外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

HOME > 外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム > お役立ちコラム > 費用について

費用についての記事一覧

坂戸市でリフォーム会社を選ぶなら?後悔しない会社選びの全ポイント

坂戸市でリフォーム会社を選ぶなら?後悔しない会社選びの全ポイント

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根・内装リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 坂戸市でリフォームを考え始めたものの「何から手をつければいいのかわからない」「相談したいけれど、話がまとまっていない」そんな状態で時間だけが過ぎてしまっている方は少なくありません。リフォームの検討は、最初から工事内容や会社を決められるケースの方が珍しいのです。 たとえば、次のような状態です。 気になる箇所がいくつかある 外装と内装をどう切り分ければいいかわからない 今すぐ必要なのか将来的な話なのか判断できない 多くの場合は、“考えが散らかった状態”から始まります。 坂戸市のようにリフォーム会社が複数ある地域では、この整理ができないまま情報を集めてしまい、結果として「結局どこに相談すればいいのかわからなくなった」という状況に陥りやすくなります。 今回のお役立ちコラムでは、坂戸市でリフォーム会社を探す際に、比較や判断に入る前に整理しておきたい考え方を中心にまとめました。 ▼合わせて読みたい▼信頼度の高い地域密着型外装リフォーム業者を見つけるにはポイントがある!地域に根ざした安心サポートの全貌とは? [myphp file="comContactL01"] 坂戸市でリフォーム検討が行き詰まりやすいポイント リフォーム会社選びが難航する背景には、業者側の問題というよりも、検討の進め方そのものに原因があるケースが多く見られます。坂戸市で実際によく見られる「つまずきやすいポイント」を整理してみましょう。 価格の比較から先に始めてしまう リフォームを検討する際、最初に見積金額を基準に情報を集める方は少なくありません。ですが、工事内容や優先順位が整理されていない状態で金額だけを比べてしまうと、含まれる工事範囲や何を前提にした金額なのかが見えにくくなり、判断が難しくなります。 結果として「安いか高いかはわかるが、どれが自分に合っているのか判断できない」という状態に陥りやすくなるのです。 相談内容が曖昧なまま話を進めてしまう 「とりあえず相談してみよう」と動き出すこと自体は悪いことではありません。ただし、内容が整理されないまま話が進むと、提案内容の比較がしづらくなります。 事前に、次のような内容を整理しておくことが大切です。 気になっている箇所 将来的に考えていること 今すぐでなくてもいい内容 会社ごとに説明の切り口が変わるため「どこがどう違うのか」がわからなくなってしまうのです。 工事単位でしか考えられていない 外壁、内装、水回りなどを個別に検討していると、それぞれの工事は理解できても、住まい全体としての優先順位が見えにくくなります。同時に考えた方が効率のよい工事や、時期をずらした方がよい工事を整理することで、進め方はもっとシンプルになります。工事ごとに話を聞くだけでは、この全体像がつかみにくい点も、検討が長引く要因のひとつです。 説明のわかりやすさを判断材料に入れていない リフォームの説明は、内容そのものよりも「どう説明されるか」で理解度が大きく変わります。 専門用語が多く、質問しづらい 結論だけが先に出てくる 選択肢の背景が説明されない こうした説明を受けたまま進めてしまうと「なんとなく決めた」という感覚が残りやすくなります。納得感を持って進めるためには、説明のわかりやすさそのものを比較材料に含めることが重要です。 ▼合わせて読みたい▼ビフォーアフター事例あり!外装リフォームで得られる5つの効果はコレ! リフォーム検討の段階別に考える会社選びの視点 リフォーム会社を選ぶ際に迷いやすい原因のひとつが「今、自分がどの段階にいるのか」を意識せずに情報を集めてしまうことです。 坂戸市での相談内容を見ても、検討の進み具合によって、適した相談先や判断ポイントは変わってきます。ここでは、検討フェーズごとに会社選びの考え方を整理します。 フェーズ1:気になる点が点在している段階 この段階では「気になるところはいくつかあるが、何から考えるべきかわからない」という状態の方が多く見られます。 劣化している気はするが緊急性がわからない 複数箇所が気になっている 全体像がつかめていない このフェーズでは、工事の可否を即判断する会社よりも、現状を一緒に整理しながら説明してくれる相談先が向いています。「今は判断しなくてよいこと」まで明確にしてくれるかどうかが比較ポイントになります。 フェーズ2:優先順位を決めたい段階 ある程度気になる箇所が見えてきたら、次に悩みやすいのが「どれを先に進めるか」という問題です。 予算内でどこまでできるか 同時に考えた方がよい工事はあるか 先送りしても問題ない部分はどこか この段階では、単発の工事説明だけでなく、住まい全体の流れを踏まえて整理できる会社かどうかが重要になります。選択肢を並べるだけでなく、判断の背景まで説明してくれるかを意識してみてください。 フェーズ3:具体的な内容を詰める段階 方向性がある程度固まってきた段階では、内容の具体化と認識のすり合わせが重要になります。 工事範囲の考え方 進め方の順序 想定される影響や注意点 このフェーズでは、説明の丁寧さと、質問への向き合い方が会社選びの判断材料になります。結論だけでなく「なぜその判断になるのか」を順序立てて説明できるかどうかが、納得感につながります。 フェーズ4:将来を見据えて検討したい段階 今回の工事だけでなく、数年先のメンテナンスや住まい方も含めて考えたい方も少なくありません。 次に検討するタイミング 今回やらない部分の考え方 将来の選択肢の残し方 この段階では、短期的な工事完結ではなく、住まいとの関係性を長く考えている会社かどうかがポイントになります。相談の中で自然に「その先の話」が出てくるかどうかは、見極めのひとつになります。 [myphp file="comContactL01"] 坂戸市で多いリフォーム相談内容と相談先の考え方 リフォーム会社を探している方の多くは、最初から工事内容が明確に決まっているわけではありません。坂戸市でも、相談時点では「何から考えればいいのかわからない」という状態で問い合わせをされるケースが多く見られます。 実際によくある相談内容としては、次のようなものがあります。 外壁塗装を検討しているが、他にも直すべき部分があるのか判断できない 内装と外装のどちらを優先すべきか迷っている 築年数を踏まえて将来のメンテナンスも含めて整理したい 複数の工事を別々の会社に頼むべきか一括で考えるべきか悩んでいる こうした相談に共通しているのは、「工事を依頼したい」というよりも、「今の住まいの状況を整理したい」というニーズです。そのため、相談先には施工力だけでなく、状況を整理しながら話を進められる姿勢が求められます。 坂戸市で相談先を選ぶ際に重要なのは、できるかできないかを即答する会社ではありません。今やるべき工事や後回しにしても問題ない工事、同時に考えた方が効率のよい工事などを区別しながら説明してくれるかどうかです。 株式会社色彩デザインでは、こうした一般的な相談内容に対して、工事内容が決まっていない段階から対応しています。外装リフォームを軸にしながらも住まい全体の状態を確認し、必要に応じて内装や将来のメンテナンスまで含めた整理をおこなうため、「まず何を考えるべきか」が見えやすくなります。 一つひとつの工事を単独で提案するのではなく、住まい全体の流れを踏まえて話を進められる点が、比較検討中の方にとって安心材料になるのです。 ▼合わせて読みたい▼トイレメーカー3社を比較!リクシル・タカラスタンダード・TOTOの特徴や便器の選び方をお話しします! 坂戸市でリフォーム会社を比較する際に見ておきたい「判断材料の質」 リフォーム会社を比較する際、多くの方は施工内容や価格、対応エリアといった「条件」を並べて検討します。もちろんそれらも大切ですが、比較検討の段階で差が出やすいのはどんな材料をもとに判断できているかという点です。 現地でどこまで確認しているか 判断の前提条件がどこに置かれているか 将来の選択肢をどこまで含めて説明しているか 同じように見える提案であっても、判断の質は大きく変わります。株式会社色彩デザインでは、リフォーム相談の初期段階から「どの工事をするか」ではなく「何を判断材料として整理するか」を重視して話を進めています。 たとえば外装リフォームの場合でも、単に劣化箇所を指摘するだけでなく、現在の状態がどの段階にあるのか、数年後に想定される変化まで含めて整理する視点が欠かせません。今回手を入れることで将来の選択肢がどう変わるのかまで説明があると、比較検討中でも判断の軸を持ちやすくなります。 外装は住まい全体の状態を把握しやすい分野でもあるため、内装や設備工事を含めた検討の「判断軸」として活用しやすいのが特徴です。そのため色彩デザインでは、外装を起点にしながら住まい全体の流れを俯瞰した相談をおこなっています。 工事を急いで決めるための情報ではなく「今決めるべきこと」と「まだ決めなくてよいこと」を分けて整理する。このプロセスを共有できるかどうかが、比較検討中の段階では大きな違いになります。 どの会社が安いかではなく、どの会社の説明が判断をしやすくしてくれるかという視点を持ちましょう。そうすることで、自分に合ったリフォーム会社が見えやすくなります。 ▼合わせて読みたい▼信頼度の高い地域密着型外装リフォーム業者を見つけるにはポイントがある!地域に根ざした安心サポートの全貌とは? [myphp file="comContactL01"] FAQ|坂戸市でリフォーム会社を選ぶ際によくある質問 坂戸市でリフォームを検討している方からは、「何から相談すればいいのか」「会社ごとの違いが分からない」といった声が多く寄せられます。ここでは、実際の相談現場でよくある質問をもとに、リフォーム会社選びで迷わないための考え方を整理します。 Q.工事内容が決まっていなくてもリフォーム会社に相談して大丈夫ですか? A.はい、問題ありません。実際には「気になる点がいくつかある」「優先順位が分からない」という段階で相談される方が大半です。重要なのは、内容が固まっていない状態でも話を整理しながら進めてくれる会社かどうかです。最初から工事ありきで話を進めない姿勢があるかが判断ポイントになります。 Q.坂戸市でリフォーム会社を比較するとき、価格以外で見るべき点は何ですか? A.説明の分かりやすさと、判断材料の出し方です。同じ工事でも、なぜその提案になるのか、今やる理由・後回しにできる理由まで説明してくれる会社は信頼性が高い傾向があります。価格は結果であり、比較の軸は「納得できる判断ができるかどうか」です。 Q.外装と内装、どちらから相談すべきか迷っています A.どちらからでも構いませんが、外装は住まい全体の状態を把握しやすいため、判断軸として活用しやすい分野です。外装を起点にすると、将来的な内装や設備リフォームの優先順位も整理しやすくなります。全体像を見ながら説明してくれる会社に相談するのがおすすめです。 迷ったまま進めないために。色彩デザインと始める坂戸市リフォーム相談 坂戸市でリフォーム会社を選ぶ際に大切なのは、「どこが安いか」ではなく「どこなら判断しやすくなるか」という視点です。多くの方は、工事内容が固まっていない状態から検討を始めます。その段階で価格比較に走ってしまうと、かえって混乱し、決めきれなくなるケースが少なくありません。 株式会社色彩デザインでは、リフォーム内容が決まっていない段階からの相談を前提に、今考えるべきことと、まだ決めなくてよいことを整理しながら話を進めています。外装リフォームを軸にしつつ、住まい全体の流れや将来のメンテナンスまで含めて説明することで、比較検討中でも判断の軸を持ちやすくなります。 「何から手をつければいいかわからない」「話をしながら整理したい」という方こそ、早めの相談が有効です。問い合わせフォームからのお問い合わせはもちろん、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店相談にも対応しています。坂戸市で後悔しないリフォームを進めるために、まずは色彩デザインと一緒に状況整理から始めてみてください。 [myphp file="comContactL01"] ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム 2025年12月25日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム修理業者の選び方リフォーム内装リフォーム費用について地域坂戸市
坂戸市の雨漏り修理は今すぐ対処を!原因・費用・業者選びまで完全解説

坂戸市の雨漏り修理は今すぐ対処を!原因・費用・業者選びまで完全解説

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 坂戸市にお住まいで、天井から水滴が落ちてきても「大変な状況」と考えている方はいないでしょうか?「とりあえずバケツで受けておけばいい」「梅雨が落ち着いたら考えよう」と様子見を選ぶ方も多数います。 ただ、現場の経験から言うと「雨漏り」は「見つかった瞬間」に対処するほうがメリットはあるのです。とくに費用を安く抑えられるメリットは大きいと言えます。 雨漏りは初期段階で手を打たないと、天井裏や壁の中まで水が回りかねません。そうすると木材の腐朽や断熱材のカビのほか、シロアリ被害にまで発展してもおかしくないのです。そうなると、補修規模も費用も一気に跳ね上がります。 そこで今回のお役立ちコラムでは、すでに雨漏りが起きて不安を抱えている坂戸市の方向けに、雨漏り修理の基礎知識についてくわしくお話しします。 ▼合わせて読みたい▼雨漏り点検は屋根だけじゃない!雨樋まわりも重要 [myphp file="comContactL01"] 坂戸市で雨漏りが起きたら|最初に確認すべきこと 坂戸市で雨漏りが発生したら、まず修理の前に「人と家電の安全」と「被害拡大防止」を優先します。 症状から緊急度をざっくり見極める 天井に薄いシミが出た段階でも、水はすでに天井裏まで到達している可能性があります。「ポタポタ音がする」「天井が大きく膨らむ」「バケツがすぐいっぱいになる」このような場合、構造材まで水が回っている可能性は高くなり「赤信号」です。 分電盤や照明まわりが濡れているときは漏電・感電の危険さえあります。その系統のブレーカーを落とし、専門業者への連絡をするのが最優先です。「様子見」ではなく早急な雨漏り診断が求められます。 室内で行える安全な応急処置 室内では、落ちてくる水をバケツや洗面器で受け、床にはタオルや養生シートを敷いて二次被害を防ぎます。濡れそうな家具・家電は移動し、重量があり簡単に運べないものはビニールシートで覆います。 天井材に自分で穴を開けて排水する行為は、崩落・転落の危険も大きいため避けたほうが賢明です。状況が落ち着いたら、濡れている範囲とシミの広がりを写真・動画で記録します。「いつ・どのような雨のときに漏れたか」をメモしておくと、調査や保険申請の根拠になるからです。 屋根に上らない・自己流のシーリングをしない 濡れた屋根や勾配屋根は、プロでも安全帯と足場がなければ危険です。雨や雨上がりに一般の方が屋根へ上がるのは無謀とも言えます。 また、原因が特定できていない状態で市販のシーリング材を塗り込むのもよくありません。水の逃げ場を塞いで、かえって内部に回り込み、被害を広げることがあるからです。 ベランダ・陸屋根では排水口まわりのゴミを除去する程度にとどめ、それ以上の処置は専門業者に調査してもらいます。結果を踏まえて本工事をしたほうが、確実に対処できるからです。 ▼合わせて読みたい▼雨漏り対策情報|ベランダシートが雨漏りの原因になる!? 原因と放置リスク|坂戸市で多い雨漏りのパターン ここでは、坂戸市周辺の建物で雨漏りが起きやすい原因と「様子見」を続けた場合のリスクについてお話しします。 坂戸市の気候と住宅構造が生みやすい弱点 坂戸市を含む埼玉県南部は、気象庁平年値で年間約1,370mm、その6割以上が6〜10月に集中するエリアです。夏場の高温多湿とゲリラ豪雨のほか、冬場の乾燥と寒暖差もあります。屋根・外壁・防水層は強い日射と雨もありますし、温度変化と乾燥が繰り返し加わって、塗膜やシーリング材のひび割れが進行しやすい傾向もあるのです。 坂戸市周辺の分譲住宅では「木造2階建て+スレート屋根+窯業サイディング」といった仕様の住まいも見られます。 このような住まいだと、目地のシーリングやベランダ防水のほか、サッシ周辺が弱点になりがちです。こうした部位からの初期雨漏りを放置すれば、木材腐朽やカビ、シロアリ被害へ広がりかねません。最終的に、耐震性や資産価値に影響するのです。 屋根・外壁・ベランダ・サッシの典型的な原因 屋根では、スレートの割れ・欠け、棟板金の釘抜けのほか、防水シート(ルーフィング)の劣化が代表的な原因です。外壁ではサイディング目地のシーリング亀裂やモルタル外壁のクラック、配管・フードまわりの防水不足から浸水する例も多く見られます。 ベランダ・陸屋根では、防水層のひび割れ・膨れ、排水ドレンの詰まりや笠木や手すりの取り合い部が、雨水の入口になりやすい箇所です。 症状別に見る「どこが原因になりやすいか」 天井の丸いシミやクロスの浮きは、位置関係からおおよその原因を絞り込めます。2階天井なら屋根や防水シート、1階天井なら真上のベランダや陸屋根、防水層や排水不良のケースが疑わしい場所です。ただし、あくまで目安であり、実際の特定には専門調査が求められます。 ▼合わせて読みたい▼雨樋修理って自分でできる?5つの不具合原因とメンテナンス方法を色彩デザインが解説! [myphp file="comContactL01"] 修理方法と費用の目安・保険の考え方 ここでは「工事費用はいくらかかりそうか」「保険や補助制度を検討できるか」についてお話しします。 部分補修から葺き替えまでのおおよその費用帯 雨漏り修理の費用は、原因部位と範囲や足場の有無で大きく変わります。小規模なシーリング打ち替えや目地補修なら、数万円〜十数万円前後が一つの目安です。 屋根やベランダ防水の一部補修は、範囲が小さければ数万〜20万円前後、範囲が広い場合は30万円以上になることもあります。 棟板金まわりなど部分的な葺き直し・板金交換では十数万〜40万円程度、屋根全体のカバー工法や葺き替え、ベランダ防水の全面更新まで行う場合、一般的な30坪前後の戸建てで80万〜200万円程度が相場です。 ただしこれらはあくまで一般的な費用相場であり、規模や劣化症状で大きく変動する点に注意してください。 火災保険・瑕疵保険・補助制度が使えるケース 火災保険では「台風・突風・飛来物・雹」など「偶然かつ外部からの事故」による破損が原因で雨漏りした場合、風災・水災補償の対象となる可能性もあります。 一方、屋根・外壁・防水の経年劣化や施工時の不具合を長期間放置した結果としての雨漏りは、「自然消耗」と判断されて対象外となるのが一般的です。 新築から10年以内で、構造耐力上主要な部分または雨水浸入防止部分に欠陥がある場合、品確法および住宅瑕疵担保履行法にもとづき、事業者の瑕疵担保責任や瑕疵保険でカバーされる可能性があります。 さらに、耐震・省エネ・劣化対策などを含む性能向上リフォームの一部として、屋根や外壁を改修するなら、国の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」などで支援対象になるケースもあります。 坂戸市で信頼できる業者選びと行動ステップ 坂戸市で雨漏り修理専門業者を選ぶ際のチェックポイントと、今日から取れる具体的な行動をお話しします。 診断力と説明力のある業者を選ぶ 雨漏りは原因が一つと限りません。「ここを塞げば終わり」と言い切れるケースは多くないのです。室内・屋外・小屋裏・ベランダ裏側など必要な箇所を丁寧に確認し、写真を用いて「どこから・どのルートで水が入っていると考えるか」についてきちんと説明してくれる業者を選ぶのが重要です。 あわせて、見積書で部位ごとの数量と単価、使用材料、工事後の保証範囲・年数・免責事項が書面で分かるかも確認します。「雨漏り修理一式」といった大まかな表記だけの見積書は、あとから追加費用や認識違いのトラブルにつながりやすいため、避けた方が無難です。 行動ステップ すでに雨漏りが起きている場合、以下、対処のための流れについて押さえておきましょう。 雨漏り箇所の写真・動画と発生日・天候を記録する 図面・契約書・保証書・保険証券をひとまとめにする 2〜3社に現地調査を依頼し提案内容と費用・保証を比較する この3点だけでも進めておくと、その後の判断がスムーズになります。雨漏りを「たまたまの一度」で済ませず、今回をきっかけに屋根・外壁・防水のメンテナンス計画を見直しておくことが、将来の修繕コストとリスクを抑える近道になるのです。 参照:気象庁「さいたま(埼玉県)平年値(年・月ごとの値)」 参照:国土交通省「長期優良住宅化リフォーム推進事業」 参照:国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」 参照:住宅瑕疵担保責任保険協会「住宅瑕疵担保履行法とは」 [myphp file="comContactL01"] FAQ|坂戸市の雨漏り修理についてよくある質問 雨漏りは「原因が一つ」とは限らず、屋根・外壁・ベランダ・サッシなど複数要因が重なるケースもあります。ここでは、坂戸市で雨漏りが起きたときに特に多い疑問を、費用・応急処置・調査方法・保険・業者選びの観点で整理します。 判断に迷ったときの基準としてお役立てください。 Q.天井にシミがあるだけでも、すぐ相談すべきですか? A.はい。シミが薄くても、天井裏や壁内まで水が回っている可能性があります。放置すると木材の腐朽や断熱材のカビ、シロアリ被害などに発展し、修理範囲と費用が一気に増えることがあります。 「シミの段階」で動く方が、結果として費用と被害を抑えやすいです。 Q.自分でできる応急処置はどこまでですか? A.基本は「室内の二次被害を止める」範囲に留めるのが安全です。水滴はバケツ等で受け、床は養生し、濡れそうな家電や家具は移動・養生します。発生日・天候・漏れ方をメモし、シミや濡れ範囲を写真・動画で記録しておくと調査や保険検討に役立ちます。 一方で、屋根に上る、原因不明のままシーリング材を塗る、天井に穴を開けるといった行為は危険と悪化リスクがあるため避けてください。 Q.雨漏り修理の費用は、いくらくらい見ておけばいいですか? A.原因部位と範囲、足場の有無で大きく変わります。 目安として、小規模な目地補修やシーリング打ち替えは数万円〜十数万円、部分的な板金交換や局所補修は十数万円〜40万円程度、屋根全体のカバー・葺き替えや防水の全面更新になると80万〜200万円規模になることもあります。 重要なのは「工事一式」で曖昧にせず、部位ごとの数量・材料・工程が明示された見積で比較することです。 Q.火災保険は雨漏りでも使えますか? A.条件次第です。台風・突風・雹・飛来物など、偶然の事故で建物が破損し、その結果として雨漏りした場合は対象になる可能性があります。 一方で、経年劣化やメンテナンス不足が主因と判断されると対象外になりやすい点に注意が必要です。保険を検討するなら、発生日・気象状況・被害状況の記録(写真/動画)が初動で重要になります。 Q.信頼できる業者は、何を基準に選べばいいですか? A.雨漏りは「止める」以前に「原因を特定できるか」が肝です。室内・外回り・小屋裏・ベランダ裏など必要箇所を確認し、写真を用いて浸入経路の仮説を説明できる業者を選びましょう。 見積は部位別の数量と単価、使用材料、施工範囲、保証の範囲・年数・免責が書面で明確かを確認し、「雨漏り修理一式」だけの提案は避けるのが無難です。 色彩デザインに相談を|坂戸市の雨漏り修理を“いま”動いて被害と費用を抑える 坂戸市で雨漏りが起きたとき、最ももったいないのは「様子見で被害を広げる」ことです。雨漏りは見つかった瞬間が最小被害であることが多く、初動が早いほど原因特定もしやすく、補修範囲が小さく済みやすい傾向があります。 逆に、天井裏や壁内まで水が回ると、木材の腐朽・断熱材のカビ・シロアリなどに波及し、修理が「部分補修」から「広範囲改修」へ変わって費用が跳ね上がることがあります。 株式会社色彩デザインでは、応急対応の考え方から現地調査、浸入経路の説明、部位別の見積と保証条件の整理まで、判断材料をそろえたうえで最適な修理方針を一緒に組み立てます。すでに雨漏りが起きている場合は、まず写真・動画と発生日/天候の記録を残し、図面や保証書、保険証券を手元にまとめたうえで、早めに専門業者へ現地調査を依頼してください。 色彩デザインへのご相談は、問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店のいずれでも可能です。緊急度が高いケースほど「いま動く」ことが、住まいと家計を守る近道になります。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年12月15日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム外壁補修・屋根補修修理業者の選び方費用について雨漏り地域坂戸市
坂戸市のリフォーム補助金まとめ【2025年版】対象工事・条件・申請のポイント

坂戸市のリフォーム補助金まとめ【2025年版】対象工事・条件・申請のポイント

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 坂戸市でリフォームを検討し始めたとき「今、使える補助金はあるのか」「市・県・国のどの制度を見ればいいのか」という点が気になる方も多いでしょう。 ただ、補助金には予算がありますし、受付期間も存在しています。知ったときには「申請が間に合わなかった」といった機会損失の失敗もありえるのです。 補助金や助成金は、施主の方も定期的に自ら情報収集をする努力が求められます。そうすることで、機会損失の失敗を回避できるのです。 そこで今回のお役立ちコラムでは、2025年12月現在の公的情報にもとづき、坂戸市で利用しやすいリフォーム関連の補助金をくわしくお話しします。自分の計画に合いそうな制度があるかどうかの参考材料にしてみてください。 ▼合わせて読みたい▼坂戸市の外壁塗装・屋根塗装|リフォーム業者をどこに頼むか迷ったら色彩デザインまで! [myphp file="comContactL01"] 坂戸市のリフォーム補助金は「市・県・国」のものがある 坂戸市の一般的な住宅リフォームに関係する主な補助金としては「多世代同居・近居」「空き家対策」「省エネ・再エネ設備」に関する制度が挙げられます。それぞれどのような補助金があるのか、くわしくお話しします。 坂戸市の住宅リフォーム関連補助金 坂戸市の一般的な住宅リフォームに関係する主な補助金として「多世代同居・近居」「空き家対策」「省エネ・再エネ設備」に関する制度が挙げられます。 市の制度は多世代同居・近居と空き家対策が中心です。省エネ設備に関しては主に県と国の制度を活用するといいでしょう。坂戸市独自と国や県の補助金情報を以下で大まかにお話しします。 坂戸市独自 多世代同居住宅改修等工事補助金(実家リフォーム・同居向け) 多世代近居住宅取得補助金(親世帯の近くでの新築・取得向け) 空き家改修工事等補助金・空き家等除却費補助金(空き家の活用・解体向け) 埼玉県 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金(蓄電池・エネファームは受付継続中) 国 住宅省エネ2025キャンペーン(先進的窓リノベ2025、給湯省エネ2025、子育てグリーン住宅支援事業など) 「今募集中かどうか」を確認しないと取りこぼしが出る 制度自体が継続していても「今年度分の予算が埋まり受付終了」という場合もあります。受付状況や終了時期が年度途中で変わる可能性があるため、最新の実施状況は坂戸市の公式サイトで確認が必要です。 たとえば、埼玉県の省エネ・再エネ補助では、太陽光・太陽熱は6月26日で申請受付が終了しています。蓄電池・エネファームのみが継続して受付中です。 国の「住宅省エネ2025」では、給湯省エネ2025の申請額が予算の9割に達しました。先進的窓リノベ2025に関しても、予算消化が進んでいると公表されている状況です。 補助金名だけを見て「まだ使えるはず」と判断すると失敗します。受付状況について、坂戸市・埼玉県・国、各公式サイトで確認して計画を立てることが重要です。 参照:住宅に関する補助制度(広報さかど 2025年5月号) 参照:住宅用太陽光発電システム・省エネルギー機器設置費補助金(令和7年度)【今年度の受付は終了しました】 参照:省エネ家電購入費補助金(令和7年度) 坂戸市独自の補助金(多世代同居・近居と空き家対策) 坂戸市は、親世帯と子世帯が暮らしやすい環境づくりと空き家の有効活用を目的として、独自の住宅補助制度を整えています。市内での住み替えや実家リフォーム、空き家の整理を考えている方は、最初にここを確認しておくといいでしょう。 多世代同居住宅改修等工事補助金|実家リフォームで最大100万円 「多世代同居住宅改修等工事補助金」は、親世帯と子世帯が同じ住宅に同居するための改修工事を支援する制度です。建築基準法に適合した住宅で、市税の滞納がないことを前提にしています。また、子世帯の年齢が40歳未満、または中学生以下の子どもを扶養していることなどが主な要件です。 補助額は工事費の2分の1(上限40万円) 転入加算・扶養加算・新築加算・市内業者加算などを積み上げることで最大100万円まで拡大可能 補助金額はこのような内容になっています。 キッチンや浴室の改修やバリアフリー化、間取り変更など、実際の同居に必要な工事が幅広く対象となっています。一度の大規模リフォームで、将来の同居も見据えたいご家庭は、計画段階から制度要件を確認しておくと無駄がありません。 多世代近居住宅取得補助金|親世帯の近くで住宅を取得する場合 「多世代近居住宅取得補助金」は、親世帯の近くで一定規模の持ち家を新築・購入する子世帯が対象です。40歳未満または中学生以下の子どもを扶養し、市税滞納がないことなどが条件で、各種加算を含め最大80万円まで補助が受けられます。 空き家改修工事等補助金・空き家等除却費補助金|空き家を直す・解体する場合 長期間使われていない住まいには、「空き家改修工事等補助金」と「空き家等除却費補助金」が検討できます。 前者は、市内の一戸建て空き家を取得または所有し、自らおおむね5年以上居住する場合に、1年以上未使用の住宅を対象として改修工事・家財処分費の一部を助成する制度です。 空き家バンク登録物件には加算があります(2025年度はいったん停止後9月29日に受付再開) 後者は、倒壊のおそれがある老朽空き家の解体費用を補助するものです。いずれも予算の範囲内で先着順で、市内の一戸建てで概ね年間を通じて使用実績のない空き家が対象となります。また、事前相談と現地確認が必要です。 参照:坂戸市多世代同居住宅改修等工事補助金制度のご案内 参照:坂戸市多世代近居住宅取得補助金制度のご案内 参照:空き家に関する補助金 [myphp file="comContactL01"] 埼玉県・国の省エネリフォーム補助金(坂戸市民も利用可) 断熱窓や高効率給湯器、蓄電池などは、市単独より「埼玉県+国」の補助を組み合わせると自己負担を抑えやすくなります。2025年12月時点で使いやすい代表的な制度を押さえておくことが、計画づくりの第一歩です。 埼玉県「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」 自宅で使う既存住宅を対象として、太陽光・太陽熱・蓄電池・エネファーム導入を支援する制度です。2025年度、太陽光・太陽熱分の申請受付は6月26日で終了しました。蓄電池とエネファームのみ、10万円・5万円を上限に2026年1月末まで受付継続中です。 国の「住宅省エネ2025」キャンペーン(断熱窓・省エネ給湯器など) 既存住宅の断熱改修や高効率給湯器導入を後押しする国のキャンペーンで、「先進的窓リノベ2025」と「給湯省エネ2025」が戸建てと相性の良い制度です。いずれも登録事業者経由の申請が必要なうえ、予算消化が進んでいるため、早めの相談が欠かせません。 参照:住宅省エネ2025キャンペーン【公式】 参照:先進的窓リノベ2025事業【公式】 参照:予算に対する補助金申請額の割合 - 先進的窓リノベ2025事業 参照:予算に対する補助金申請額の割合が90%に達しました。- 給湯省エネ2025事業 ▼合わせて読みたい▼外壁塗装の寿命を延ばす!耐用年数の目安とメンテナンステクニック|坂戸市・飯能市密着の外壁塗装専門店色彩デザイン 補助金を最大限活用するための基本ステップと注意点 坂戸市でリフォーム補助金を検討する際の、基本的な流れをお話しします。市・県・国の制度をまたいで活用する場合でも、考え方の筋道は共通です。 ステップ1:工事の目的を整理し、対象になりそうな制度を絞る 最初に、「親と同居するための実家改修なのか」「空き家を賃貸・売却できる状態にしたいのか」「断熱窓や高効率給湯器で省エネを図りたいのか」といった工事の主目的をはっきりさせます。 そのうえで、市の多世代・空き家補助、県の省エネ・再エネ補助や、国の住宅省エネ2025キャンペーンといった候補を一覧にするのです。そのあと「今年度募集中か」「自分の計画と対象工事が一致しているか」を公式サイトの条件欄で確認します。この段階で2〜3本程度に候補を絞れば、その後の見積もりや事業者選定が無駄なく進みます。 ステップ2:補助要件とスケジュールを前提に見積もり・事業者選定を行う 対象となる制度のめどが立ったら、補助要件とスケジュールを前提に見積もりと事業者選定を行います。市の多世代同居・近居補助や空き家補助では、工事完了から一定期間内の申請期限、市内業者による施工に対する加算など、契約前に押さえるべき条件が多数です。 たとえば、国の住宅省エネ2025では登録事業者との契約が必須で、対象製品の型番や工事内容も細かく指定されています。「予算上限に達し次第受付終了」とも定められているのです。 知らないで工事内容だけ決め「工事自体は希望通りだが補助対象外だった」「申請が間に合わなかった」といった事態も起こりえます。 見積もり依頼段階から施工業者に「この制度を使える前提で検討したい」と伝えましょう。市・県の相談窓口とも連携し、逆算で工程を組むのが現実的です。 ▼合わせて読みたい▼塗装屋さんの見積書を徹底解析!外壁や屋根を塗装する際の見積りチェック項目 [myphp file="comContactL01"] FAQ|坂戸市のリフォーム補助金まとめ【2025年版】についてよくある質問 坂戸市の補助金は「制度名だけ知っている」状態だと、受付終了や要件ミスマッチで取りこぼしが起きやすいのが実情です。 ここでは、2025年版の坂戸市リフォーム補助金を検討する際に特に多い質問を、申請で失敗しない観点で整理します。 Q.「多世代同居住宅改修等工事補助金」は最大いくらまで出ますか? A.坂戸市の案内では、基本額は補助対象経費の2分の1で上限40万円、そこに転入加算・扶養加算・新築加算・市内業者加算などを積み上げて最大100万円まで拡大できる仕組みです。 加算が成立する条件が細かいので、同居の形(転入の有無、扶養の条件、工事形態、施工者)を先に整理してから見積もりに入るのが安全です。 Q.空き家改修・空き家解体の補助は、いま募集中ですか? A.坂戸市の公式情報では、令和7年度の「空き家改修工事等補助金」と「空き家等除却費補助金」は、いったん受付終了後に2025年9月29日から申請受付を再開する旨が明記されています。 先着・予算枠の影響を受けやすいため、申請前に「事前相談・現地確認が必要か」「対象要件(空き家の条件、建築年、用途など)」を必ず公式ページで確認してください。 Q.埼玉県の省エネ・再エネ補助は、太陽光も対象ですか? A.埼玉県の公式案内では、令和7年度は太陽光発電設備・太陽熱利用システムの申請受付が2025年6月26日16:00で終了しています。 一方で、蓄電池・エネファームの申請は継続して扱いがあるため、設備計画によっては「太陽光を前提にせず、窓・給湯・蓄電池の組み合わせ」で費用最適化を検討する方が現実的です。 Q.国の「給湯省エネ2025」はまだ間に合いますか? A.給湯省エネ2025事業の公式新着情報では、2025年11月17日時点で「予算に対する補助金申請額(予約含む)」が90%に達したと公表されています。 予算上限(100%)に達し次第、受付終了の取扱いになるため、「検討中」段階でも登録事業者に要件確認と対象機種の適合チェックを先行させるのが安全です。 Q.補助金を使うなら、契約や着工の“順番”で気をつけることは? A.もっとも多い失敗は「先に契約・着工してから補助金を調べ、対象外や期限切れに気づく」パターンです。坂戸市の市制度は要件・提出書類・期限が絡み、国の住宅省エネ系は登録事業者経由・対象機器/工法の適合が前提になります。 したがって、制度候補を2〜3本に絞る→要件確認→補助金前提の見積・仕様調整→必要書類の段取り、という順で進めると取りこぼしを大幅に減らせます。 色彩デザインと進める|坂戸市の補助金を“取りこぼさず”リフォーム計画に落とし込む 坂戸市のリフォーム補助金は「市・県・国」の制度が並行し、年度途中で受付が終了したり、再開したりするため、制度名だけを見て判断すると機会損失が起きやすいのが実情です。特に空き家系は受付状況が変わりやすく、省エネ系は予算消化のスピードが早い傾向があります。 だからこそ、工事内容を決める前に「目的(同居・近居/空き家活用・解体/省エネ)」を整理し、使える可能性が高い制度を2〜3本に絞ったうえで、要件とスケジュールを前提に見積・仕様を固めるのが失敗しない進め方です。 株式会社色彩デザインでは、補助金活用を前提にしたリフォーム計画の整理(対象工事の切り分け、申請の段取りに合わせた工程の考え方、見積の組み立て)まで含めて相談しやすい形でご案内しています。 補助金を「使えるかも」で終わらせず、現実の工事計画に落とし込むために、まずは問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店のいずれかで、お気軽にご相談ください。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年12月10日 更新 詳しく見る
お役立ちコラムリフォーム費用について補助金・助成金地域坂戸市
工場・倉庫の寒さ対策はどっち?遮熱シートと断熱塗装を徹底比較!

工場・倉庫の寒さ対策はどっち?遮熱シートと断熱塗装を徹底比較!

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 冬の工場や倉庫は「暖房を入れても全然暖まらない」という悩みが多く聞かれます。鉄骨構造・高天井・開口部の多さといった要因により、外気温の影響を強く受けるためです。 この寒さは、従業員の作業効率を下げるだけでなく、機械トラブルや材料の品質変動にもつながることがあります。寒さ対策として検討されるのが遮熱シート」と「断熱塗装」です。 どちらも外気温の影響を抑える手法ですが、仕組み・施工コスト・効果の出方が異なります。 今回のお役立ちコラムでは、工場・倉庫の環境改善を検討している担当者向けに「導入コスト・温度改善効果・投資回収期間」を比較し、建物条件に合わせた最適な対策を専門目線で解説します。 ▼合わせて読みたい▼遮熱シート導入コスト完全解説:㎡単価と投資回収シミュレーション [myphp file="comContactL01"] 寒さ対策の目的を明確にする 寒さ対策を考えるうえで重要なのは「どの熱を、どの段階で抑えるか」という視点です。冬の倉庫や工場が冷えるのは、単に外気が冷たいからではなく、建物の構造と熱移動の仕組みに原因があります。 ここではまず、工場・倉庫が冷えやすい要因と、遮熱・断熱がそれぞれどのように働くのかを整理します。 工場・倉庫が冷えやすい3つの構造的要因 鉄骨構造による熱伝導工場や倉庫の多くは鉄骨造(S造)であり、鉄は熱伝導率が高い(約80W/mK)。そのため、外気の冷たさが梁や柱を通して室内に伝わりやすく、冬場は「壁が冷たい」「天井から冷気が降りる」といった現象が起きます。 断熱層が薄い外皮構造一般住宅と違い、工場・倉庫では外壁材が0.4〜0.8mmの鋼板一枚で構成されているケースが多く、断熱材が入っていない、もしくは古いグラスウールが劣化していることもあります。外気が5℃のとき、屋内壁面温度が7〜8℃しかない建物も珍しくありません。 大開口・高天井による暖気ロスシャッターや搬入口からの冷気流入、高さ5mを超える天井空間による暖気上昇が、ヒーターの熱を逃がす要因になります。空間体積が大きいため、暖房を強くしても足元が冷える「上下温度差」が発生します。 こうした条件が重なることで、暖房効率が著しく低下し、結果的に電気代・燃料費の増加につながります。 遮熱・断熱の原理を整理する 寒さ対策では遮熱」と「断熱」は似ているようで異なる考え方です。 遮熱=外からの熱(放射)を反射・遮断する技術 断熱=熱の移動(伝導)を遅らせ、室温を保つ技術 遮熱シートは、アルミ蒸着層などを使って赤外線(放射熱)を反射する素材なので、屋根裏や外壁の内側に施工し、日射熱や放射冷却の影響を軽減します。 一方、断熱塗装は、塗膜に含まれる中空ビーズ(空気層)で熱伝導を抑えるタイプです。屋根・外壁表面に塗布することで、外気温の影響を緩和し、内部温度を安定させます。 つまり、遮熱は「熱を跳ね返す」技術、断熱は「熱を伝えにくくする」技術というわけです。この違いを理解しておくと、どちらが自社の建物に適しているか判断しやすくなります。 「寒さ対策=熱の出入りをコントロールする」考え方 工場や倉庫の寒さは外気の冷たさが入る」と「内部の熱が逃げる」という2方向の熱移動によって起こります。 それぞれを抑えるための手段を整理すると、次のようになります。 熱の流れ 主な原因 有効な対策方法 外からの冷気侵入 外壁・屋根・開口部からの放射冷却・隙間風 断熱塗装/断熱パネル/気密補修 内部熱の流出 鉄骨・屋根面を通じた熱伝導・対流 遮熱シート/断熱材増設/天井シート施工 つまり、下記のように目的と熱の方向性を整理して選ぶのが基本です。 屋根や壁が外気で極端に冷える→断熱塗装が有効 室内の暖かさを逃がしたくない→遮熱シートが有効 また、どちらの工法も単独で万能ではありません。遮熱シートは内部施工が前提のため「改修時に足場が不要」など施工性のメリットがありますが、既存断熱が弱い建物では効果が限定的になることもあります。 一方で断熱塗装は、屋根・外壁の表面から直接対策できるため、経年劣化防止+防水補修を同時に行えるというメリットがあります。 ▼合わせて読みたい▼遮熱塗料vs断熱塗料:温度上昇抑制とメンテコストをプロが比較 [myphp file="comContactL01"] 遮熱シートと断熱塗装の比較データ 寒さ対策を導入する際、最も気になるのは「どちらが効果的で、費用に見合うか」という点です。遮熱シートと断熱塗装は、いずれも一定の温度改善効果を持ちますが、建物の構造・用途・施工範囲によってコストパフォーマンスが変わります。 ここでは、設備改修の実務データをもとに、費用・効果・耐用年数・回収期間を比較します。 施工コスト・工期・耐用年数の比較表 まず、遮熱シートと断熱塗装の基本スペックを整理します。下表は、鉄骨造倉庫(延べ床1,000㎡前後)を想定した平均値です。 比較項目 遮熱シート 断熱塗装 平均施工単価(㎡あたり) 約3,000〜4,500円 約4,000〜6,000円 施工範囲 屋根裏・壁内・天井内側など内部施工 屋根・外壁など外部施工 工期(1,000㎡規模) 約3〜5日(内部) 約7〜10日(足場設置含む) 耐用年数 約10〜15年 約12〜18年 メンテナンス 汚れ除去程度(軽微) 再塗装・部分補修あり 付加機能 放射反射(遮熱・保温) 防水・防錆・美観保持 遮熱シートは内部施工のため、外部工事を伴わず短期間で施工できるのが最大の特徴です。 一方で、断熱塗装は屋根や外壁の表面を保護する役割を持ち断熱+防水+外装リニューアル」を同時に行えるというメリットがあります。工期とコストのバランスで見ると、小規模施設は遮熱シート/大規模倉庫は断熱塗装が選ばれる傾向です。 温度改善効果とエネルギー削減率の違い 実際の温度改善効果を比較すると、施工位置と効果の方向性が異なります。 測定項目 遮熱シート 断熱塗装 屋内表面温度の変化 外気5℃時→室内壁面温度+3〜5℃上昇 外気5℃時→屋内温度+2〜4℃上昇 夏季表面温度の抑制 屋根裏温度−8〜10℃ 屋根表面温度−10〜15℃ 冬季保温性能 中程度(放射反射による保温) 高い(熱伝導抑制+蓄熱性) 暖房エネルギー削減率 約8〜12%(平均) 約10〜15%(平均) 遮熱シートは放射熱を跳ね返すため、冬季は屋根裏や壁内で熱の逃げを防ぐ「保温効果」があります。ただし、施工箇所が室内側になるため、外気との温度差が大きい環境では限界が出やすいので注意しなければなりません。 断熱塗装は塗膜そのものが熱伝導を遅らせるため、外気5℃・室内10℃の環境で2〜4℃の改善効果が実測されています。とくに屋根・外壁面での放射冷却を防ぐため、建物全体の冷え込みを緩やかにできるのが強みです。 屋根裏空間の冷気防止→遮熱シート 建物全体の熱損失低減→断熱塗装 この特性を理解しておくと、工場や倉庫の寒さ対策で悩まなくなります。 導入後のROI(投資回収期間)をシミュレーション 設備改修では、費用対効果=ROI(ReturnonInvestment)を意識することが重要です。遮熱・断熱工事のROIを暖房コスト削減額から試算すると、以下のようになります。 対象:1,000㎡の鉄骨倉庫 現状暖房費:月15万円/冬季5か月稼働=年間約75万円 電気・灯油価格上昇を考慮せず固定値で計算 対策 導入費(概算) 年間削減額(平均) 投資回収期間(目安) 遮熱シート施工(屋根・壁内) 約350万円 約9万円(削減率12%) 約4年 断熱塗装(屋根・外壁) 約500万円 約12万円(削減率16%) 約4〜5年 ROIで見ると大差はなく、どちらも4〜5年で投資回収を見込めます。ただし、断熱塗装は防水機能も兼ねるため、外装改修費を含めた「二次効果」まで考えるとコスト優位性が高くなるでしょう。 反対に、内部環境を急ぎ改善したい、または稼働停止を避けたい場合は遮熱シートが現実的な選択肢です。施工後1〜2年で電気代・燃料代の削減を実感できるケースもあり、両者ともにエネルギーコスト上昇対策として有効な投資といえます。 [myphp file="comContactL01"] 導入判断のポイントとおすすめ条件 遮熱シートと断熱塗装は、どちらも工場・倉庫の寒さ対策として有効な手段ですが、建物の構造や稼働条件によって、最適な選択は異なります。ここでは、導入前に確認すべき3つの判断軸を整理し、自社の条件に合った方法を選ぶための具体的な指標を示します。 建物構造・稼働条件別に見る向き不向き まず押さえておきたいのは「どの部位で熱損失が起きているか」です。工場・倉庫の断熱性能は、屋根面からの放熱が全体の約40〜50%を占めると言われています。残りは壁面・開口部・床など。 この熱の逃げ方に応じて、施工位置を選ぶことが最も効果的です。 建物タイプ 遮熱シートが向くケース 断熱塗装が向くケース 鉄骨造・金属サイディング 屋根裏や壁内に空間があり、内部施工が可能 屋根・外壁に錆・劣化が見られる外装改修同時 稼働中の工場(24h稼働) 外部足場を設けにくく、作業を止めたくない 屋外作業が可能で、防水・防錆も同時施工したい 倉庫・物流拠点 短工期で一時的に改善したい(冬季限定) 長期的に光熱費を削減したい(通年改善) 内部からの施工ができる遮熱シートは、稼働を止めずに施工できるという大きな利点があります。 一方で、屋根・外壁の劣化が進んでいる場合は、断熱塗装によって防水・防錆を兼ねて補修する方が合理的です。 「今すぐ寒さを和らげたい」なら遮熱シート 「長期的に省エネと外装保全を両立したい」なら断熱塗装 これが実務的な判断の分かれ目です。 既存設備との相性・メンテナンス性 設備投資として導入する際には、既存の空調・換気・電気設備との相性も重要です。 遮熱シートは軽量かつ非電導素材のため、照明設備・配線・ダクト類に干渉しにくく、天井裏・壁内に後施工するリフォーム性の高さが特徴です。既存配線を避けて施工できるため、設備を稼働したままの部分改修ができます。 断熱塗装は、屋根・外壁の保護層として機能するため、既存の防水シートや金属屋根との密着性が鍵となります。塗料メーカーが推奨する下地材(プライマー)を使うことで、金属面でも剥がれにくく、メンテナンスサイクルを10〜15年に1回へ延ばすことが可能です。 また、どちらの施工法も内部結露の軽減効果が確認されています。とくに冬季、屋根裏や外壁内部に生じる結露は断熱材を劣化させる原因になるため、熱損失対策と同時に結露対策としての効果も評価されています。 コストと効果を両立させる実務的選択肢 コストパフォーマンスを最大化するには「建物の改修周期」と「光熱費削減効果」を組み合わせて検討するのが現実的です。 短期的効果重視(3〜5年)遮熱シートで内部施工。低コスト・短工期で導入。ROI回収4年前後。 中長期的効果重視(10〜15年)断熱塗装で外装リニューアルを兼ねる。防水+断熱で改修費を統合。光熱費削減率15%前後。 また、両者を組み合わせる「ハイブリッド施工」も有効です。屋根外部に断熱塗装を行い、屋根裏に遮熱シートを設置することで、放射・伝導の両面から熱損失を抑制。外気5℃の環境で室内温度が+5〜7℃改善した例もあります。 このように、単一の施工法にこだわらず、建物構造・稼働環境・改修周期を総合的に見て判断することが、費用対効果を最大化する鍵です。 [myphp file="comContactL01"] 「最短改善」か「長期最適化」か——工場・倉庫の寒さ対策は色彩デザインにご相談ください 冬の寒さ対策は“熱の入り口と出口をどこで抑えるか”が勝ち筋です。稼働を止めず短工期で体感改善を急ぐなら、室内側から放射損失を抑える遮熱シートが有効です。屋根・外壁の劣化も同時に手当しつつ、10~15年スパンで光熱費と保全コストを統合的に下げるなら、断熱塗装(防水・防錆一体型)が合理的です。 大型倉庫や金属屋根での総量削減は断熱塗装、24時間稼働ラインで停止が難しい場合は遮熱シート、という住み分けが実務的な最適解になります。さらに、屋根外部に断熱塗装+屋根裏に遮熱シートの“ハイブリッド”で放射と伝導の両面を抑えると、外気5℃条件でも室温+5~7℃の改善が狙えます。 株式会社色彩デザインでは、屋根・壁面ごとの熱画像診断、結露リスク評価、既存設備との干渉確認まで行い、ROI(回収年数)を含む比較見積で最短の意思決定を支援します。 今すぐ寒さを和らげたい → 遮熱シート中心の内部施工プラン 長期の省エネと外装更新を両立 → 断熱塗装+防水同時施工プラン さらに効果最大化 → ハイブリッド提案(断熱塗装×遮熱シート) 「うちの建物にはどれがベスト?」は現場を見れば一発で整理できます。まずは色彩デザインの無料診断をご利用ください。 お問い合わせは【問い合わせフォーム】・【メール】・【お電話】でどうぞ。ショールームでのご相談も歓迎です。現場条件と改修周期に合わせて、最短で“効く”寒さ対策をご一緒に設計します。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年11月15日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム修理業者の選び方塗装業者の選び方費用について法人様はこちら倉庫・工場塗装
積水ハウス「永年保証(ユートラス)」の読み解き:外壁・屋根のメンテ費用を専門店目線で

積水ハウス「永年保証(ユートラス)」の読み解き:外壁・屋根のメンテ費用を専門店目線で

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 住宅を建てるとき、多くの人が重視するのが「どれだけ長く安心して住めるか」という点です。構造躯体だけでなく、外壁や屋根のように日々の風雨にさらされる部分は、経年劣化への対策が欠かせません。 積水ハウスでは、引き渡し後のアフターサポートとして「初期30年保証」に加え、所定の点検・補修を行うことで保証を継続できる「ユートラスシステム(永年保証)」を導入しています。 一見すると「建物がある限り保証される」ようにも感じますが、実際には点検・補修・履歴管理が前提です。 今回のお役立ちコラムでは「外装専門店の立場から、ユートラス制度の仕組みと外壁・屋根の実務的なメンテナンス時期、費用目安」を整理して解説します。 ▼合わせて読みたい▼積水ハウス住宅の外壁メンテナンスをもっとお手頃に!安心保証のあるスマートな業者選定法 [myphp file="comContactL01"] 積水ハウスの保証制度の基本を押さえる 住宅の保証制度を理解するうえで、まず押さえておきたいのが「初期30年保証」と「ユートラスシステム(永年保証)」の関係です。積水ハウスでは、引き渡し後のアフターサポートを2段階構造に分け、30年間の基礎保証+以降の延長保証という形で長期的な安心を提供しています。 ここでは、それぞれの仕組みと条件、そして外壁・屋根メンテナンスとの関係を詳しく見ていきましょう。 初期30年保証とは何を対象にしているか 積水ハウスの保証体系は、まず「初期30年保証」が基盤になっています。これは、法律で義務付けられている10年保証(構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分)を、独自に30年へ拡張した制度です。 対象は主に以下の2点です。 構造躯体(基礎・柱・梁など) 防水部分(屋根・外壁・バルコニー・開口部など) 保証を維持する条件として、10年目と20年目に積水ハウスの定期点検を受け、必要に応じて補修を実施することが明記されています。つまり、定期点検とメンテナンスの実施が保証継続の前提条件です。 この「初期30年保証」があることで、住宅購入後も長期間にわたり構造・防水面の安心が得られる仕組みになっています。 「ユートラスシステム/永年保証」の仕組み 30年目以降も保証を続けたい場合に適用されるのが「ユートラスシステム」です。公式サイトによると、建物引き渡し後30年経過時に、積水ハウスが定める有償点検と有償補修を受けることで、10年ごとに保証を延長できます。 つまり、ユートラスの永年保証とは「定期点検とメンテナンスを繰り返すことで保証を継続できる」という条件付きの制度です。 この考え方は、長期優良住宅の「維持保全計画」に近く、定期的にメンテナンスを行うことで建物の性能を維持するという発想に基づいています。費用のかからない永久保証ではなく「点検と補修を前提に保証を更新する」ことで、結果的に家を長く守る仕組みです。 また、メーカーによる保証履歴が残るため、中古住宅として売却する際にも「保証継続中の住宅」として評価されるメリットがあります。 外壁・屋根メンテナンスの視点から保証を考える ユートラス制度の対象に含まれる「雨水の浸入を防止する部分」とは、外壁や屋根、バルコニー防水、サッシまわりのシーリング部などを指します。これらの部分は、雨や紫外線による劣化が最も早く進行するため、保証を維持するには防水性能の維持が重要になります。 ただし、表面の塗装や色あせ、汚れなどの美観は保証対象外です。保証書に記載されているのはあくまで「防水性能」に関する項目であり、外壁の再塗装やシーリング補修などは点検の結果に応じて有償で行う形になります。 つまり、積水ハウスの保証は「不具合が起きないように、定期的に手を入れること」を前提とした制度というわけです。そのため、外壁や屋根の塗装・防水工事は、保証を延長するためのメンテナンスとして位置付けられます。 この点を理解しておくことで「保証のための工事」と「美観のための工事」を区別して判断できるようになります。 外壁・屋根メンテナンスの実務と保証継続のポイント 積水ハウスのユートラス制度は「定期点検と補修の実施によって保証を延長できる」ことが特徴です。この点を正しく理解するには、点検や補修がどのような内容で行われ、どの程度の費用がかかるのかを把握しておく必要があります。 ここでは、外装専門店の立場から、保証を維持するために実際に必要となるメンテナンスの流れを整理します。 足場・塗装範囲・下地補修の重要性 外壁や屋根の補修・塗装を行う際、まず必要になるのが足場仮設です。 安全に高所作業を行うための設備であり、積水ハウスの住宅のように高さや外壁形状が複雑な構造を対応する場合には欠かせない項目となります。足場の設置費用は、一般的な30坪住宅で15万〜25万円程度が目安です。 次に、外壁・屋根の塗装範囲を明確にすることも重要です。「外壁全体」「バルコニー部分のみ」など、施工範囲をあいまいにしたまま契約すると、一部に塗り残しや防水層の未補修が発生し、結果的に保証対象外となるリスクがあります。 また、塗装前には下地補修が必須です。コーキング(シーリング)の劣化、外壁のひび割れ、屋根板金の浮きなどを放置すると、塗装をしても雨水の浸入を防げません。積水ハウスの保証では「雨水の浸入を防止する部分」が対象であるため、塗装前の下地補修を適切に行うことが、保証継続の条件を満たす鍵になります。 耐用年数と再塗装・防水更新のタイミング 外壁や屋根の塗料には耐用年数があり、種類によっておおむね次のような目安があります。 塗料の種類 耐用年数の目安 ウレタン系 約8〜10年 シリコン系 約10〜15年 フッ素系 約15〜20年 無機系 約20〜25年 積水ハウスの住宅で使用される外壁材・屋根材は長寿命設計ですが、30年近く経過すると塗膜の劣化やシーリングの硬化が進み、放置すると防水性能が低下します。 ユートラス制度では、30年以降の保証を延長するために、10年ごとに有償点検と必要な補修を受けることが条件です。実際の点検では、外壁目地や屋根の防水層が劣化していれば補修・再塗装を行う必要があり、その費用は一度の工事で100〜200万円程度になるケースもあります。 このため、保証を延長するか、外装専門店でのリフォームを行うかは、費用対効果と住宅の劣化状況を見ながら判断することが現実的です。「保証を維持するための工事」と「建物を守るための工事」が一致していることを理解しておくと、メンテナンス計画が立てやすくなります。 保証適用除外となる主なケース ユートラス制度では、定期点検や補修を受けていても、すべてのトラブルが保証対象になるわけではありません。 公式資料にも明記されている通り、以下のケースは保証の適用外となります。 地震・台風・洪水・落雷などの天災による損傷 当社以外の業者が増改築・改修を行い、設計仕様を変更した場合 所定の点検を受けていない、または補修を拒否した場合 これらの条件に該当する場合、積水ハウスの保証は失効します。とくに外壁や屋根の塗装を他社に依頼する場合は「保証に影響しない範囲での施工であるか」を必ず確認しておくことが重要です。 また、保証書の発行自体がゴールではなく、点検履歴・補修記録・使用材料の明細を住宅履歴として保管することも推奨されます。これにより、次回の点検や再保証手続きがスムーズになり「どの部分をいつ補修したか」という証拠を残すことができます。 ▼合わせて読みたい▼ハウスメーカー以外での外壁メンテナンスのメリットは?保証新設可能ならコスト削減も叶う! [myphp file="comContactL01"] 専門店目線から見る外壁・屋根メンテ費用と保証活用 ユートラス制度は、長期保証というより「定期点検・補修を通して建物を維持する仕組み」です。実際に延長を選ぶ場合には、有償点検や補修費用が発生します。 ここでは、築年ごとの費用感や外装メンテナンスの実務、そして保証制度を活かした計画の立て方を、専門店の立場から整理します。 築年別の費用概算と保証との関係 外壁・屋根のメンテナンス費用は、建物の大きさ・仕様・立地条件によって大きく異なりますが、一般的な30坪前後の住宅を基準にした概算は次の通りです。 築年数 主な工事内容 費用目安(税抜) 10〜15年 部分補修・コーキング打ち替え・バルコニー防水 約30〜60万円 20〜25年 外壁塗装・屋根塗装(シリコン〜フッ素系) 約100〜180万円 30年以降 外壁全面補修+防水更新(保証延長対象) 約150〜250万円 積水ハウスの住宅では、外壁材・屋根材が高耐久仕様のため、初期劣化は少ない一方、メンテナンスを行う際には「足場・部材・施工精度」に見合った費用が必要になります。 純正メンテナンス(積水ハウス施工部門による工事)では、一般的な相場よりも2〜3割高くなるケースがありますが、ユートラス保証を継続したい場合にはこのルートを選ぶ必要があります。 一方、保証継続よりもコストを抑えてリフォームしたい場合は、外装専門店による診断・再塗装も選択肢の一つです。ただし、他社での施工を行う際は「保証の継続が不可になる」点を理解したうえで判断することが重要です。 外壁・屋根メンテナンスで確認すべき工事内容 保証の有無に関わらず、長期的な安心を得るためには、施工内容が防水性能をきちんと回復できるものであることが最優先です。専門店の視点から見ると、見積書で次の項目が明確に記載されているかを確認することが大切です。 足場設置・高圧洗浄:安全性と塗膜密着性の確保 下地補修:ひび割れ補修・シーリング打ち替え・板金部の固定 塗装工程:下塗り・中塗り・上塗りの3工程が明示されているか 付帯部仕上げ:雨どい・破風板・軒天などの塗装範囲 使用塗料のメーカー・グレード・保証年数 これらが明記されていない見積書は、工事後の不具合や保証対象外トラブルにつながる恐れがあります。とくに「外壁塗装一式」といった表記だけでは、防水補修を行ったかどうかの確認が取れず、将来的に雨漏りリスクを抱えることになります。 ユートラス制度を活かす場合も、第三者が見ても工事内容が明確に分かる書類を残すことが、保証継続・資産価値維持の両面で非常に重要です。 保証制度を活かしたメンテナンス計画の立て方 長期保証制度を最大限に活かすには、点検・補修・履歴管理の3つを欠かさず行うことです。 積水ハウスの公式情報に基づく基本的な流れは次の通りです。 10年・20年点検を必ず受ける初期30年保証を維持するための必須条件。無料で実施されるケースが多い。 点検結果をもとに必要な補修を実施する外壁のひび割れ・シーリング劣化・屋根板金の浮きなどを修繕。 補修内容を住宅履歴として残す点検報告書・工事写真・使用塗料などをファイル化して保管。 30年経過時に有償点検・補修を行い再保証を申請以降10年ごとに同様の点検・補修を繰り返すことで「永年保証」が継続。 このように、ユートラス制度の根幹は「建物の健康診断サイクル」にあります。保証を形式的に延長するだけでなく、定期的に外装の状態を確認して不具合を早期に発見・修繕することこそが最大のメリットです。 また、点検や補修の際に専門店にセカンドオピニオンを求めるのも有効です。積水ハウスの基準を尊重しつつ、材料劣化や塗装品質を第三者の視点で確認することで、不要な工事や誤った判断を避けることができます。 ▼合わせて読みたい▼東松山市で外壁塗装!塗装屋の保証の確認ポイントと3つの注意点 [myphp file="comContactL01"] 保証とメンテナンスを賢く両立するなら「色彩デザイン」へご相談ください 積水ハウスの「ユートラスシステム(永年保証)」は、点検と補修を重ねることで安心を長く維持できる仕組みですが、その分、外壁や屋根のメンテナンス費用が定期的に発生します。保証継続を優先するか、コストを抑えてリフォームを行うかを判断するには、外装の状態を正確に把握することが欠かせません。 株式会社色彩デザインでは、積水ハウスの構造や仕様を理解した上で、保証を損なわない施工方法・補修プランをご提案しています。メーカー保証の考え方を踏まえた「点検・塗装・防水」のトータル診断により、将来のメンテナンスコストを見据えた最適な判断が可能です。また、外壁塗装だけでなく、屋根やシーリング、付帯部までを含めた総合的なご提案により、資産価値を維持する施工を実現します。 保証に関するお悩みや費用のご相談は、ぜひお気軽に「色彩デザイン」へ。お問い合わせフォーム・メール・お電話でのご相談はもちろん、ショールームでの直接相談も承っています。建物の将来を見据えた最善のメンテナンス計画を、一緒に立てていきましょう。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年11月05日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム外壁塗装・屋根塗装ハウスメーカー外壁補修・屋根補修修理業者の選び方塗装業者の選び方費用について
一建設「最長35年保証」のしくみと延長条件——外壁塗装は対象?

一建設「最長35年保証」のしくみと延長条件——外壁塗装は対象?

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 一建設の住宅が提供する「最長35年保証」は、長期にわたり住まいを守るための心強い制度です。しかし、この保証を35年まで延長するには、「定期的な点検」と「必要な有償メンテナンス」が条件となります。 「外壁塗装は保証対象?」「他社で修理したらどうなる?」といった疑問は尽きません。今回のお役立ちコラムでは、この長期保証の仕組みと、延長に必要な条件を明確に解説し、賢くメンテナンスを進めるための判断基準をご紹介します。 ▼合わせて読みたい▼一建設の外壁リフォームが高いと感じたら?安心保証でコストを抑える他社選択術! [myphp file="comContactL01"] 一建設の長期保証の仕組み 一建設の住宅に付帯する長期保証は、新築時の基本保証(10年)をベースに、定期的なメンテナンスを条件に長期化を図る仕組みです。制度の全体像と保証対象を理解することが、適切な修繕計画を立てる第一歩となります。 10年基本+5年刻みで延長できる「最長35年保証」 一建設の長期保証は、新築引渡し後の初期保証(10年間)が土台となっています。この10年保証満了後、5年または10年ごとに実施される点検と必要な修繕工事を受けることで、最長35年まで保証期間が延長可能となる仕組みです。 この延長システムは、単に期間を延ばすだけでなく、計画的なメンテナンスを通じて住宅の資産価値と耐久性を長期的に維持することを目的としています。保証を継続するためには、決められたタイミングで点検と修繕を実施し、その条件を満たすことが必須です。 保証対象となる主な部位(構造・防水など) 長期保証の対象となるのは、主に住宅の構造上および防水上の重要部位です。具体的には、建物の根幹となる基礎や構造躯体(柱・梁など)、そして雨水の浸入を防ぐ屋根、外壁、バルコニーの防水工事部分などが中心となります。 保証は「構造上・防水上の不具合」を対象とするものであり、美観に関する劣化は含まれていません。たとえば、外壁塗装の色あせや塗膜の剥がれといった美観の劣化は保証対象外と解されています。 延長に必要な条件—無料診断と有償修繕の関係 保証を最長35年まで延長するには、定期点検の実施と、そこで指摘された有償修繕工事の実施が条件となります。この無償点検によって防水機能の維持に必要な劣化症状(外壁のひび割れ、屋根の劣化など)が発見された場合、指定された工事店で必要な有償修繕を行わなければ、次の保証期間への延長は認められません。「無料点検」→「有償修繕の実施」→「保証延長」というサイクルが成り立っているのです。 参照元:一建設株式会社公式ホームページ:アフターサービスについて 延長に必要な点検と有償修繕の内容とは? ここでは、保証を維持するために必要な有償修繕の内容と、費用相場を紹介します。修繕の見積りによっては、一建設での修繕を継続するか、他の工務店に依頼するか判断する必要も出てくるのです。 無料診断の流れと点検される主な箇所 定期点検(無料診断)は、専門スタッフが建物を訪問し、保証の対象部位を中心に劣化状況を確認します。主な流れは、オーナー様からのヒアリングと、目視による外装・内装の確認です。 点検される主な箇所には、構造躯体や外壁、屋根、バルコニーなどが挙げられます。点検結果に基づき、保証維持のために必要な有償修繕工事が提案されます。 延長に必要な有償修繕工事の内容と費用目安 保証延長の条件となる有償修繕工事の中心は、建物の防水機能などを維持するためのメンテナンスです。具体的な工事内容と一般的な費用目安は以下の通りです。 修繕工事内容 実施目安時期 費用の目安 外壁再塗装 10年〜15年ごと 70万~150万円 屋根再塗装・補修 10年〜15年ごと 50万~90万円 シーリング打ち替え 10年ごと 10万~30万円 バルコニー防水 10年〜15年ごと 10万~30万円 点検とこれらの修繕を一建設に依頼することで、保証が継続されます。 一建設での修繕が必要な理由と、制度の注意点 長期保証を継続する最大の注意点は、保証延長に必要な修繕工事は、一建設に依頼しなければならないという点です。一建設の指定業者以外が施工した場合、その後の保証対象部位に不具合が生じた際に、原因特定が困難になるためです。 したがって、指定外の業者で保証対象部分の修繕を行った場合、保証延長の対象外となります。修繕の時期や費用との兼ね合いにより、保証継続か他の工務店への乗り換えを検討する方もいます。 参照元:一建設株式会社公式ホームページ:アフターサービスと保証 [myphp file="comContactL01"] 制度外で検討できるメンテナンスの選択肢 長期保証の継続は安心につながりますが、費用や工法の選択肢を検討する場合、あえて保証の枠組みから外れるという選択肢も生まれます。 地域の工務店に依頼するメリット—柔軟な対応・コスト・素材の提案 長期保証の縛りがない地域密着型の工務店や塗装業者にメンテナンスを依頼することには、以下のようなメリットがあります。 工法の柔軟性:特定のメーカーに縛られず、さまざまな工法や高耐久な塗料を自由に選択できます。 コスト競争力:相見積もりを取ることで、費用面での競争力が生まれる可能性があります。 素材・デザイン提案:より個性的なデザインや、最新の断熱材・防水材など、幅広い提案を受けられます。 保証延長を求めない場合は、これらのメリットがある地域密着型の工務店で住宅のメンテナンスを進めるとよいでしょう。 制度を理解したうえでの賢明な判断を! 長期保証制度を理解したうえで、目的に合わせた業者選びを行うのが、住まいのメンテナンスのポイントです。 保証延長を希望する場合は、必ず指定業者に点検・修繕を依頼してください。これが保証継続の絶対条件です。一方で費用や工法、デザインを重視したい場合は、信頼できる地域工務店に相談する方法もあります。保証継続の是非も含めて判断しましょう。 今後発生するメンテナンスの頻度やコストまで含めて比較検討し、適切な判断を下せるよう、情報収集がカギとなります。 ▼合わせて読みたい▼一建設の家は10年後に何を直す?外壁・屋根の劣化症状と費用ガイド 一建設の「35年保証」に関するよくある質問 ここでは、一建設にお住まいの方からよく耳にする質問とその回答を紹介します。 Q1.外壁塗装は保証の延長対象? A.外壁塗装の工事そのものは保証延長の条件となる「有償メンテナンス」です。しかし、外壁の美観を保つための塗装は無償施工の対象外であることに注意が必要です。塗装が剥げたからといって、無償で再塗装してもらえるわけではありません。 Q2.一建設以外に修理を依頼したら保証は切れる? A.保証対象となる「構造・防水上の重要部位」の修繕を指定外工務店で行った場合、保証は切れると考えるのが一般的です。指定業者以外での施工が、その後の保証部位の不具合の原因特定を困難にするためです。保証を継続したい場合は、定期的な点検と点検結果に基づく修繕を必ず指定業者に依頼する必要があります。 Q3.制度から外れたとしても他社でメンテを受ける意味はある? A.大いにあります。保証制度はあくまで「構造と防水の担保」。保証とは関係なく高品質かつ高耐久塗料での塗装や、最新設備への交換で、次の修繕までの期間を延ばしたり、日々の生活の質を高めたりすることができます。結果的に後々のメンテナンスコスト削減につながる投資となりうるでしょう。築10年以降のメンテナンスは、建物を長持ちさせるためにも、さまざまな選択肢の比較検討をおすすめします。 [myphp file="comContactL01"] 一建設の「35年保証」を正しく理解し、将来の修繕計画は「株式会社色彩デザイン」へ 一建設の「最長35年保証」は、安心して長く暮らせる制度ですが、その継続には“条件付き”である点を見落としてはいけません。定期点検と有償修繕の実施が必須であり、外壁塗装やシーリング補修などのメンテナンスを怠ると、保証延長が受けられなくなる仕組みです。 保証を維持する場合は一建設の指定業者で修繕を行う必要がありますが、費用面や仕上がりの自由度を重視するなら、地域の専門業者への依頼も選択肢のひとつです。 株式会社色彩デザインでは、一建設の保証制度に対応した診断・メンテナンス相談はもちろん、「保証を継続するか」「地域密着業者としてコストを抑えるか」といった判断に迷う方にも、第三者の立場から最適なアドバイスを行っています。外壁塗装・屋根塗装・防水工事などをトータルで比較検討し、将来の修繕費を見据えた提案が可能です。 築10年・15年・20年と節目を迎えるお住まいこそ、保証制度の内容を理解し、信頼できる業者に相談することが重要です。 外壁や屋根の点検、修繕計画の立案をご希望の方は、ぜひ株式会社色彩デザインへ。問い合わせフォーム・メール・電話でのご相談、またはショールームへの来店もお待ちしております。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年10月15日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム外壁塗装・屋根塗装ハウスメーカー外壁補修・屋根補修修理業者の選び方塗装業者の選び方保証について費用について
一建設の家は10年後に何を直す?外壁・屋根の劣化症状と費用ガイド

一建設の家は10年後に何を直す?外壁・屋根の劣化症状と費用ガイド

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 新築から10年という時期は、住宅の主要な防水機能や美観を維持する部材の寿命が近づく重要な節目です。一建設の住宅も例外ではなく、外壁や屋根、各種防水層に経年劣化のサインが見られ始めます。 今回のお役立ちコラムでは、築10年を迎える住宅に共通する具体的な劣化症状と、必要なメンテナンス工法、そしてその費用目安を解説します。早期の点検と適切な修繕計画を立てることで、大切な住まいの耐久性を高めましょう。 [myphp file="comContactL01"] 一建設の家で10年後に見られる主な劣化症状 築10年が経過すると、住宅の外装は紫外線や風雨の影響により、さまざまな劣化サインが生じます。これらの症状は単なる美観の問題ではなく、放置すると建物の防水機能や構造にまで影響を及ぼすため、早期発見が重要です。 外壁の劣化サイン 外壁で最も一般的で分かりやすい劣化サインは、チョーキング(白い粉)です。これは塗膜の劣化により顔料が粉状になり表面に現れる現象で、再塗装が必要なサインです。その他、外壁材に細いひび割れ(クラック)が発生したり、部分的な色あせや塗膜の剥がれが見られたりします。 特に注意すべきは、窓まわりや外壁の継ぎ目に使用されているシーリングの劣化や切れです。シーリングがひび割れたり剥がれたりすると、そこから雨水が直接壁の内部へ浸入してしまいます。 屋根の劣化サイン 屋根も外壁と同様に過酷な環境に晒されています。スレート屋根の場合、色あせが目立ち始め、防水性の低下が進行しがち。また、北面などの日当たりが悪い箇所には、苔や藻が発生しやすくなります。これは、屋根材が常に湿った状態にあることの証。屋根材の劣化も早まるでしょう。 塗膜が剥がれて屋根材の表面が露出すると、屋根材自体の吸水性が高まり、防水機能が著しく低下します。屋根の防水機能が低下すると、雨水が屋根材の下に回り込み、構造材の腐食へとつながるリスクが高まります。 バルコニーや設備まわりの劣化 バルコニーでは、床面の防水層の摩耗や、軽度なひび割れ、水たまりが見られることがあります。雨樋も、強風や経年によるズレや破損、または落ち葉などによる詰まりが発生しやすい箇所です。 また、住宅設備においては、給湯器や換気扇などの機器が寿命を迎える時期にあたります。これらの劣化や不具合は、水の流れを阻害したり、生活の質に関わったりするため、外装とあわせて点検することをおすすめします。 劣化症状別の主な修繕方法と費用目安 築10年でのメンテナンスは、外壁・屋根の再塗装が中心となるでしょう。ここでは、主要な修繕項目と推奨される工法、および一般的な費用の目安を30坪前後の戸建てを想定して紹介します。 外壁・コーキングまわりの補修 外壁のチョーキングや色あせ、ひび割れといった症状が見られた場合、再塗装が推奨されます。外壁塗装の工程は、劣化した塗膜を除去する高圧洗浄、ひび割れなどを埋める下地補修、そして新しい塗料を塗布する作業です。 外壁塗装を行う際は、シーリングの打ち替えも同時に行うのが一般的です。コーキング材は防水の要であり、外壁塗装の足場が組まれている間に補修を行うことで、後々のメンテナンスコストを抑えられます。 費用は塗料のグレードや建物の状況によりますが、70万円から150万円程度が目安です。 屋根・バルコニーのメンテナンス 屋根材に色あせや藻の発生が見られる場合は、屋根材の保護と防水機能回復のために屋根塗装を行います。屋根塗装も洗浄と下地処理を行ったうえで、シリコン塗料や遮熱塗料などで再塗装するのが一般的で、費用は50万円から90万円程度が目安です。 バルコニーは、防水層の摩耗やひび割れに対して、既存の防水層を保護するトップコートの塗り替えや、下地から補修するウレタン防水工法が適用されます。バルコニーは水が溜まりやすいため、早期メンテナンスで防水機能を維持しましょう。費用は10万円から30万円程度が相場です。 そのほかのメンテナンス項目 主要な外装メンテナンス以外にも、築10年で見直すべき項目があります。 メンテナンス内容 費用の目安 雨樋の部分補修や全交換 5万~30万円 内装クロス(壁紙)の張り替え 10万~50万円 給湯器や換気扇などの主要設備の交換 10万~50万円/台 優先順位を考慮して修繕計画に組み込みましょう。 [myphp file="comContactL01"] 住まいを守るメンテナンスのポイント 住宅を長期間快適に維持するためには、ただ修繕するだけでなく、適切な工法やタイミングを知っておくことが大切です。ここでは、メンテナンスの計画を立てるうえで知っておきたいポイントを解説します。 塗装・シーリングは10年サイクルが目安 使用されている素材や環境によりますが、外壁や屋根の塗装、およびシーリング材は、新築から約10年が最初の大きなメンテナンスサイクルとなります。10年を過ぎると防水層の保護機能や止水機能が低下し、雨水の浸入リスクが高まります。 この時期に再塗装やシーリングの打ち替えを行うことで、外装の防水性能を回復させましょう。次の20年、30年と住宅を長寿命化させることにもつながります。 早期補修でトータルコストを削減 劣化の症状が現れた初期段階で小規模な補修を行うことは、長期的に見てトータルコストを大幅に削減することにつながります。 たとえば、外壁の小さなひび割れや屋根の藻・カビなどは、軽度であれば1万円から10万円程度の部分補修で済みます。しかし、これを放置して全体に症状が拡大したり、雨漏りにつながったりすると、外壁全体の再塗装や屋根の葺き替え、さらには下地補修が必要です。全面改修となると、コストが100万円以上になる場合も珍しくありません。 小さなサインを見逃さず、早期対応でコスト圧縮を図りましょう。 ホームインスペクション・メーカー点検の活用 適切なメンテナンス計画を立てるためには、まず建物の現状を正確に把握することが大切です。一建設をはじめとした多くの住宅メーカーでは、新築から10年目に定期点検サービスを提供しています。 メーカー点検に加え、ホームインスペクション(第三者による住宅診断)の活用もおすすめ。専門の診断士に依頼することで、メーカーとは異なる視点から建物の劣化状況を公平に評価してもらえます。これらの点検サービスを有効活用し、築10年時点の正確な劣化状況を把握しましょう。 [myphp file="comContactL01"] 築10年後の一建設の家に関するFAQ ここでは、一建設の家のメンテナンスを検討している方からよく耳にする質問を紹介します。 Q1.一建設の家は他メーカーより劣化が早い?遅い? A.住宅の劣化速度は、使用されている外壁材や塗料の種類、地域の気候、立地条件、そして日常のメンテナンス状況によって大きく左右されます。 たとえば、日当たりの強い南面は塗膜の劣化が早くなるなど、特定のメーカーに固有の問題ではなく、すべての住宅に共通する自然な経年変化です。築10年で劣化サインが見られるというのは、標準的な目安。大切なのは、メーカー問わず、このタイミングで適切なメンテナンスを行うことです。 Q2.外壁塗装は何年周期で行うのがよい? A.一般的に、10年〜15年周期での再塗装が推奨されます。多くの住宅で採用されている標準的なシリコン塗料の耐用年数がおおむねこの期間であるためです。ただし、近年使用される高耐久のフッ素塗料や無機塗料であれば、15年〜20年以上の耐久性を持つものもあります。 Q3.修繕時にリフォームローンは使える? A.修繕内容によりますが、リフォームローンを利用できる場合があります。外壁塗装や屋根の補修、水まわり設備の交換といった大規模な修繕は、リフォームローンの対象となることが一般的です。銀行などの金融機関が提供する有担保型・無担保型のリフォームローンや、自治体が提供する優遇金利のローンなど、さまざまな選択肢があります。 [myphp file="comContactL01"] 築10年の住まいを守る第一歩は色彩デザインへの相談から 一建設の住宅に限らず、築10年を迎えた住まいでは、外壁や屋根、防水層の劣化が進み始めます。チョーキングやひび割れ、コーキングの切れなどを放置すると、雨漏りや内部腐食へと発展し、修繕費が膨らむケースも少なくありません。だからこそ、このタイミングでの点検とメンテナンスが、家を長持ちさせる最大のポイントです。 株式会社色彩デザインでは、外壁塗装・屋根塗装を中心に、バルコニー防水や雨樋交換など、築10年以降に必要なトータルメンテナンスに対応しています。専門スタッフが診断から最適な塗料・工法の提案まで丁寧にサポートし、住宅の美観と防水性をしっかりと回復。 住まいの寿命を延ばすためにも、まずは現状を正確に知ることが大切です。外壁や屋根の色あせ、シーリングのひび割れなど気になるサインがあれば、ぜひ株式会社色彩デザインまでご相談ください。問い合わせフォーム・メール・電話、またはショールームでのご相談もお待ちしております。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年10月10日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム外壁塗装・屋根塗装ハウスメーカー外壁補修・屋根補修修理業者の選び方塗装業者の選び方保証について費用について
東栄住宅の「60年保証」を延長するには?点検内容と外壁・屋根の実費を整理

東栄住宅の「60年保証」を延長するには?点検内容と外壁・屋根の実費を整理

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! 東栄住宅の「最大60年間の品質保証」という手厚いアフターサポートに魅力を感じている方は多いことでしょう。これほど長期の保証はとても心強いポイントです。 しかし、この「最大60年保証」は、ただ自動的に継続するものではありません。実は、大切な住まいの品質を長期にわたって維持し、保証を最大限に活用し続けるためには、「定期的な点検」と、それに伴う「適切なメンテナンス」が欠かせない条件となります。 今回のお役立ちコラムでは、東栄住宅の「60年保証」を延長するために必要な知識や有償メンテナンスの相場などを詳しく解説しますので、参考にしていただければ幸いです。 ▼合わせて読みたい▼東栄住宅の外壁リフォームをお得に!ハウスメーカー以外で安心保証を得る方法 [myphp file="comContactL01"] 東栄住宅の「60年保証」を延長するには? 東栄住宅の「最大60年保証」は、当初の保証期間を最長60年まで延長していくための条件付きのプログラムであり、主に以下の条件を満たす必要があります。 定期点検の実施と有償メンテナンスの実行 点検時期 期間 主な点検内容と目的 初期 6ヶ月・1年・2年 初期不良や建具の調整など、住み始めに発生しやすい不具合の確認と修正。 長期点検 5年・10年 構造躯体や雨漏りに関わる重要な部位、防蟻処理(シロアリ対策)の状態を重点的にチェック。10年目の点検は、初期保証終了後の保証延長を判断する重要な節目となります。 その後の点検 15年・20年・25年・30年 外壁、屋根、バルコニーなど外部の劣化状況を詳細に確認。長期保証の継続に必要な有償メンテナンス工事の適切な時期を診断・提示することが主な目的となります。 保証を延長するためのもっとも重要な条件は、東栄住宅グループが定める定期的な点検を受け、その際に指摘された有償のメンテナンス工事を東栄住宅側で実施することです。 点検の結果、「建物の品質を維持するために必要」と指摘された屋根工事・外部塗装工事・防水工事・防蟻処理工事などのメンテナンスを、有償で実施することも保証延長の条件となります。 特に防蟻処理(シロアリ対策)は当初の保証期間が5年であるため、保証を継続するためには5年ごとの無料定期点検時に、防蟻工事(薬剤散布)を有償で更新する必要があるので注意しましょう。 施工業者の限定 保証の継続と延長を確実にするため、メンテナンス工事の実施業者が厳しく限定されています。保証の対象となるメンテナンス工事は、東栄住宅またはグループ会社(主に東栄ホームサービス株式会社)に依頼しましょう。 東栄住宅グループ以外でメンテナンスをおこなった場合、その後の長期保証の延長は対象外となるため、注意が必要です。 対象物件の条件(住宅性能の基準) 延長保証の対象となる物件は、高い耐久性・耐震性を確保していることが前提とされています。 延長保証の対象物件は、耐震等級(倒壊・損傷)「3」・耐風等級「2」・劣化対策等級「3」・維持管理等級「3」以上など、特定の高い住宅性能評価を取得した自社実施設計のものに限定されることもあるため、事前に確認しておきましょう。 ▼合わせて読みたい▼ハウスメーカー以外での外壁メンテナンスのメリットは?保証新設可能ならコスト削減も叶う! 有償メンテナンス(修理)の相場 東栄住宅の長期保証を維持するために重要な、主なメンテナンス工事の費用相場について、一般的な戸建て住宅(延床面積30坪前後)を想定し紹介します。建物の形状・使用する材料のグレード・劣化状態、そして足場が必要かどうかによって費用は大きく変動するため、ここに示すのはあくまでも目安として参考程度にお考えください。 屋根工事(葺き替え・カバー工法) 屋根材の種類や工法によって相場は大きく変わります。 屋根カバー工法 屋根カバー工法は、既存の屋根を剥がさずに新しい屋根材を重ねる方法で、工期が短く費用も抑えられます。一般的な相場は80万円から150万円程度です。 屋根葺き替え工法 屋根葺き替え工法は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地から新しく作り直す方法です。下地の補修や廃材処分費はかかるため高くなりますが、もっとも耐久性が向上します。相場は120万円から250万円程度です。 ▼合わせて読みたい▼屋根カバー工法には失敗もある?デメリットから見る後悔しないためのポイント 外部塗装工事(外壁塗装) 外壁塗装は、建物の美観維持だけでなく、外壁材を雨水や紫外線から守るために非常に重要です。費用は主に塗料の種類と外壁面積で決まります。一般的な戸建ての外壁塗装(シリコン系〜フッ素系塗料)の相場は、80万円から150万円程度です。 耐久年数が10年程度のシリコン塗料を選ぶと安価に、耐久年数が15年以上のフッ素塗料や無機塗料を選ぶと高価になりますが、その分塗り替えサイクルが長くなるため、トータルコストは抑えられるでしょう。 外部防水工事(バルコニー・ベランダ防水) バルコニーやベランダの防水層は、紫外線や雨水によって劣化しやすく、雨漏りの主要な原因の一つになります。 防水トップコートの塗り替え 既存の防水層の表面保護材(トップコート)の劣化が軽度な場合、再塗装で十分です。相場は5万円から15万円程度となります。 FRP防水やウレタン防水のやり替え 防水層自体にひび割れや剥がれがあり、水の浸入リスクが高い場合は、防水層を根本的にやり直す必要があります。面積によりますが、相場は20万円から50万円程度です。 防蟻処理工事(シロアリ対策) シロアリ対策の保証を継続するための薬剤散布工事です。薬剤の種類や散布面積にもよりますが、一般的な戸建て住宅の床下全体への薬剤散布(再処理)の相場は、15万円から30万円程度となります。この工事を東栄住宅グループに依頼することで、5年間のシロアリ保証が更新されるため重要です。 ▼合わせて読みたい▼屋上の防水で雨漏り対策!塗装やシーリングの費用相場 [myphp file="comContactL01"] 東栄住宅の有償メンテナンスをおこなう上で知っておきたいこと 栄住宅の長期保証を維持するための有償メンテナンスをおこなう上で、後悔せず安心して工事を進めるために知っておくべき重要なポイントを解説します。 「保証継続」と「建物の維持」の目的の理解 長期保証を延長するための有償メンテナンスは、単なる「修理」ではなく、「保証を継続すること」と「建物の資産価値と耐久性を維持すること」という二重の目的があります。 東栄住宅グループが指定したメンテナンスプログラムを、指定された時期に、指定された業者(東栄住宅グループ)で実施しなければ、その後の保証は打ち切りになるため注意しましょう。 メンテナンスを先延ばしにすると、保証が切れるだけでなく、軽微な劣化が進行して大規模な修繕(高額な費用)が必要になるリスクが高まります。 工事の範囲と質の確保 保証継続が目的であっても、工事の品質が低ければ意味がありません。普段見えない屋根の上や壁の内部、防水シートの施工状況など、工事の重要な工程ごとに写真付きの報告書を必ず提出してもらうように事前に要求してください。これにより、手抜き工事を防ぎ、工事の質を確保できます。 外壁塗装の際、外壁本体だけでなく、雨どい・軒天(のきてん)・破風板(はふいた)などの付帯部も、適切に下地処理・塗装されるかを確認しましょう。これらの劣化が雨漏りや建物の損傷につながることが多いためです。 メンテナンス工事自体にも、施工業者(東栄ホームサービスなど)独自の工事保証期間が設定されています。その期間と保証内容(例:防水層のひび割れは保証対象か)を明確にしておきましょう。 [myphp file="comContactL01"] FAQ|東栄住宅の「60年保証」についてよくある質問 東栄住宅の「最大60年保証」制度は、一般的な住宅保証と比べて非常に長期にわたるため、延長条件や点検内容、メンテナンスの扱いについて多くのご質問をいただきます。ここでは、保証延長を検討する法人オーナー・管理担当者の方向けに、代表的な質問とその回答をまとめました。 Q.東栄住宅の「最大60年保証」は、最初から60年間保証されるわけではないのですか? 東栄住宅の「最大60年保証」は、当初の保証期間(初期保証)を終えた後、一定の延長条件をクリアすることで、最長60年まで保証期間を延長していけるプログラムとなります。 Q.東栄住宅の60年保証は、どの部分が対象になりますか? 構造躯体(基礎・柱・梁など)および防水性能を維持するための主要部分が対象です。外壁や屋根、バルコニー防水などは、点検時に有償メンテナンスを実施することで延長対象となるケースが多く、建物全体を包括的に保護する仕組みとなっています。 Q.点検を受けないとどうなりますか? 東栄住宅グループが定める定期点検を受けなかった場合、延長保証は自動失効します。点検には「保証継続の判定」と「劣化部位の早期発見」という2つの目的があり、未受検は保証の終了に直結します。 Q.メンテナンス工事を他社に依頼した場合、保証は続きますか? いいえ。延長保証の対象工事は、原則として東栄住宅またはグループ会社(東栄ホームサービス株式会社など)によって実施される必要があります。他社施工は保証対象外となり、保証延長が認められません。 Q.外壁塗装や屋根改修の費用はどの程度を想定すべきですか? 外壁塗装は塗料や面積により80万〜150万円前後、屋根改修は工法によって80万〜250万円程度が相場です。建物の形状や使用材料により費用は変動しますが、10年単位でのメンテナンス予算として計画的に積み立てておくことが望ましいでしょう。 Q.東栄住宅の保証を継続するうえで、注意すべき点はありますか? 点検・補修の時期を逃さないこと、工事報告書の確認を怠らないこと、そして指定業者以外に発注しないことの3点が重要です。これらを遵守することで、保証と建物性能の両立が可能になります。 Q.台風などの災害で屋根が破損し、修理が必要になりました。有償メンテナンスとは別に、火災保険は利用できますか? 利用できる可能性は高いでしょう。台風や突発的な事故による屋根や外壁の破損は、長期保証の有償メンテナンスではなく、加入している火災保険の「風災補償」の対象となります。気になる場合は東栄住宅と保険会社の双方に連絡してみるとよいでしょう。 ▼合わせて読みたい▼外壁修理に火災保険が使えるって本当?|【色彩デザインは東松山市の外壁塗装専門家】 [myphp file="comContactL01"] 『東栄住宅』施工のお住まい・不動産の外壁・屋根メンテナンスも「色彩デザイン」におまかせください 東栄住宅の「最大60年保証」は、定期的な点検と適切なメンテナンスを組み合わせることで、建物の資産価値と耐久性を長期にわたって維持できる制度です。 しかし、保証を延長するためには、屋根・外壁・防水といった外装部分の工事品質を確保することが前提となります。とくに法人や不動産管理業者の皆さまにとって、複数物件を適正に維持するには、信頼できる施工パートナーの存在が欠かせません。 株式会社色彩デザインでは、東栄住宅をはじめとする各メーカー住宅の仕様や構造を理解したうえで、保証延長に対応可能な高品質な外壁・屋根メンテナンスを提供しております。 現地調査から見積もり、施工計画、完工報告までを一貫して対応し、長期的な保全体制をサポートします。 お問い合わせは、 専用フォームからのお問い合わせ メールでのご相談 お電話での技術相談 ショールームへのご来店 いずれの方法でも承っております。保証延長や点検時の補修計画でお困りの際は、ぜひ株式会社色彩デザインまでご相談ください。 ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年10月05日 更新 詳しく見る
お役立ちコラム外壁塗装・屋根塗装ハウスメーカー外壁補修・屋根補修修理業者の選び方塗装業者の選び方費用について
アパート外壁塗装の相場はいくら?オーナーが知るべき費用と工事の実態

アパート外壁塗装の相場はいくら?オーナーが知るべき費用と工事の実態

皆様こんにちは!!  坂戸市、飯能市、東松山市、日高市の外壁塗装・屋根リフォーム専門店 株式会社色彩デザインです! 代表取締役の小久保です! アパート経営において、外壁塗装は入居率と建物の寿命を左右する重要な工事です。建物の外観は入居希望者が最初に目にするポイントであり、外壁が劣化していると「管理が行き届いていない」「古い印象を受ける」といったネガティブな評価につながります。 また、外壁のひび割れや塗膜のはがれを放置すると雨漏りや構造の劣化が進み、修繕費がさらに膨らむ可能性もあります。そのため、最も気になるのが「アパートの外壁塗装にはいくらかかるのか?」という点ですよね。 今回のお役立ちコラムでは、塗装費用の目安や工事の実態、費用をおさえるためのコツまでお話していきます。 ▼合わせて読みたい▼アパートの屋根塗装と修理内容はどう決まる?適正料金で叶えるためのポイントを徹底解説! [myphp file="comContactL01"] アパート外壁塗装の相場はいくら? アパートの外壁塗装費用は、建物の規模・外壁材・塗料の種類・工事範囲などによって大きく異なります。相場の幅が大きい理由は、外壁材の種類や劣化状況、使用する塗料のグレードによって大きく変わるからです。 以下に一般的な相場の目安をまとめます。 小規模アパート(2階建て・6~8戸) 相場:150万~250万円前後 木造や軽量鉄骨造で、延床面積100~150㎡程度のケースです。比較的工期も短く、1カ月以内に完了することが多いです。 中規模アパート(2~3階建て・10~15戸) 相場:300万~500万円前後 外壁面積が広くなるため、足場代や塗料代が大きく上乗せされます。シーリングや下地補修の範囲も増えやすく、全体的に工期が長くなります。 大規模アパート(3階建て以上・20戸以上) 相場:500万~1,000万円以上 RC造や鉄骨造で、外壁面積が非常に広いケースです。塗料の使用量が膨大になるだけでなく、防水工事やバルコニーの補修など付帯工事も同時に発生することが多いため、費用は高額になります。 費用を左右する主な要素 外壁塗装の金額を決定するのは「面積×単価」だけではありません。オーナーが理解しておくべき費用の内訳を見ていきましょう。 1.建物の大きさ・階数 足場代は工事全体の20~30%を占めることが多く、建物が大きいほど高額になります。2階建てよりも3階建て以上のアパートは足場の組立が大掛かりになるため、費用が大幅に上がります。 2.外壁材と劣化状況 劣化が進んでいると補修費が数十万円単位で追加されることもあります。 サイディングボード:塗装と同時にシーリングの打ち替えが必要 モルタル壁:ひび割れ補修や下地調整が必須 ALCパネル:吸水性が高く、防水塗料や下地処理が重要 3.塗料の種類 初期費用は高額でも、耐用年数が長い塗料を選ぶことで長期的にはコストダウンにつながります。 シリコン塗料(耐用10~12年):1㎡あたり2,500~3,500円 フッ素塗料(耐用15~20年):1㎡あたり3,500~5,000円 無機塗料(耐用20年以上):1㎡あたり4,500~6,000円 4.付帯工事の有無 外壁塗装と同時に、以下の工事が必要になるケースが多いです。 屋根塗装(50~150万円) バルコニー防水工事(20~50万円) シーリング打ち替え(30~100万円) これらをまとめておこなうことで、毎度の工事で必要になる足場代を節約できます。 アパートでの外壁塗装の工期目安 外壁塗装の工事は「壁に色を塗るだけ」と思われがちですが、実際には建物の安全性や耐久性を維持するために、多くの工程を丁寧に積み重ねていきます。とくにアパートの場合は入居者が生活している状態で工事を進めるため、作業の質だけでなく周囲への配慮も重要です。 ここでは、オーナーが理解しておくべき工事の全体像を解説します。 足場の設置と養生 まずは建物全体を覆うように足場を設置します。作業員の安全確保や、塗装の精度を上げるために欠かせない工程です。足場を組んだ後は飛散防止シートで建物を覆い、塗料やホコリが周囲に広がらないよう対策します。 高圧洗浄による下地処理 長年の雨風で外壁には汚れやカビ、古い塗膜が蓄積しています。これらを強力な水圧で洗い流し、塗料がしっかり密着できる状態に整えます。洗浄が不十分だと仕上がりの美観や耐久性に大きく影響するため、見えない部分ほど丁寧な施工が必要です。 下地補修・シーリング工事 外壁にひび割れ(クラック)や目地の劣化が見られる場合、シーリング材を打ち替えたり充填したりして補修します。この段階での対応が甘いと、塗装後に雨水が侵入し、せっかくの塗膜が早期にはがれてしまうリスクがあります。 塗装工程(下塗り・中塗り・上塗り) 塗装は最低3回に分けておこなわれます。下塗りで下地を整え、中塗り・上塗りで色や耐久性を重ねていくのが基本です。メーカー仕様に沿った適切な回数や塗布量を守ることで、本来の耐用年数を発揮できます。 付帯部の塗装 雨樋、軒天、鉄部、ベランダの手すりなど、外壁以外の部分も同時に塗装するケースが一般的です。細部まで仕上げることで見た目の印象が引き締まり、建物全体の資産価値も維持できます。 最終検査と足場解体 塗りムラや塗り残しがないかを確認したうえで、オーナー立ち会いの検査をおこないます。問題がなければ足場を解体し、工事完了となります。 [myphp file="comContactL01"] アパートでの外壁塗装の工期目安 アパートの規模や天候条件によって工期は前後しますが、一般的には以下が目安です。 小規模アパート(6戸前後):おおよそ2~3週間 中規模以上(10戸以上):3~5週間、場合によっては1カ月以上かかることも 雨天が続くと作業が中断するため、余裕をもったスケジュールを見積もることが大切です。 居住者への配慮 外壁塗装は入居者の生活空間に直結する工事です。工事中は以下のような不便が生じることがあります。 足場やシートで日当たりが悪くなる 高圧洗浄や工具の騒音 塗料のにおいによるストレス ベランダが使えず洗濯物が干せない こうした不満が入居者から直接オーナーに寄せられるケースも少なくありません。トラブルを避けるためには、工事開始前に案内文を配布し、期間や注意点を明確に伝えることが大切です。施工会社によっては、掲示板やポスティングで定期的に工事の進捗を知らせてくれるところもあります。 見積もり時のチェックポイント 外壁塗装の見積もりは「価格だけ」で判断するのは危険です。オーナーが確認すべきポイントを紹介します。 内訳の明細があるか 足場代、塗料代、人工代、付帯工事費などが明確に分かれているか確認しましょう。 相見積もりを取る 最低3社から見積もりを取り、金額差や工事内容を比較することが大切です。 保証とアフターサービス 工事保証は5~10年が一般的。定期点検やアフターサービスがある業者を選ぶと安心です。 施工実績の有無 アパートやマンションの施工経験が豊富な業者は、居住者対応にも慣れておりトラブルが少ない傾向にあります。 外壁塗装を怠った場合のリスクと適切なタイミング アパートの外壁塗装を「まだ大丈夫」と先延ばしにしてしまうと、思わぬコスト増につながります。外壁の塗膜は日差しや雨風にさらされて常に劣化しており、寿命を迎えると防水性が一気に落ちます。 そのまま放置すると、外壁のひび割れやシーリングの剥離から雨水が浸入し、内部の木材や鉄骨が腐食・サビで傷むことになります。結果的に外壁塗装だけでは済まず、防水工事や大規模修繕にまで発展し、数百万円単位で余計な費用がかかるケースも少なくありません。 塗装の適切なサイクルは塗料や立地条件にもよりますが、10~15年ごとが目安です。沿岸部や交通量の多い道路沿いなど、環境が厳しいエリアでは劣化が早まる傾向があるため、オーナーは定期的に外壁の状態をチェックすることが大切です。 また、工事を依頼する時期にも工夫が必要です。梅雨や台風シーズンは雨天による工期遅延が発生しやすく、夏場は塗料が乾燥しすぎて作業効率が落ちる場合もあります。春や秋など比較的安定した気候を選ぶことで、工期短縮や仕上がりの安定につながります。 アパート外壁塗装で費用をおさえるためのコツ アパートの外壁塗装は高額ですが、工夫次第でコストをおさえることができます。 屋根や防水工事と同時に実施 足場代を1回で済ませることができ、数十万円の節約につながります。 補助金・助成金を活用 自治体によっては「住宅リフォーム助成金」「省エネ改修補助金」などを利用できる場合があります。最新情報を必ず確認しましょう。 耐久性のある塗料を選ぶ 安い塗料を使って10年ごとに塗り替えるより、耐用年数20年以上の塗料を選んだ方が結果的にトータルコストは下がります。 [myphp file="comContactL01"] FAQ|アパート外壁塗装についてよくある質問 アパートの外壁塗装は、戸建て住宅と比べて規模も費用も大きく、入居者対応など法人オーナーならではの配慮も必要です。ここでは、オーナー様から特によく寄せられる質問をまとめました。費用や工期、助成金から入居者対応まで、気になるポイントを解説します。 Q.アパート外壁塗装の相場はどのくらいですか? A.小規模アパート(6~8戸)で150万~250万円前後、中規模(10~15戸)で300万~500万円前後、大規模(20戸以上)では500万~1,000万円以上が目安です。外壁材や塗料の種類によって変動します。 Q.工事期間はどのくらいかかりますか? A.小規模アパートなら2~3週間程度、中規模以上は3~5週間、規模によっては1カ月を超えることもあります。天候に左右されやすいため、余裕をもった計画が必要です。 Q.入居者への配慮はどうすればよいですか? A.工事前に案内文を配布し、工期や注意点を周知することが大切です。色彩デザインでは、掲示板やポスティングで進捗状況を定期的にお知らせし、入居者トラブルを最小限に抑える工夫をしています。 Q.助成金や補助金は使えますか? A.自治体によっては「住宅リフォーム助成金」「省エネ改修補助金」が利用可能です。色彩デザインでは最新の補助金情報を調べたうえで、利用可能な制度をご提案します。 Q.費用をおさえるコツはありますか? A.屋根や防水工事と同時に実施して足場代を1回で済ませる、耐久性の高い塗料を選ぶ、補助金を活用することが効果的です。長期的に見れば高耐久塗料を選んだ方がコストを抑えられます。 [myphp file="comContactL01"] 安心のアパート外壁塗装は株式会社色彩デザインにおまかせ! 外壁塗装は単なる見た目の問題ではなく、建物の資産価値を維持し、入居率を安定させるための投資です。 株式会社色彩デザインでは、アパートの塗装実績も豊富です。まずは診断から初めて現状把握をしてみてください。ショールームでのご相談も大歓迎です! ▼合わせてチェック▼色彩デザインのショールーム [myphp file="comContactL01"] 2025年09月12日 更新 詳しく見る
外壁塗装・屋根塗装費用について法人様はこちらアパート・マンション

外壁塗装のプロに相談しよう!

今だけ!見積もり依頼クオカード500円分進呈!!

ショールーム来店予約

お見積もりを取られている方へ!

相談・見積・診断は無料です。お気軽に!!

お気軽にお問い合わせ下さい!

0120-130-522 受付 10:00-19:00 水曜定休(飯能店:日曜定休)