなものが存在します。とくに「折半屋根」と「陸屋根」は、多くの建物で採用されている人気の屋根形式です。 今回のお役立ちコラムでは、これら二つの屋根の基本的な知識、利点と欠点、メンテナンス方法についてくわしくお話ししていきたいと思います。屋根の選択に迷っている方や、既にこれらのタイプの屋根をお持ちの方にも役立つ内容となっています。 折半屋根と陸屋根の基本知識: それぞれの屋根の特徴と一般的な用途について説明します。 利点と欠点: 両屋根形式のメリットとデメリットを具体的に挙げ、どのような建物や環境に適しているかを考察します。 適切なメンテナンス方法: 折半屋根と陸屋根それぞれの適切な維持管理方法と、効果的な塗料の紹介を行います。 屋根選びのポイント: 実際に屋根を選ぶ際の考慮点と、長持ちさせるためのポイントを提供します。 屋根選びやメンテナンスは、建物全体の快適性と耐久性に大きく影響します。この記事を参考にして、より良い屋根の選択と管理を行いましょう。 [myphp file="comContactL01"] 折半屋根とは 折半屋根とは、横から見ると「ギザギザ」に凹凸ができている屋根のことです。波板程度の低い起伏ではなく、しっかりと山と谷が作られている「工場」などでよく使用されている屋根のことを言います。 この屋根のほとんどは「金属製」で、使用されているのは「ガルバリウム鋼板」であることが多いでしょう。一昔前はガルバリウム鋼板も効果的な金属屋根でしたが、現在はより効果的なフッ素鋼板やカラーステンレスなどがあるため、ガルバリウム鋼板を使用する方が多くなっています。 折半屋根のメリット 折半屋根のメリットは、主に以下の3つです。 ・強度が確保できる ・水はけが良い ・加工しやすい 金属というものは、分厚ければ真っ平でもある程度の強度を確保できますが、薄くなると平らなものはすぐに折れ曲がり十分な強度を確保できなくなっていきます。一方、折り曲げることで平面が小さくなると、強度が高まるという特性があるのです。 広い面積を必要とする屋根の場合、折半屋根は非常に効率的な強度を確保できることになるわけです。 また、確実に「谷」の部分に水が溜まり、必ず低い方に水を流し切ることができるため、屋根の上に水が溜まることを防げます。これは、水の重さによる建物に対するストレスを減らすことにもつながるのです。 屋根の上が軽いままでいられるということは、耐震性アップにつながることも覚えておきましょう。 そして、ガルバリウム鋼板は加工しやすいため、折半屋根にすることで組み立てまでの工期も短く済みます。形を作る際も、プレス加工などで単純化できるので、トータルコストを安く抑えることができるのです。 折半屋根のデメリット 一方、折半屋根にすることで発生するデメリットも存在します。 ・サビが発生する ・耐熱性が弱い ガルバリウム鋼板で作られているため、ある程度の防サビ効果は持っています。しかし、経年劣化に伴い錆が発生してしまうことは、金属屋根だからこそのデメリットだと言えるでしょう。 サビを放置していれば、そこから雨漏りの発生につながることも容易に想像がつきます。定期的に防サビ対策を施し、耐用年数をしっかりと確保する必要があるでしょう。 また、金属屋根だからこその弱点が「耐熱性能」です。熱の影響をもろに受けてしまうのです。このデメリットを解消するためにも、遮熱塗料を適切に使用することで内部の過ごしやすさを確保しなければなりません。 折半屋根のメンテナンス方法 折半屋根のメンテナンス方法には以下のような方法が考えられます。 ・補修 ・全面塗装 ・カバー工法 ・葺き替え 軽微なサビの発生をタッチアップしたり、サビたボルトを交換したりなどは、補修に該当します。多少のサビ穴などは、シーリングやテーピングによって対処することもできるので、大きな改修が必要ありません。 また、すでに屋根のコーティングが劣化していてチョーキングが確認できたり、退色が始まっていたりする場合には、全面塗装をすることで防水性を確保する必要があるでしょう。 ただし、屋根から雨漏りが発生しているような場合は、全面塗装をお施すだけでは対処しきれないため、雨漏り箇所の補修をするか、対処しきれない場合には別の方法によるメンテナンスが必要です。 雨漏りが始まっているような場合には、カバー工法もしくは葺き替えが必要になります。既存屋根をそのままにした状態で、上から新しい折半屋根を被せることで対処ができます。カバー工法や重ね葺きなんて呼び方をされる方法です。 または、雨漏りしている屋根材を撤去して、新しい折半屋根に入れ替える方法があります。葺き替えと言われる方法です。 カバー工法と葺き替えは、既存屋根の劣化状況によって使い分けられていて、ある程度原型が残っていて劣化がまだひどくない場合にはカバー工法で対処、ボロボロでカバー工法で対処しても美観的によくないというような場合には葺き替えをするような判断をされているのです。 カバー工法で外からの美観はよくなりますが、内部からはボロボロの既存屋根材が見えていて、地震などでサビた屋根材が落ちてくる危険性もあるので、撤去してしまおうという判断になるわけです。 [myphp file="comContactL01"] 陸屋根とは 陸屋根とは、平らな屋根のことを指しています。読み方は「りくやね」「ろくやね」と表現されることがあるのですが、どちらも同じものです。また、平らな屋根ということで「平屋根」と言われることもあります。 一般的に鉄筋コンクリート造の建物に用いられる屋根の形で、木造建築の場合はあまり用いられる構造ではありません。 陸屋根のメリット 陸屋根には以下のようなメリットが存在します。 ・屋上ができる ・掃除がしやすい 通常の建物の場合、屋根の上はデッドスペースになりますが、陸屋根の建物は屋根の上まで生活スペースとして使用することができます。そのため、有効スペースが増えるため生活に幅が生まれるのです。 屋上をランドリースペースにしたり、ガーデニングスペースにすることもできるでしょう。これらの使用方法をした場合、屋上が汚れることも1つの懸念点になりますが、平らな形状であるため、掃除は非常にしやすくなっています。 しかも、屋外ということもあるので、水洗いをしてしまうことができるのです。防水性も確保されていて、排水性もしっかりと考えられた作りになるため、掃除が手間だと感じることはないでしょう。 陸屋根のデメリット 一方、陸屋根にしたことで発生するデメリットも考えなければなりません。 ・屋根裏がない ・直下の階層は温度調節が難しい ・水はけが悪い 陸屋根は、基本的に屋根裏スペースがありません。そのため、直下の階層の温度は季節の影響をもろに受けてしまうのです。つまり、夏は非常に暑くなってしまい、冬は寒さが直接伝わってしまうということです。 また、基本的に排水性を考えて作られてはいるのですが、完全にフラットな屋根にしてしまうと水が溜まりやすい場所ができてしまうため、水はけが悪くなってしまいます。一般的には、外側に向かってなだらかに勾配をつけているのですが、それでもスポット的に水が溜まってしまう場合があります。 ここには苔や藻が生えやすくなり、周囲にはカビの発生も確認できるようになっていきます。また、雨漏りの原因にもなってしまうので、定期的な防水対策が必要になります。 ▼合わせて読みたい▼ 屋根裏点検の必要性と効果的な方法:家を守るための完全ガイド 陸屋根のメンテナンス方法 陸屋根のメンテナンス方法は以下の通りです。 ・塗膜防水 ・シート防水 ・アスファルト防水 陸屋根というのは、防水対策を適切に行わなければ雨漏りに悩まされる形状をしています。そのため、定期的に防水対策を徹底することが重要です。 塗膜防水が最も一般的で、防水性の高いウレタン塗料やFRP塗料を満遍なく塗り上げることで防水膜を作る方法です。FRP防水に関しては、船底に使われていたりプールの防水に使われていたりする非常に優秀な防水方法です。 また、平滑な陸屋根であれば、シート防水を施すことが短期で工事を終わらせることに役立ちます。 アスファルト防水は、重量も非常に負担となるため、一般住宅ではなく高層ビルなどで使用される方法です。基本的にはアスファルトを焼き付けて防水層を作るのですが、加熱しない常温工法でも対処できます。 [myphp file="comContactL01"] おすすめの塗料紹介 折半屋根や陸屋根におすすめの効果的な塗料をご紹介します。どちらの屋根にもついてまわるネガティブ要素に対処するのにおすすめの塗料です。 スーパーシャネツサーモ 折半屋根の弱点でもある「熱対策」に優れた塗料が「スーパーシャネツサーモ」です。金属屋根はどうしても熱の影響を屋内に伝えやすい特性を持っているので、スーパーシャネツサーモによって熱対策することがおすすめです。 EC-100PCM EC-100PCMは、屋根用のピュアアクリル塗料になります。非常に優れた伸縮性を持っており、最高クラスの防水性能を発揮できる塗料でもあるのです。単純な防水塗料を使用するよりも、圧倒的な効果の高さと、ロングライフ性能を誇っています。 屋根を知り未来を守る。今こそ賢い選択を!色彩デザインにご相談ください! 屋根は家を守る最初の防線です。折半屋根と陸屋根は、そのデザインと機能性で多くの建築物に採用されています。今回のお役立ちコラムでは、これらの屋根の基本的な特徴、それぞれのメリットとデメリット、そして適切なメンテナンス方法についてお話ししてきました。 適正な屋根選びは、快適な住環境を維持し、耐久性を高めるために不可欠です。 屋根選びにおいては、各屋根の耐久性やメンテナンスの容易さを考慮することが重要です。折半屋根はその強度と水はけの良さで知られ、特に大規模な建物や工場などに適しています。一方、陸屋根は利用可能な屋上スペースを提供し、都市部の住宅や商業ビルでの利用が一般的です。 どの屋根を選ぶかは、その建物の用途、地域の気候条件、そして美観の要望によって異なります。この情報をもとに、もっとも適した屋根を選んでください。もし選択に迷う場合は、専門家に相談することをお勧めします。 「あなたの屋根、適切に選んで、適切に守ろう!」 屋根のお悩みはぜひ弊社株式会社色彩デザインにご相談ください!私たち専門スタッフが、あなたの家に最適な屋根選びを全面的にサポートいたします。長期的な快適さと安全性を確保するために、今こそ行動を起こしましょう。 ▼合わせて読みたい▼ 外装劣化診断士とは?外壁診断士や雨漏り鑑定士との違い 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 [myphp file="comContactL01"] 坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年04月24日 更新 詳しく見る
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「ディプロマット」「エコグラーニ」って何?|ガルバリウム鋼板の先にあるディーズルーフィングの世界

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飯能市、坂戸市、日高市の皆様こんにちは!!  外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! リフォームをする場合、マイホームを手に入れた時以上の変化を期待される方が少なくありません。その中でもオーナー様の希望で多いのが「洋風建築みたいにリフォームしたい」というものです。洋風建築へのリフォームでは外壁材や屋根材といった「建材」が重要なポイントになります。 ですが、おしゃれな家に住みたいと思っていても「なかなか理想的な建材が見つからない!」ということはよくあること。元々日本家屋は日本独自の建材を想定して建てられているため、洋風建築にするための建材がマッチしにくいという側面もあるのです。 ただし、建材によっては日本家屋でも洋風建築っぽいリフォームが可能なものもあります。それが今回お話する「ディーズルーフィング」です! 屋根から始める洋風建築、理想を目指してみませんか? [myphp file="comContactL01"] ディーズルーフィングとは 洋風建築を目指すのであれば、ディーズルーフィングで屋根をリフォームすることをおすすめします。日本での歴史も20年以上あり、世界中で愛され続けている屋根材です。 欧米各国はもちろん、北欧・アジア圏内・アフリカ・オセアニアと、気候や条件もさまざまな中で選ばれ続けているメジャーな建材です。 ディーズルーフィングの運営会社(取り扱い業者) 会社名 株式会社ディートレーディング 設立 平成10年2月22日 資本金 2,000万円 売上高 16億7,000万円(2019年度) 代表取締役会長 藤山大介 取締役社長 高木強 本店 〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-19-8-5F TEL 03-3555-2115 FAX 03-3555-2117 E-Mail info@deeptrading.com URL https://deeptrading.com ディーズルーフィングの特徴 ディーズルーフィングでは、こだわり抜いた5つのデザインを用意しています。 シンプルデザインの「ディプロマット」 優雅な曲線美の「ローマン」 伝統スタイルの「クラシックタイル」 軽量シンプルな「エコグラーニ」 和風スタイルの「風雅」 建物を理想的に仕上げていくためには、どんな屋根材があるか、どんな特徴があるかを知っておかなければなりません。 ▼合わせて読みたい▼ コロニアル屋根に発生した雨漏り|外壁塗装や屋根塗装での修理が必要 ディプロマットって何? どんな建物にでも合わせやすいシンプルなデザインを持つディプロマットは、ディーズルーフィングの代表的な屋根材です。 [myphp file="comContactL01"] ディプロマットの特徴 ディプロマットの特徴は、デザインのシンプルさと、そのシンプルさのおかげで「外壁材」としても使用できるディーズルーフィング唯一の屋根材だということです。 カラーバリエーションは4つですが、特徴的な「斑ら配色」によって、同一色を選んだ際にも表情がそれぞれ違うというのがディプロマ最大の特徴と言えるでしょう。 色の濃淡や配色位置によって、さまざまな色を複合的に使用しているかのような仕上がりにできます。洋風建築の代表例として、ヨーロッパ建築のテラコッタ材を使用したデザインを目標とする方が多いですが、ディプロマを使用することで、その一端を手に入れることができるでしょう。 ディプロマットの色の種類 ネイティブアメリカンが好んで使用した「テラコッタ」、生活に馴染む落ち着いた印象の「カフェ」、深みがあり癒しを与えてくれる「エバーグリーン」、上品で高級感のある「オニキス」の4色が用意されています。 どの色を選んでも、洋風建築の持つ印象を手に入れられます。ポイントは「周囲との調和」を考えた上で選ぶということです。目立ちすぎず、それでいてしっかりと主張できるものがおすすめです。 ディプロマットの本体仕様 材質 JIS G 3321 同等品 ASTM A792m ジンカリウム鋼板0.39mm 自然石粒仕上げ 寸法 1350mm×405mm 働き 1300mm×362mm 1m2あたりの重量 6kg 1m2あたりの枚数 2.13枚 施工可能範囲 2.5寸勾配以上 国土交通省不燃認定番号 NM2035 ローマンって何? 「瓦」と聞くと日本的というイメージを持つかもしれませんが、実際には洋風建築でも「洋風瓦」を使用しています。そして、ローマンは「S字瓦調」が最大の特徴の屋根材です。 ▼合わせて読みたい▼ コロニアル屋根の塗装は外壁塗装のプロに任せよう ローマンの特徴 S字瓦調のローマンは、曲線が滑らかにつながっているデザインのため、格式高い建物を演出できます。直線的な屋根材の場合、立体感が生まれず平坦なイメージで作り上げなければなりません。しかし、曲線が入ることで立体感を生み出し、優雅な印象を与えられます。 ローマンの色の種類 鮮やかなオレンジと、クリームの煌めきが目をひく「タスカニー」、複雑な色を掛け合わせてモザイク調に仕上げられる「モスブラウン」、漆黒が大人っぽい印象を与える「ネロ」の3種類があります。 曲線の美しさを目立たせる場合は、鮮やかな印象を持たせられる「タスカニー」、エレガントな印象に仕上げたい場合は「ネロ」、独特な雰囲気を見せるなら「モスブラウン」がおすすめです。 ローマンの本体仕様 材質 JIS G 3321 同等品 ASTM A792m ジンカリウム鋼板0.39mm 自然石粒仕上げ 寸法 1320mm×465mm 働き 1265mm×395mm 1m2あたりの重量 6.6kg 1m2あたりの枚数 2枚 施工可能範囲 2.5寸勾配以上 国土交通省不燃認定番号 NM2035 クラシックタイルって何? 伝統的な洋風スタイルを踏襲していて、30年以上のロングセラーを誇っているクラシックタイルは、洋風建築を目指す際に圧倒的な満足感を手に入れることができます。 クラシックタイルの特徴 とても優秀な釉薬を使用して色付けしているため、雨の浸透や凍結を防ぎ、色褪せにも対応できるのがクラシックタイルの特徴です。汚れの付着も少なく、再塗装の必要もないという大きなメリットを持っています。 落ち着いたカラーバリエーションが魅力で、飽きのこない美観が楽しめます。 クラシックタイルの色の種類 鮮やかな緑と、深みある黒を混ぜることで、落ち着いた印象を楽しめる「シャーウッドグリーン」、漆黒の美しさが気品を生み出す「チャコール」、茶系3色をバランスよく混ぜ合わせることで、暖かさと豊かさを印象付ける「マローネ」の3色を用意しています。 他にはない大人のエレガントを手に入れたいという方は、クラシックスタイルで伝統的な洋風建築を目指すのもおすすめです。 クラシックタイルの本体仕様 材質 JIS G 3321 同等品 ASTM A792m ジンカリウム鋼板0.39mm 自然石粒仕上げ 寸法 1320mm×408mm 働き 1260mm×368mm 1m2あたりの重量 6kg 1m2あたりの枚数 2.15枚 施工可能範囲 2.5寸勾配以上 国土交通省不燃認定番号 NM2035 [myphp file="comContactL01"] エコグラーニって何? ディーズルーフィングで最もオーソドックスなスタイルの、直線的でシンプルなデザインがエコグラーニの魅力です。目立ちすぎるのを嫌い、シンプルな作りでも洋風建築を目指す際におすすめの屋根材になります。 エコグラーニの特徴 エコグラーニは、表面に凹凸をつけることで意匠を楽しめる工夫が凝らされています。そのため、直線的で面白みがなさそうにも関わらず、しっかりと主張をしてくれる屋根材になります。 曲線美ではなく直線美、その中にある自己主張が孤高の屋根材という印象を与えています。 エコグラーニの色の種類 オンリーワンの魅力を持った「ツィードグレー」、建物を選ばない温かみが特徴の「カフェ」、和洋の差を感じさせない「エバーグリーン」、最高の深みを見せる「オニキス」の4色展開です。 どの色も魅力的ですが、一番人気は大人の雰囲気を見せてくれるオニキスです。 エコグラーニの本体仕様 材質 JIS G 3321 同等品 ASTM A792m ジンカリウム鋼板0.39mm 自然石粒仕上げ 寸法 1350mm×410mm 働き 1300mm×390mm 1m2あたりの重量 6kg 1m2あたりの枚数 2枚 施工可能範囲 2.5寸勾配以上 国土交通省不燃認定番号 NM2035 風雅って何? 洋風建築の素晴らしさも良いですが、和風建築の伝統にも魅力はあります。そして、和風建築を高いクオリティで発揮するのが風雅です。屋根の形状が完全に和風であるならば、あえて洋風には知らずに和風の良さを追求するのも面白い試みです。 風雅の特徴 THE・日本瓦というイメージをそのまま残し、粘度瓦のような重さを無くした扱いやすさを持っているのが風雅の魅力です。多くの種類があるわけではありませんが、高貴な印象をしっかりと楽しませてくれる屋根材です。 風雅の色の種類 漆黒単色になります。よくある釉薬の照りを抑えたマットブラックなので、重厚感があります。 ディーズルーフィング製屋根材を使用した洋風建築のリフォームなら色彩デザインにご相談ください! ディーズルーフィングは、30年以上の歴史を持った洋風建築の屋根材です。全てが30年保証という長期保証によって守られているため、万が一問題が発生しても安心して相談することができるでしょう。 和風建築に特化した風雅も、これまでの日本建築にはなかった印象を与えてくれる特別感があります。ディプロマットやエコグラーニなど、魅力溢れる洋風建築材で、あなたのお住まいを理想の形に仕上げてみませんか。 当社色彩デザインでは、ディプロマットやエコグラーニの施工事例が多数ございます。洋風建築リフォームをご検討中ならば、ぜひ当社までご相談ください! お見積り、外壁と屋根を含む外装劣化診断は無料で行っております。診断は、知識と経験を兼ね備えた外装劣化診断士資格を保有している担当者がお伺いいたします。正確な診断、適切な修繕方法を提案いたしますので、安心してご依頼くださいませ! あなたからのご連絡、ご相談をスタッフ一同、心よりお待ちしております! ▼合わせて読みたい▼ 外装劣化診断士とは?外壁診断士や雨漏り鑑定士との違い 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 [myphp file="comContactL01"] ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年04月04日 更新 詳しく見る
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「横暖ルーフ」って何?|屋根リフォームの新常識「横暖ルーフ」の魅力

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飯能市、日高市の皆様こんにちは!!  飯能市・坂戸市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! さまざまな屋根の形状があり、そこに使用されている屋根材もどんどん進化しています。瓦やスレートばかりではなく、金属屋根という選択肢も魅力的です。 今回のお役立ちコラムでは「横暖ルーフ」について色々とチェックしていきたいと思います。 [myphp file="comContactL01"] 横暖ルーフとは 横暖ルーフは、ニチハ株式会社が製造販売している「ガルバリウム鋼板」の屋根材になります。 ニチハ株式会社は、現在「金属製屋根材 センタールーフ」と「アスファルトシングル アルマ」という2種類の屋根材だけを扱っています。 この横暖ルーフは「金属製屋根材 センタールーフ」の中で用意されている商品の総称です。 横暖ルーフの種類 横暖ルーフには現在6種類の商品がラインナップしています。 ・横暖ルーフS ・横暖ルーフS1820 ・横暖ルーフαS ・横暖ルーフαS 窯変 ・横暖ルーフプレミアムS ・横暖ルーフαプレミアムS それぞれの違いを簡単に見ていきましょう。 [myphp file="comContactL01"] 横暖ルーフS 横暖ルーフのスタンダードモデルである横暖ルーフSは、ポリエステル塗装を施されたガルバリウムメッキ鋼板です。ブラック・ブラウン・グリーンの3色構成となっており、遮熱性に優れた横置き専用の屋根材になります。 保証期間は以下の通りです。 保証内容 保証期間 穴あき 25年 赤錆 20年 塗膜 15年 横暖ルーフS1820 横暖ルーフSは、3030×260×12mmという寸法で作られていますが、そこまで長さが必要ない場合は、6尺(1820×260×12mm)に短縮されている横暖ルーフS1820が用意されています。そのため、長尺の屋根材を現場で切削する必要がなく、適切な長さで使用することができるのです。 そのため、保証期間は横暖ルーフSと同様になります。 保証内容 保証期間 穴あき 25年 赤錆 20年 塗膜 15年 横暖ルーフαS 遮熱性能の高い塗装を施した遮熱鋼板と、断熱材の組み合わせで、屋根からの温度変化を効率的に対策できる屋根材です。ポリエステル塗装によって遮熱性を確保しています。 ブラック・ブラウン・グリーン・ギングロの4色展開です。断熱材が組み込まれているため、最大17mmの厚みを持っています。 ポリエステル塗装ということもあり、保証期間は前者と同様です。 保証内容 保証期間 穴あき 25年 赤錆 20年 塗膜 15年 横暖ルーフαS 窯変 横暖ルーフαSの特性はそのまま、色味を洋風にしているのが横暖ルーフαS 窯変です。深い色味が特徴の横暖ルーフαSとは違い、明るい配色の屋根材になります。 テラコッタS・ブリックS・モダンSの3色展開です。どれも単色ではなく、全体的にグラデーションカラーになっています。深みが欲しい場合は横暖ルーフαS、表情豊かな屋根にしたい場合は横暖ルーフαS 窯変をおすすめします。 保証期間は横暖ルーフαSと同様です。 保証内容 保証期間 穴あき 25年 赤錆 20年 塗膜 15年   横暖ルーフプレミアムS フッ素塗装による高い耐久性を実現した遮熱鋼板を使用したのが横暖ルーフプレミアムSになります。ポリエステル樹脂よりも優れた耐久性を発揮するため、メンテナンスフリーを実現できる屋根材です。 ブラック・ブラウン・グリーンという、横暖ルーフSと同様のラインナップですが、塗膜の丈夫さが自慢なので発色は圧倒的にこちらが優位です。万が一変色が発生した場合に対しても保証を用意しているため、安心してご使用いただけます。 保証内容は以下の通りです。 保証内容 保証期間 穴あき 25年 赤錆 20年 塗膜 20年 塗装変色 20年 [myphp file="comContactL01"] 横暖ルーフαプレミアムS 横暖ルーフαの最上グレードがこの横暖ルーフαプレミアムSになります。ジョイント部で高い機密性を発揮するため、遮熱性と断熱性のレベルが段違いです。 ブラック・ブラウン・グリーンというカラーラインナップに変わりはありませんが、1枚あたりの重量も軽くなっているため建物へのストレスは確実に低減されます。 横暖ルーフプレミアムSと同等の保証がついています。 保証内容 保証期間 穴あき 25年 赤錆 20年 塗膜 20年 塗装変色 20年 横暖ルーフのメリット 横暖ルーフを使用するメリットについて考えてみましょう。 耐久性の高さ 横暖ルーフは、ガルバリウム鋼板を使用しているため、基本的な耐久性が非常に高いのが特徴です。一般的にガルバリウム鋼板は25年前後の耐久性を持っていると言われています。 施工方法によって変わりますが、横暖ルーフの耐用年数は以下のように設定されています。 カバー工法 25〜30年 全面葺き替え 35〜40年 人生を100年と考えた場合、新築状態から2回の全面葺き替えで建物が次の世代へと受け継がれるということになります。非常に優秀な屋根材であることがご理解いただけるでしょう。 [myphp file="comContactL01"] 断熱性の高さ 横暖ルーフは断熱材を組み込んだ屋根材です。後付けで設置するわけではないので、断熱材が湿気でダメになってしまうというようなことはありません。また、断熱材が外部に出ているわけではないので、断熱材の偏りによって効果にばらつきが出るということもないのは大きなメリットといえるでしょう。 ▼合わせて読みたい▼ 屋根裏点検の必要性と効果的な方法:家を守るための完全ガイド 耐候性の高さ 横暖ルーフに使用されている塗料は、とても質の高い塗料であるために、紫外線による変色や褪色がほとんど発生しません。仮に発色に変化がある場合、20年以内であればメーカー保証で対応できます。 ポリエステル塗料の場合もフッ素塗料の場合も、十分な耐候性を発揮できます。 保証期間の長さ ニチハ株式会社では、横暖ルーフに15〜25年の保証を設定しています。特に穴あきに対する保証は、全ての商品に対し25年という長期間保証を約束しているほどに、メーカー自体が自信を持っているのです。 ポリエステル塗料の塗膜は15年、フッ素塗料は変色や褪色に対しても20年ということで、塗料への信頼性も高いのがポイントです。 ▼合わせて読みたい▼ 外壁塗装の寿命を延ばす!耐用年数の目安とメンテナンステクニック|坂戸市・飯能市密着の外壁塗装専門店色彩デザイン 横暖ルーフのデメリット 横暖ルーフにもデメリットはあります。メリットだけをみて判断するのではなく、しっかりとデメリットを理解した上で選択しましょう。 導入コストの高さ 横暖ルーフは国産材料です。そのため、輸入材に比べるとどうしても導入コストが高くなってしまいます。その分、丁寧な作り込みをされているため、信頼性は高いです。 屋根を選ぶ 横暖ルーフで屋根のリフォームをする場合、2.5寸以上の勾配がある屋根でなければなりません。つまり、傾斜の少ない屋根は適用外ということです。 これは、横暖ルーフ自体の厚みが均一ではなく、断熱材の仕込み方に原因があります。傾斜が少ない屋根の場合、適切な角度で設置ができなくなるのです。 [myphp file="comContactL01"] 傷のつきやすさ 横暖ルーフの表面は、意匠がついている場合でもツルツルで、表面に傷がつきやすいという特徴を持っています。特に、塗料自体の強度が自慢のフッ素塗料の場合、表面がなだらかにできているからこそ傷が目立つ傾向にあるのです。 この傷は深いわけではなく、表面の美しさが損なわれるというものなので、たとえ傷がついたからといって塗装面があれてしまうというわけではありません。綺麗に仕上がっているからこそ、ちょっとした線傷が目立ってしまうということなのです。 メーカー保証期間について 先にも何度かご紹介していますが、ニチハ株式会社では15年〜25年という保証期間を設けています。ただし、この保証期間は決して業界内では長いとは言えません。海外から輸入している屋根材の場合、30〜50年保証というものもザラにあります。 しかし、長期保証をつけることで、国内材料よりも手厚いサービスが受けられるように見せているだけという見方もできるのです。実際には、保証期間内に問題が発生しないことが重要であり、屋根材の持つ耐用年数を全うできれば良いわけですから、必要以上に長い保証期間は無意味だと言えます。 カバー工法で施工した場合、耐用年数は25〜30年であり、そのほとんどをカバーできる保証であれば決して短いわけではありません。 ▼合わせて読みたい▼ 倉庫の塗装におすすめの塗料をご紹介|用途に応じて塗料を選ぼう 横暖ルーフのご用命は色彩デザインへ! 横暖ルーフは、ニチハ株式会社の販売している優秀な屋根材です。新築時に使用する場合も、リフォームに使用する場合も、屋根材の効果は圧倒的に実感できるでしょう。横置き専用の屋根材ですので、単調な見た目になることは否めません。しかし、見た目以上に高い効果があるため、費用対効果を考えた時、横暖ルーフはとてもレベルの高い屋根材だといえるでしょう。 株式会社色彩デザインでは、屋根の葺き替え工事、カバー工事において横暖ルーフをオススメしております。屋根の雨漏りや劣化でお悩みならば、ぜひ当社にご相談ください! 工事前の劣化診断、お見積りは無料です。あなたからのご相談、ご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております! ▼合わせて読みたい▼ 外装劣化診断士とは?外壁診断士や雨漏り鑑定士との違い 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 [myphp file="comContactL01"]   坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年03月21日 更新 詳しく見る
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最新屋根材「スーパーガルテクト」を徹底解明!ガルバリウムを超えた屋根材の秘密を紹介

最新屋根材「スーパーガルテクト」を徹底解明!ガルバリウムを超えた屋根材の秘密を紹介

飯能市、日高市の皆様こんにちは!!  飯能市・坂戸市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 屋根は建物全体をカバーするとても重要な場所です。雨を遮り、日光を遮り、熱を遮るのも屋根の重要な役割になります。これらの重要な役割を高効率で発揮するためには、質の高い屋根材を使用することをおすすめします。 今回のお役立ちコラムでご紹介するのは、優秀な屋根材である「ガルバリウム鋼板」を超える金属屋根材 「スーパーガルテクト」 という屋根材についてです。 新築時、建て替え時、リフォームの際に使用する屋根材の選択肢の一つとして、優秀な屋根材の特徴を覚えておきましょう。 ▼合わせて読みたい▼ 屋上の防水で雨漏り対策!塗装やシーリングの費用相場 スーパーガルテクトとは スーパーガルテクトとは、アイジー工業株式会社が販売している「アイジールーフ」の1つです。令和2年度の全国発明表彰、令和4年度の文部科学大臣賞「科学技術賞」を受賞している優秀な屋根材になります。 スーパーガルテクトの特徴についてご紹介しましょう。 スーパーガルテクトの特徴 スーパーガルテクトの特徴は、屋根材と断熱材を組み合わせた独自技術により、断熱性と遮熱性に優れた軽量金属屋根材ということです。 遮熱性に優れた塗装を施した「超高耐久ガルバ」という表面材を使用することで、沿岸部でも高い耐久性を発揮できるようになっています。 スーパーガルテクトの保証年数 スーパーガルテクトは、穴あき補償を25年という長期間で設定しています。これはアイジー工業株式会社が補償している「メーカー保証」となるため、施工業者が独自に採用している保証期間ではありません。 また、ポリエステル塗膜の「ガルテクト」と、フッ素塗膜の「スーパーガルテクト」で棲み分けもできていることを覚えておきましょう。 保証内容 ガルテクト (ポリエステル塗膜) スーパーガルテクト (フッ素塗膜) 穴あき 25年 25年 赤錆 20年 20年 塗膜変色 なし 20年 スーパーガルテクトのメリット スーパーガルテクトを使用することのメリットについて考えてみましょう。どのようにガルバリウム鋼板よりも優れているのか、何を根拠にガルバリウム鋼板を超えたと判断できるのかを見ていきます。 スーパーガルテクトのメリット①|エスジーエル鋼板を使用 ガルバリウム鋼板は、とても優れた屋根材です。耐久性や耐候性だけではなく、とても軽量でカバー工法を用いたリフォームの際も、建物に与えるストレスを最小限にとどめることができます。つまり、低コストの工事で最大限の効果を発揮するための屋根材だということです。 しかし、潮風による塩害に弱く、沿岸部で使用すると錆やすいというマイナスな特徴があることも事実です。この塩害対策を施したものが「エスジーエル鋼板」になります。 エスジーエル鋼板は、ガルバリウム鋼板にマグネシウムメッキを施すことで錆びやすさをカバーした素材です。そもそもガルバリウム鋼板は、金属鋼板を「アルミニウム・亜鉛・シリコン」でメッキした屋根材です。このアルミニウムも亜鉛も、塩分が非常に苦手な素材になります。 海で使用される船も、亜鉛によってアルミの腐食を軽減していたり、アルミ製の船には必ず塩害避けの塗装を施さなければ、船底に穴が空いてしまうほどに塩害に弱いことが知られています。 エスジーエル鋼板は、塩害に強いマグネシウムを施しているため、沿岸部で使用した場合にもガルバリウム鋼板の持つメリットを確保しながら、錆づらい屋根材として使用できるのです。 スーパーガルテクトのメッキ組成の構成は以下の通りです。 アルミニウム 55% 亜鉛 41.4% マグネシウム 2% シリコン 1.6%   これは、耐久性が高く、腐食に強い組成バランスだと考えられています。 スーパーガルテクトのメリット②|耐久性の高さ スーパーガルテクトの耐用年数は、25〜35年とされています。ただし、板金工事に慣れている高い技術を持った業者による工事の場合に限ります。適当な施工によって設置された場合は、この限りではありません。 また、屋根カバー工法を使用する場合と、葺き替えを行う場合でも多少耐久性に差が生まれます。 [myphp file="comContactL01"] スーパーガルテクトのメリット③|製品の安定性 スーパーガルテクトは、あらゆる面で安定性が高い屋根材です。例えば断熱性ですが、熱貫流率が1.43W/m2Kという数字を発揮しています。この数字は金属外壁サイディングと同等の性能を持っていることがわかります。 熱貫流率とは、1時間あたりどれだけの熱が伝わってしまうかを表す割合で、1時間で1.43しか内部へ熱を伝えないという優れた遮熱性を表しているのです。数字が小さいほど性能が高いため、1.43という数字は非常に優れていることを表します。 同等の数字を発揮できるものとして、真空断熱処理を施しているペアガラスがあげられます。真空ペアガラスで有名な「スペーシア」の熱貫流率は1.4W/m2Kです。 さらに、金属屋根材なので「不燃性」は確実だと言えます。一般的な屋根材に断熱加工をするために、屋根裏に断熱材を貼り付けるという方法があります。しかし、断熱材は火事の際に溶けてしまい、その溶けた樹脂成分が非常に燃えやすいという特徴を持っています。 スーパーガルテクトの場合、断熱材を内部に包み込んでしまうため流出することがありません。 これらの特徴からも、安定して使用できる安心感があります。 スーパーガルテクトのメリット④|対瓦比較時の「軽さ」 1m2あたりの屋根材の重さを比較してみましょう。 スーパーガルテクト スレート 和瓦 約5kg 約21kg 約50kg 屋根材の軽さは、地震発生時に大きなメリットを享受できます。外壁のクラックが発生しづらかったり、屋根材そのものが割れづらかったりと、軽いことはメリットしかありません。 スーパーガルテクトのメリット⑤|遮熱性と断熱性 遮熱性の高い塗料で表面処理してあるため、スーパーガルテクトは設置時から高い遮熱性能を発揮します。それと同時に、内部に設置されている断熱材のおかげで、断熱性も確保できます。 つまり、1度設置すれば断熱性にも遮熱性にも優れた建物が完成するということです。 [myphp file="comContactL01"] スーパーガルテクトの軽さがもたらす恩恵 メリットだらけのスーパーガルテクトですが、それぞれの相乗効果によってどんなメリットを享受できるのか考えてみましょう。 建物へのストレス軽減 屋根材の軽さは正義です。建物全体の揺れを減らすことにもつながるため、外壁に発生するクラックを抑制します。また、屋根材がわれることを防ぐことにもなり、雨漏りリスクの低減にも役立ちます。 そして、揺れが少ないことで、柱などもストレスがかかりづらくなるのです。 地震発生時の被害縮小 地震発生時、屋根の重さが家屋倒壊の原因になることがあります。重いものが建物の最頂部にあるということは、大きく揺れる原因になります。しかし、その大きな揺れとは別に、地震は独自の周期で揺れるため反発してしまうのです。その際、家屋には大きなダメージが加わり、倒壊するということなのです。 屋根材が軽ければ、自身への追従性も高まり、地震の揺れを受け流すことができるということになります。 家屋倒壊時の救助が容易 万が一、建物が倒壊してしまった場合、中にいる住民は瓦礫の下敷きになってしまいます。その際、屋根が重ければ助かる見込みが下がってしまうのは当然です。しかし、屋根が軽ければ、それだけで生存確率が高くなるのです。 さらに、倒壊後に救助する際、屋根材が軽ければ救助しやすさも変わります。スーパーガルテクトを使用することで、万が一建物が倒壊しても生存できるかもしれないのです。 [myphp file="comContactL01"] スーパーガルテクトでの屋根工事は色彩デザインにおまかせください! スーパーガルテクトは、沿岸部でも使用できるエスジーエル鋼板を使用した、とても優秀な屋根材になります。つまり、場所を選ばずにガルバリウムの恩恵を受けられるということです。そして、遮熱性も断熱性もともに高く、後から対処する必要がないところも魅力だと言えるでしょう。 今後の新築や建て替えの際、屋根リフォームの際には、スーパーガルテクトを使用することも検討してみてください。 株式会社色彩デザインでは、屋根の葺き替え工事、カバー工事においてスーパーガルテクトをオススメしております。屋根の雨漏りや劣化でお悩みならば、ぜひ当社にご相談ください! 工事前の劣化診断、お見積りは無料です。あなたからのご相談、ご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております! ▼合わせて読みたい▼ 外装劣化診断士とは?外壁診断士や雨漏り鑑定士との違い 雨漏り鑑定士とは?雨漏り修理を確実なものにするためのアドバイザー「雨漏り鑑定士」 [myphp file="comContactL01"]   坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年03月21日 更新 詳しく見る
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防水ペンキと非防水ペンキの違いとは?|アステックペイントの防水ペンキのご紹介

防水ペンキと非防水ペンキの違いとは?|アステックペイントの防水ペンキのご紹介

飯能市、日高市の皆様こんにちは!!  飯能市・坂戸市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 「ペンキならどれを使ったって同じだろう」と思っている方が多いですが、ペンキにはしっかりと違いがあることを知ってください。また、業者が使っているものだけに違いがあるわけではないため、もし自分で何かをするときも、しっかりと使用するペンキの特性を把握してから購入しましょう。 今回の記事では「防水ペンキと非防水ペンキ」についてご紹介したいと思います。外壁塗装や屋根塗装の際に使用できるペンキを知り、施工効果を希望の期間維持できるようにしましょう。 [myphp file="comContactL01"] 一般的な防水ペンキの種類 一般的なペンキを大きく分けると、以下の4種類になります。 ・アクリル系 ・ウレタン系 ・シリコン系 ・フッ素系 それぞれの特徴についてご紹介します。 防水ペンキの種類①|アクリル系 ペンキを購入する際、最も安価で手に入るのがアクリル系のペンキです。現在はより優れたペンキがあるため、業務用として用いられる場面が限られるようになりましたが、元々はアクリル系のペンキが最も使用されていました。 アクリル系のペンキは重ね塗りに優れていて、塗り固めるほどに色ムラがなくなっていきます。ただし、元々の塗膜が弱いため耐久性としては3〜5年ほどしか見込めません。そのため、現在は外壁塗装などで用いられることはほとんどなくなりました。 防水ペンキの種類②|ウレタン系 現在もウレタン系のペンキを好んで使用する業者が存在するほど、まだまだ現役のペンキです。弾力性に優れているため、外壁塗装で使用した際、ひび割れが発生しづらいというメリットも持っています。しかし、紫外線に対する耐久性が低く、寿命が若干短くなってしまうのが弱点です。 経年劣化でチョーキングを発生しやすく、外壁の汚れが目立つのもウレタン系ペンキの特性です。耐用年数としては7年前後と、現在主流になっている塗料に比べると若干短くなります。 [myphp file="comContactL01"] 防水ペンキの種類③|シリコン系 現在もっとも使用される機会が多いのがシリコン系ペンキです。耐久性に優れ、耐水性や耐候性にも申し分ないペンキを探すと、必ずシリコン系のペンキが候補に上がります。 しかし、シリコン系のペンキは表面が効果しすぎるため、ひび割れやすさが目立ってしまいます。そのため、柔軟性を持たせるために各社で成分配合にこだわっているのです。 シリコン系ペンキの耐用年数は10年前後なので、1度外壁塗装を施せば長期間性能を維持してくれます。 防水ペンキの種類④|フッ素 高級ペンキの代名詞とも言えるのがフッ素系ペンキです。低汚染性にも優れていて、耐候性に非常に優れたペンキになります。ただし、様々なメリットが多いためにコストが高くなってしまうので、一般流通としてはシリコン系の方が好まれます。 業務用としての人気はとても高く、どうせ外壁塗装をするなら効果の高いものをと考える方が多いため、フッ素系ペンキでの施工は意外と多いです。 フッ素系ペンキの耐用年数は15年前後と、シリコン系よりも優れています。 非防水ペンキとの違い 非防水ペンキの特徴として「弾力性がなく密着性が悪い」というものがあげられます。外壁塗装には適していないため、自分で塗料を購入する機会がなければ目にすることもあまりないかもしれません。外壁塗装や屋根塗装の場合、弾力性を持った防水ペンキを使用することで、確実な雨対策が可能となるのです。 しかし、非防水ペンキにも使い道はあります。実は、内装の塗り替えには非防水塗料の方が適しているのです。雨や風の被害を考えないで良い場所であれば、薄く塗膜を形成できる非防水ペンキの方が安定しています。 乾燥も早く、臭いも少ないので、内装塗装をする場合や家具の塗装にはこちらをご使用ください。 [myphp file="comContactL01"] 防水ペンキのメリット・デメリット 防水ペンキが持つメリットとデメリットについて覚えておきましょう。ちょっとした補修などで防水ペンキを使用する場合、メリットとデメリットを把握しておくことで、施工しやすさが変わります。 防水ペンキのメリット 防水ペンキの持つメリットは以下の3つです。 ・外壁材を保護できる ・ひび割れの雨漏りを防げる ・雨漏りによる腐食を防げる 外壁材は、塗装によって寿命を最長化することができます。剥き出しのままでは劣化が進んでしまうため、定期的に外壁塗装を施し、塗膜を常に耐久性の高い状態にしておく必要があるのです。防水ペンキ耐久性が長く、外壁材を守るのは最適な材料だと言えるでしょう。 そして、防水ペンキは弾力性があるため、仮に外壁材にひびが入っても、ある程度までは塗膜がそのひびを塞いでおけるのです。そのおかげで、雨漏りのリスクを減らすことができます。 さらに、雨漏りを抑制できることが「外壁や建物の構造躯体を守る」ことにもつながっているのです。もし雨漏りが頻発するような場合、木造の柱やRC造の鉄骨がどんどん劣化してしまいます。防水ペンキが雨漏りを防いでくれることで、建物自体の寿命も延命できるということになるわけです。 [myphp file="comContactL01"] 防水ペンキのデメリット 一方、防水ペンキならではのデメリットも存在します。 ・膨らみやすい ・大きなひびは対応不可 防水ペンキには弾力性があるため、気温差や塗面の劣化具合によっては内部に気泡が発生してしまいます。しかし、弾力性があるために逃げ場がなく、発生した気泡は塗膜を外壁から引き剥がしてしまうのです。このような場合、塗膜を剥がして再塗装するか、カバー工法で対処しなければならなくなるのです。 また、1mm以上の隙間が発生するようなひびには対応できません。どんなに弾力性があるからといっても、対応できるのは1mmまでという塗料がほとんどです。 アステックペイントの超耐久性防水ペンキ アステックペイントが誇る超耐久性防水ペンキは、弾力性の実力が違います。なんと、塗膜の600%もの伸縮性を発揮できるのです。一般的なペンキの場合、伸縮性は250%程度と言われています。 とても優れた、アステックペイントが誇る2つの防水ペンキをご紹介しましょう。 アステックペイントの超耐久性防水ペンキ①|EC-5000PCM ペンキに使われている樹脂は、アステックペイントが自信を持っているピュアアクリル樹脂です。この樹脂が600%もの伸縮性を実現しています。ピュアアクリルということで、このEC-5000PCMは「アクリル系ペンキ」に属します。 さらに、一般的に使用されている可塑剤が使われていないため、アクリル系でありながら15年以上もの耐久性を発揮できるのです。 機能 超防水性 高耐候性 遮熱性 特徴 約600%の伸長率を持つ塗膜が、建物のひび割れからの雨水の浸入を抑制。 特にひび割れが発生しやすいモルタル・ALC・コンクリートのお住まいの保護に最適です。 (引用:株式会社アステックペイント) アステックペイントの超耐久性防水ペンキ②|超低汚染リファイン弾性1000MS-IR 通常の低汚染ペンキよりも優れた「超低汚染ペンキ」がこの「超低汚染リファイン弾性1000MS-IR」です。外壁の汚れは雨が全て洗い流してくれるでしょう。 そして、弾性が非常に優れており、多少の外壁材のひびは塗膜がカバーします。また、シーリング部分だけを1回多く塗装することで、他の部分よりも耐久性を高められる「増し塗り」にも対応した塗料です。 機能 弾性(防水性)×超低汚染性 高耐候性 遮熱性 遮熱保持性 特徴 弾性塗膜が建物のひび割れの表面化を抑制し、雨水から建物を保護します。 従来の弾性塗料が抱えていた課題「汚れやすさ」を解消し、美しい外観を長期に維持する低汚染塗料です。 (引用:株式会社アステックペイント) アステックペイントの防水ペンキをご希望ならばぜひ色彩デザインにおまかせください! 防水ペンキは、外壁塗装を行う際に使用される、弾力性に優れたペンキだということを覚えておきましょう。そして、各社でその性能にはばらつきがあるということも忘れないでください。 アステックペイントの防水ペンキであれば、ひび割れへの対応もとても優れています。外壁塗装で防水ペンキを使いたい場合には、一度ご相談ください。 株式会社色彩デザインでは雨漏り診断のプロ「雨漏り鑑定士」が在籍しているほか、国家資格である「一級塗装技能士」を取得している熟練の名工が揃うプロの塗装集団です。防水ペンキの他、耐候性の高い塗料や汚れにくい塗料など、さまざまな塗料に精通しております。 梅雨前や台風など、雨漏りが発生しやすいシーズン前にご相談いただけるとスムーズに対応可能です。ぜひお問い合せください! [myphp file="comContactL01"] 坂戸市・飯能市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザイン 飯能ショールーム:飯能市中居30プリミテージュ1Fテナント 坂戸ショールーム:坂戸市にっさい花みず2-6-2 2024年03月10日 更新 詳しく見る
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